6月8日(金)

6月の日本フィル・横浜定期演奏会は通常の土曜日でなく8日(金)の7:00から開演で、ピエタリ・インキネンのオール・メンデルスゾーン・プログラム。
初夏の夜にふさわしい音楽会です。

メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
~休憩~
メンデルスゾーン/劇音楽「真夏の夜の夢」~序曲/スケルツォ/間奏曲/夜想曲/結婚行進曲
指揮/ピエタリ・インキネン
ヴァイオリン/川久保賜紀
コンサートマスター/木野雅之
ソロ・チェロ/菊地知也

プレトークは、奥田佳道さん、メンデルスゾーン(1809−47)が20歳の時1829年に指揮者・ピアニスト・作曲家としてデビューするためにロンドンに行き、大成功を収める。その帰りに1ヶ月半に渡るスコットランド旅行に出かけ出来たのが「フィンガルの洞窟」と「スコットランド交響曲」。

インキネンもメンデルスゾーンがとても気に入っている風の爽やかな演奏です。
次の川久保賜紀さんとのヴァイオリン協奏曲もインキネンと川久保賜紀さんがザハール・ブロンの同門下生ということで聴き心地がとても良い。
最後のフルート二重奏で始まる「真夏の夜の夢」、今日は難波さんがファーストフルートです。まさに夢の始まりといったところでしょうか。最後の結婚行進曲も大げさにならずにさらっといきました。
そしてアンコールは、メンデルスゾーンの無言歌集から「舟歌」をオーケストレーションしたものです。

 

インキネン・メンデルスゾーン特集
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