4月22日(金)

今日は、インキネンの首席客演指揮者としては最後の演奏会でイギリス・プログラムです。
〝インキネン、お話しするの巻〟としてアフタートークもありました。

ブリテン/ヴァイオリン協奏曲
~休憩~
ホルスト/組曲「惑星」
指揮/ピエタリ・インキネン
ヴァイオリン/庄司紗矢香
コンサートマスター/千葉清加
フォアシュピーラー/九鬼明子
ソロ・チェロ/菊地知也

今日のソリスト庄司紗矢香さんとインキネンとはケルンでヴァイオリンを学んでいた仲で、初めてインキネンが指揮を任された時、共演したのが庄司紗矢香さんだったという事をアフタトークでお話してくれました。

ブリテンのヴァイオリン協奏曲は、ブリテンが25歳の時に作ったもので、通常とは逆の緩急緩の3つの楽章を、続けて演奏するように指定されている。
アンコールはスペイン内戦時の軍歌「アヴィレスへの道」
後半のホルスト「惑星」は、占星術の知識を生かして作られたスケールの大きな作品
第1曲「火星、戦争をもたらす者」第2曲「金星、平和をもたらす者」第3曲「水星、翼のある使者」第4曲は有名な「木星、快楽をもたらす者」第5曲「土星、老いをもたらす者」第6曲「天王星、魔術師」第7曲「海王星、神秘主義者」からなっている。
東京音大の女性コーラスが入る第7曲は、最後の1小節を繰り返しながら消えてゆくのですが、女性コーラスは声のみの出演で、アカペラのような最後は難しそう!
インキネンの若さと清々しさに熊本地震の募金にもすぐに応じてしまいました。

日フィル・第679回東京定期演奏会
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