11月12日(日)
銀杏の葉っぱが黄色く色づいている東京文化会館小ホールでクァルテット・エクセルシオの定期演奏会が開かれました。
ハイドン/弦楽四重奏曲第41番ト長調作品33-5
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第4番ハ短調作品18-4
~休憩~
シューベルト/弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」
ハイドン(1732-1809)の〝How do you do(ご機嫌いかが)〟と言われるようになった弦楽四重奏曲41番33-5は、
ロシア大公に捧げられたためロシア四重奏曲といわれるもので、自ら「全く新しい特別の作曲方法」を誇る自信作。
ベートーヴェン(1770-1827)の初期弦楽四重奏の中でも、際立って人気が高い4番です。終わり方がジプシー風で軽く楽しい。
最後はシューベルト(1797-1828)の有名な「ロザムンデ」、2楽章はよく単独で演奏されたりします。
クァルテット・エクセルシオは、中堅の常設四重奏団としての貫録が出てきて、ますます良い演奏が期待出来るグループとなっています。
クァルテット・エクセルシオ 定期演奏会