1月15日(日)

大寒波襲来の今日、ダウンのコートを着て鵠沼海岸から演奏会場のレスプリ・フランセまで歩いていると、以前このサロンコンサートに出演したヴァイオリンの小林美樹さんがお母様らしき方と歩いていました。
今日の演奏者はこのサロンで企画している「新しい波」という新人演奏家を紹介するシリーズの23回目で、上村文乃さんのチェロ・リサイタル。
小林美樹さんも美しいお姉さまと「新しい波」シリーズで共演されて、私としてはそれ以来小林姉妹の大ファンになってしまいましたが、今回観客として聴きに来られたらしい。

ベートーヴェン/「魔笛」の主題による7つの変奏曲WoO46
シューベルト/アルペジォーネ・ソナタ イ短調D.821
~休憩~
黛敏郎/無伴奏チェロのための“BUNRAKU”
ヒナステラ/パンペアーナ第2番作品21
レスピーギ/アダージョと変奏P.133
ショパン/序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 作品3
チェロ/上村文乃(かみむら・あやの)
ピアノ/須関裕子(すせき・ひろこ)

チェロの上村文乃さんは20代半ばの若さですが、ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門で1位、ピアノの須関裕子さんは、桐朋在学中にチェルニー=ステファンスカ国際ピアノコンクールで優勝し、現在は母校で講師を務めている。

盛りだくさんの作品を聴かせていただいてすっかり感激してしまい、またこの二人のファンになってしまいそう・・・
黛敏郎の「文楽」は、無伴奏で人形浄瑠璃の雰囲気がとってもよく出ていたし、ヒナステラ、レスピーギなど初めての曲もとても面白かった。
アンコールはチェコのデヴィッド・ポッパーの「妖精の踊り」、超高速のハイテクニックで若さが弾けました。

第359回鵠沼サロンコンサート
Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください