10月19日(水)

読響・カンブルラン指揮

シューベルト(ウェーベルン編)/6つのドイツ舞曲D820
コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲
~休憩~
ヨハネス・マリア・シュタウト/ヴァイオリン協奏曲「オスカー」(日本初演)
デュティユー/交響曲第2番「ル・ドゥーブル」
指揮/シルヴァン・カンブルラン
ヴァイオリン/五嶋みどり
コンサートマスター/日下紗矢子、長原幸太

ウィーンのアントン・ウエーベルンがシューベルトの没後100年の催しのためシューベルトのピアノ曲「6つのドイツ舞曲」の編曲を依頼され、作ったこの「6つのドイツ舞曲」は、しなやかで優雅な雰囲気を漂わせている。

コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は、カンブルラン、ヴィヴィアン・ハーグナーさん、広上純一、クララ=ジュミ・カンさん、山田和樹、小林美樹さんで聴いている、マーラーに才能を認められたコルンゴルトがマーラーの妻、アルマに捧げた曲で、今日は五嶋みどりさんのヴァイオリンです。
素敵な女性ヴァイオリニストが演奏しますね!
コルンゴルトは、ナチスの台頭でウィーンでの活動が困難になると、アメリカにわたり、活動をハリウッドに移して映画音楽を作って大成功を収めたため、その影響で、壮大でドラマチックな音楽となっている。

次は、オーストリアのインスブルックで生まれたヨハネス・マリア・シュタウトのヴァイオリン協奏曲「オスカー」、五嶋みどりさんが依頼して作ってもらった曲です。

最後は、今年生誕100年を迎えたフランスの作曲家アンリ・デュティユーの交響曲2番「ル・ドゥーブル」(分身)で、クーセヴィツキー財団の委嘱により、ボストン交響楽団創立75周年のために作曲された。指揮者の前に半円を描くように配置された小管弦楽群とそれを取り囲む大管弦楽群とが対立や対話を重ねて、クラリネットからはじまり次々と変装・変容してゆく。

読響・第563回定期演奏会
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