3月10日(土)

日本フィル第335回横浜定期演奏会は、広上淳一指揮、ピアノは小山実稚恵さんでショパンとブラームス、パンフレットには〝心の声に耳を傾けて~内省と憧れ、そして希望~〟と書いてある。
今最も輝いている指揮者とピアニストの演奏です。

ショパン/ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
~休憩~
ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98
指揮/広上淳一
ピアノ/小山実稚恵
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也

奥田佳道さんのプレトークがあり、今回のショパンもブラームスもホ短調で書かれており、独特の哀愁が漂っている。そしてショパンは、ショパン国際コンクールでも使用が推奨されているエキテル版で演奏されるという。

そのせいか、ショパン(1810-1849)のピアノ協奏曲、細やかな演奏だったように感じます。
小山さんのアンコールはショパン遺作のワルツ。

ブラームス(1833-1897)の4番、堂々として巨匠風、聴かせるところはしっかり、そしてやはりアンコールはハンガリー舞曲1番でした。言うことなし!

日本フィル・広上・小山実稚恵
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