10月26日(金)

読響・第582回定期演奏会は、「モダン・オーケストラを振る古楽系指揮者たち」と題して15年ぶりに読響に登場する鈴木雅明さんの指揮です。

曲目

J・M・クラウス/教会のためのシンフォニア ニ長調VB146
モーツァルト/交響曲第39番
~休憩~
メンデルスゾーン/オラトリオ「キリスト」作品97
メンデルスゾーン/詩編第42番「鹿が谷の水を慕うように」作品42
指揮/鈴木雅明
ソプラノ/リディア・トイシャー Lydia Teuscher
テノール/櫻田亮
合唱/RIAS室内合唱団(合唱指揮/ジャスティン・ドイル Jusin Doyle)
コンサートマスター/日下紗矢子(特別客演ストックホルム宮廷楽長として

 

J・M・クラウス(1756−92)は、モーツアルト(1756−91)と同じ年にドイツで生まれ、1781年にストックホルム宮廷楽団に奉職し「スウェーデンのモーツァルト」とあだ名された。そしてモーツァルトの死の翌年亡くなっている。「教会のためのシンフォニア」はストックホルム宮廷楽長としてスウェーデン国会の開会式用に作曲された。

フェリックス・メンデルスゾーン(1809−47)は、晩年、大規模声楽曲のオラトリオに積極的に取り組み、「エリア」は、2016年の9月に日本フィルの定期で演奏されましたが評論家の奥田佳道さんも「エリア」は、メンデルスゾーンの最高傑作だと言っていました。

今日演奏するのは、オラトリオ「キリスト」、第1部が「キリストの誕生」、これは息子がキリスト系の幼稚園に通っており東方の三博士の一人に選ばれて演じたので目に焼き付いている光景です。三博士の三重唱とっても素敵!
それから第2部の「キリストの受難」もカトリック系の大学で野外受難劇をやって友達がピラトを演じたのでこれも目に焼き付いています。それにメンデルスゾーンのノーブルで知的で優雅な曲が加わるのですから最高ですね!
オラトリオ「キリスト」は「エリア」「パウルス」と並び三大オラトリオになるはずだった作品でしたが、未完に終わり小受難曲のような曲になりました。
「キリスト」に続いて詩篇第42番「鹿が水を慕うように」は、「旧約聖書」に収められた詩集で、150篇の詩からなる。神への賛美・感謝・信頼など、もっとも多いのは嘆願の詩で、「鹿が・・・」もその一つ。
ソプラノのリディア・トイシャーさん、テノールの櫻田亮さんRIAS室内合唱団の皆さんの声楽部分がとっても豊かで澄み渡っていました。
そしてRIAS室内合唱団のサプライズのアンコールがあり、バッハのモテット「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV229から終曲のアリアでした。

 

 

鈴木雅明のメンデルスゾーン合唱宗教曲

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