6月15日(金)

第701回 日本フィル東京定期演奏会は、インキネン指揮でメンデルスゾーン特集です。
先週は横浜定期でメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」、今回は交響曲「イタリア」を中心にイタリアをテーマにしてプログラムされています。

シューベルト/イタリア風序曲第2番ハ長調D.591
メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲第2番ニ短調作品40
~休憩~
メンデルスゾーン/交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」
指揮/ピエタリ・インキネン
ピアノ/サリーム・アシュカール Saleem Ashkar
コンサートマスター/扇谷泰朋
ソロ・チェロ/菊地知也

イタリア的といえば今年没後150年を迎えるロッシーニ(1792−1868)の影響を顕著に受けているシューベルト(1797−1828)の「イタリア風序曲」2番は、まるでロッシーニのアリアが聞こえてきそう。
メンデルスゾーン(1809−47)は、ハンブルグで生まれベルリンに育ちライプツィヒで活躍した。
そして1837年にピアノ協奏曲2番を書いた。ピアノはベヒシュタイン社製のコンサート・グランド、スタインウエイとは構造が違って最高音から最低音まで統一した音色が聞かれる。ピアニストがサリーム・アシュカール1976年生まれのイスラエル人で大きなベヒシュタインを弾きこなせる立派な体格をしている。アンコールは、シューマンの「トロイメライ」
最後はメンデルスゾーンの交響曲4番「イタリア」、イタリア旅行中に作曲が始められた。イタリア民族舞踊であるタランテラを思わせる沸き立つようなリズムが特徴です。
演奏後はインキネンのサイン会が行われ、何にでもサインしてもらえると「傘」にサインをしてもらった人がいました。

日本フィルは、2019年4月2日からインキネンとともにフィンランドを始めドイツ・オーストリア・英国の諸都市をめぐるヨーロッパ公演をします。ファンのツアーも準備中だそうです、楽しみですね!

インキネン・メンデルスゾーン イタリア特集
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