9月25日(火)
第100回 サルビアホールのクァルテットシリーズ ドヴォルザーク・プロジェクト2回目は、「アメリカ」が含まれます。
≪ドヴォルザーク・プロジェクト≫
ドヴォルザーク/弦楽四重奏のための「糸杉」4-6
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第8番ホ長調作品80
~休憩~
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番ヘ長調作品96「アメリカ」
ウィハン・クァルテット
やはり初めは「糸杉」から
4 ああ、私たちの愛に求める幸せは花開かない
5 ここにお前の愛しい手紙を求めて
6 おお、麗しい黄金のばら
ドヴォルザーク(1841−1904)の「糸杉」は、ヴィオラ奏者だった24歳のドヴォルザークが生活のために音楽を教えていたヨゼフィーナ・チェマコヴァに失恋し、モラヴィアの詩人グスタフ・ブレーガー=モラヴィンスキーの詩集「糸杉」を元に18の歌曲を書き上げ、22年経って18曲中12曲が弦楽四重奏用にアレンジされた。
次の弦楽四重奏曲8番はあまり演奏されることのない曲ですが、リラックスして気持ちよく聴ける。
最後の弦楽四重奏曲12番「アメリカ」はさすがチェコのウィハンQ。
アンコールは、「糸杉」から11番目の「地上を静かなまどろみが支配し」よくアンコールで演奏されるおなじみの曲。
サルビアホール ウィハンQ ドヴォルザーク2