6月24日(金)

シルヴァン・カンブルランの指揮で

ベルリオーズ/序曲「宗教裁判官」
デュティユー/チェロ協奏曲「遥かなる遠い世界」
~休憩~
ブルックナー/交響曲第3番(第3稿)
指揮/シルヴァン・カンブルラン
チェロ/ジャン=ギアン・ケラス
コンサートマスター/長原幸太
フォアシュピーラー/小森谷巧

生誕100年を迎えたアンリ・デュティユーのチェロ協奏曲「遙かなる遠い世界」は、ボードレールの詩集「悪の華」の「髪」という詩からとられた。

第1楽章〝謎〟(そしてこの象徴的な自然の中で)
第2楽章〝眼差し〟(眼から、あなたの緑の眼から流れ出る毒/私の魂が震え/逆さまの姿を映す湖水)
第3楽章〝うねり〟(黒檀の海よ、お前にはまばゆい夢がある/帆布と船乗りと長旗とマストの)
第4楽章〝鏡〟(私達二人の心臓は大きな焔となり/向かい合った鏡の中に/私達の心臓の二倍の光を反射させよう)
第5楽章〝讃歌〟(あなたたちの夢を大事にしなさい)
となっている。

チェリストのケラスは、アンコールもあり、バッハの無伴奏第1番からプレリュードでした。

読響・第559回定期演奏会
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