6月5日(火)
第374回鵠沼サロンコンサートは、ヴァイオリンのフランチェスカ・デゴ。
どの写真で見るよりも、実物の方がチャーミングなデゴです。
チャーミングなデゴと1メートルの距離で2時間を過ごせたことが何よりも素敵なことでした。平井さん、有難う。
2008年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで入賞し、最年少でエンリコ・コスタ博士記念賞を受賞、イタリア人女性で初の受賞者として注目を集めた。
2012年名門ドイツグラモフォンと契約をし、デビュー・アルバム「パガニーニ:24のカプリーズ」と2015年「ベートヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集」は、高評を得ている。
ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第9番ト長調作品47「クロイツェル」
~休憩~
ストラヴィンスキー/イタリア組曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ/ロッシーニのオペラ「セヴィリアの理髪師」よりロジーナとフィガロ
ラヴェル/ツィガーヌ
ヴァイオリン/フランチェスカ・デゴ Francesca Dego
ピアノ/フランチェスカ・レオナルディ Francesca Leonardi
上は当日買ったパガニーニのCDにサインをしてもらったものですが、デゴの画像を見ていたら、2015年6月30日にイタリア指揮者の三羽ガラスの一人、ダニエーレ・ルスティオーニと結婚式を挙げていたとあります。
昨日の6月4日には東京交響楽団とヴォルフ=フェラーリのヴァイオリン協奏曲を夫婦共演。そしてデゴのドレスはアントニオ・リーヴァ・・・素敵すぎてため息が出てしまう。
ベートヴェンのピアノソナタ9番の「クロイツェル」が終わると休憩、あまりの素晴らしさに男性陣は無言で夜風にあたりに出ました。
ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」、ペルゴレージの音楽によるプルチネッラを主人公にしたバレエ音楽を作るように頼まれて作ったもので、バロック調で優雅な中にもストラヴィンスキーらしさが光る素敵な作品。
ここからは譜面なしで、カステルヌオーヴォ=テデスコ/ロッシーニのオペラ「セヴィリアの理髪師」からUna voce poco fa とFigaro!
そして最後はラヴェルの「ツィガーヌ」。
アンコールはブゾーニのバガテル第2番とさらにフォーレの「夢のあとに」。
フランチェスカ・デゴは、ヴァイオリンの俊英で美人ですが、素顔を見た方がずーっと表情が豊かで素敵です。6月7日の武蔵野文化会館、6月10日のひまわりの郷のリサイタルは、お見逃しなく!