6月17日(土)
晴海の第一生命ホール、ウイークエンドクァルテット・シリーズのシューマン・クァルテット2日目を聴きに行きました。
ヴィオラのリザ・ランダルしか写っていませんが、シューマン兄弟もとってもハンサムです。
(コンサート後のサイン会にて)
ソリストとして知られるエリック・シューマン(長男)がファースト、
弟のケン・シューマン(次男)がセカンド、
マーク・シューマン(三男)がチェロ、
エストニア出身のリザ・ランダルがヴィオラ。
2007年にケルンで結成された弦楽四重奏団
2013年ボルドー国際弦楽四重奏コンクールで優勝、と同時にプロクァルテット賞受賞。
2016年より3年間、NYのリンカーン・センター室内楽協会のレジデントに大抜擢、2015/16年はエステルハージ宮殿のレジデントを、2009年よりデュッセルドルフのロベルト・シューマン・ホールでレジデントを務めている。
曲目
モーツァルト/弦楽四重奏曲第23番「プロイセン王第3」
武満徹/ランドスケープⅠ
~休憩~
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第13番作品130
プロイセン王から作曲を依頼されたといわれる3番、
武満徹「ランドスケープ」は、雅楽の笙を参考にしてヴィブラートを使用しなかったり、日本的な書の緊張感など日本的単彩主義の作品、シューマン兄弟のお母様が日本人の影響でしょうか。
ベートーヴェンの13番は、大フーガなしのフィナーレ付きのもの。
アンコールはハイドンの「鳥」四重奏曲32番作品33-3から第2楽章スケルツォ・アレグレットはトリオの部分、エリックとケンの二重奏がとっても綺麗でした。
シューマン・クァルテット ホームページ(http://www.schumannquartett.com/)
シューマン・クァルテット