チェコの名門マルティヌー・クァルテットの演奏会を2つ続けてご紹介いたします。

写真左から ヴァイオリン:リボール・カニュカ   チェロ:イッカ・ヴランシャンコヴァ 
 ヴァイオリン:ルボミール・ハヴラーク  ヴィオラ:ズビネーク・パドゥーレク

5月21日(火)鵠沼サロンコンサートに先立つ21日にはサルビアホールでマルティヌー・クァルテットの演奏会がありました。

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第11番へ短調作品95「セリオーソ」
マルティヌー/弦楽四重奏曲第7番「室内協奏曲」
     ~休憩~
スメタナ/弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
 マルティヌー・クァルテット

5月28日(火) 第381回鵠沼サロンコンサートは、上の写真にあるサロンでのコンサートでなんと,ドヴォルザークの「アメリカ」を演奏してくれました。

ハイドン/弦楽四重奏曲第68番ロ短調作品64-2
ヤナーチェク/弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
     ~休憩~
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番へ長調作品96「アメリカ」
 マルティヌー・クァルテット

前身となるハヴラーク・クァルテットは1976年にプラハ音楽院の学生によって結成され、1985年にはチェコを代表する偉大な作曲家マルティヌーの名を名乗ることになった。そのマルティヌーの曲は、21日のサルビアで弦楽四重奏曲第7番「室内協奏曲」を、チェコの作曲家スメタナの「わが生涯より」やヤナーチェクの「内緒の手紙」、ドヴォルザークの「アメリカ」など素晴らしい演奏を聴かせてくれました。特にヤナーチェクの「内緒の手紙」700通のラブレターを書いたと言われるヤナーチェク,相手はカミラという若い女性で、曲に激しい気持ちが出ていてすごい演奏でした。

アンコールはドヴォルザークのワルツと糸杉の第3曲、美人のチェロ:イツカ・ヴランシャンコヴァのおかげか鵠沼サロンがますます華やかなサロンに見えました。

鵠沼サロンでマルティヌー・クァルテット
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