9月15日(土)

今日のクァルテット・エクセルシオ弦楽四重奏の旅6回目は、エクのレジデンシャルホールである浦安音楽ホールで行われました。赤いドアが印象的です。

モーツァルト/弦楽四重奏曲第18番イ長調K464
ツェムリンスキー/弦楽四重奏曲第1番イ長調作品4
~休憩~
ドビュッシー/弦楽四重奏曲ト短調作品10

今回の旅は、ウィーンからパリへでしょうか。
プログラムノートには、「世紀末」という言葉が出てきます。
モーツアルト(1756−1791)の弦楽四重奏曲18番は、「ハイドンセット」の5番目に位置する1785年に書かれていますが、この曲は1つの主題を様々に展開する手法で作られており、100年の時を経てドビュッシーが実践している。

ツェムリンスキー(1871−1942)は、まさに世紀末を代表する作曲家ですが「最後のロマン派」と言われるように青春の爽やかさと苦さが同居する素敵な曲をいくつも書いている。1896年25歳で書いた弦楽四重奏曲は、のびのびと瑞々しい。

ドビュッシー(1862−1918)は、反骨と独創性の塊で、1893に作曲されたこの作品は伝統的な弦楽四重奏のルールを公然と破る、何よりも音色の多様さそしてルールを超克する挑戦的な姿勢が特徴。そして弦楽四重奏の性格が異なる2つの主題を用いるのでなく1つの主題を様々に変奏し、編み合わせることで曲にしている。3楽章のくぐもった霧のかかったような大人の雰囲気がとても素敵でした。雲海に浮かぶ古城のような神秘的な感じ。ウィーンやパリのシックで落ち着いた雰囲気が西野・山田・吉田の濃紺のドレスに、大友の薄紫のネクタイに表れていて、ツェムリンスキーやドビュッシーの音楽にぴったりでしたね!

クァルテット・エクセルシオ 弦楽四重奏の旅 第6回

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