9月26日(水)
第101回 サルビアホールのクァルテットシリーズ ドヴォルザーク・プロジェクトの3回目は、ヴィオラの小峰航一さんを迎えて弦楽五重奏曲3番を演奏します。
≪ドヴォルザーク・プロジェクト≫
ドヴォルザーク/弦楽四重奏のための「糸杉」7-9
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第11番ハ長調作品61
~休憩~
ドヴォルザーク/弦楽五重奏曲第3番変ホ長調作品97
ウィハン・クァルテット
第1ヴィオラ/小峰航一
初めは「糸杉」から
7 とある家の辺りをうろつく
8 この森の中の小川のほとりに
9 ああ、かけがいのない美しい人
「糸杉」から、7(とある家のあたりをうろつく)切ない恋心が揺れているいるような情感がよく出ている。
弦楽四重奏曲11番は1881年ドヴォルザーク40歳の時の作品、前作の10番のスラブ的とは対照的な作品。
最後の弦楽五重奏曲3番は、ドヴォルザーク52歳の1893年の作品、「アメリカ」完成の3日後にこの五重奏曲に着手し、およそ1ヶ月をかけて完成している。なのでとても「アメリカ」に似ているというかボヘミア的で哀愁が漂っている。。京都市交響楽団の首席ヴィオラ奏者の小峰航一さんがファーストヴィオラを担当です。上の写真の中央にいるのが小峰さん。
アンコールは、五重奏曲の3楽章の最後の数小節を。
サルビアホール ウィハンQ ドヴォルザーク3