7月8日(土)
日本フィル第692回東京定期演奏会 広上淳一指揮 東京芸術劇場
モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲
~休憩~
リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
指揮/広上淳一
ピアノ/ジャン=エフラム・バヴゼ
コンサートマスター/千葉清加
フォアシュピーラー/齋藤政和
ソロ・チェロ/辻本玲
この広上さんの「ツァラトゥストラはかく語りき」を聴きたいので、
クァルテット・エクセルシオの定期演奏会を札幌で聴くこととなったのですが
結果、楽しい札幌旅行となりました。本当に関係の皆様、有難うございました。
やはり、「ツァラトゥストラはかく語りき」は、蒸し暑い池袋の芸術劇場がぱっと壮大な宇宙になりました。
ニーチェの思想書「ツァラトゥストラはかく語りき」に触発されてリヒャルト・シュトラウスが同じタイトルの交響詩を書き上げたもので、9つの音楽の部分にニーチェの著作からとった言葉をタイトルとして付けている。
ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」を弾いたジャン=エフラム・パヴゼさん、イギリスの音楽誌「グラモフォン」において2017年の「グラモフォン・アワード」にノミネートされています。日本人のピアニストで聴いた時よりずっと力強いピアノでした。アンコールは、ドビュッシーの「アラベスク」。
広上「ツァラトゥストラはかく語りき」