11月17日(金)
日本フィル・第695回東京定期演奏会は、
ラウタヴァーラ/In the Beginning (日本フィル共同委嘱作品/アジア初演)
ブルックナー/交響曲第5番
指揮/ピエタリ・インキネン
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/齋藤政和
ソロ・チェロ/菊地知也
ラウタヴァーラはフィンランドの作曲家、2015年に作曲されたIn the Beginningは7分ほどの短い曲で、聖書の「創世記」に描かれた世界の創造を思わせる作風。
アントン・ブルックナー(1824-1896)のブルックナー5番
最初の1音から心に響いてくる音でした。
インキネンのブルックナー5番、全体で1時間20分の長い曲で決して早くはないのですが、最初から最後まで緊張感が続き会場を見渡してみても誰一人として寝ている人はいなく、むしろ背筋を伸ばして聴き込んでいる人ばかりでした。
このごろ、広上サントリー賞~ラザレフ~インキネンと、いい音楽ばかり聴かせてもらって、本当!幸せ気分を味わっています。
インキネン・ブルックナー5番