12月12日(火)
今月の第573回読響定期はコルネリウス・マイスター指揮のマーラー3番です。
マーラー/交響曲第3番
指揮/コルネリウス・マイスター
メゾ・ソプラノ/藤村実穂子
女声合唱/新国立劇場合唱団
児童合唱/TOKYO FM少年合唱団、フレーベル少年合唱団
合唱指揮/三澤洋史
コンサートマスター/長原幸太
グスタフ・マーラー(1860-1911)は交響曲第3番を1895年から1896年にかけて作曲している。演奏時間は約100分で、最初次の標題を付けることにしていたが、マーラー自身によって破棄されている。
第一部
- 序奏 「牧神(パン)が目覚める」
- 第1楽章 「夏が行進してくる(バッカスの行進)」
第二部
- 第2楽章 「野原の花々が私に語ること」
- 第3楽章 「森の動物たちが私に語ること」
- 第4楽章 「人間が私に語ること」
- 第5楽章 「天使たちが私に語ること」
- 第6楽章 「愛が私に語ること」
4楽章で藤村実穂子さんのアルト独唱(ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」から)が一声から存在感があってとてもよかった。
自然賛歌、人間賛歌、ブラームスの交響曲第1番がちらほら出てくるところもなんか人間臭い。
読響・マーラー3番