7月4日(水)
サルビアホール 第98回クァルテット・シリーズは、2000年にクレモナで結成されたクァルテット・ディ・クレモナです。素敵な髭をたくわえたイタリア4人組で、日本音楽財団が所有する「パガニーニ・クァルテット」と呼ばれるストラディヴァリウス4挺を貸与されている。
ウェーベルン/弦楽四重奏のための緩徐楽章
モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番ハ長調K465「不協和音」
~休憩~
プッチーニ/弦楽四重奏のための「菊」
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第8番ホ短調作品59-2「ラズモフスキー第2」
クァルテット・ディ・クレモナ Quartetto di Cremona
2002年から現在のメンバーで活動をしており、全員がジェノヴァ出身で、世界中のフェスティバルや演奏会で活躍して批評家や聴衆から高い評価を受けている。
ウェーベルン(1883−1945)のロマン的な「緩徐楽章」は、22歳の時の作品。
モーツァルト(1756−1791)の「不協和音」はハイドンセットの第6曲。
プッチーニ(1858−1924)「菊」哀愁を誘う名曲で、マノン・レスコーに転用されている。
ベートーヴェン(1770−1827)ラズモフスキー3曲の2曲目。
アンコールは、ボッケリーニのメヌエット、ホールに優しく響きます。
クァルテット・ディ・クレモナ in サルビアホール