5月29日(水)

サルビアホール第113回クァルテット・シリーズは、3年に1度行われる大阪国際室内楽コンクール優勝クァルテット・チクルス#1のアルカディア・クァルテットです。大阪国際室内楽コンクールは今年も開催年ですのでそれの目当ての人たちも来ていました。

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第2番ト長調作品18-2
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」
     ~休憩~
バルトーク/弦楽四重奏曲第4番
 アルカディア・クァルテット

2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの学生により結成された。一見するよりはるかに若いグループで、2009年ハンブルグ国際室内楽コンクールで優勝、2012年には最高峰とされるロンドン・ウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝,2013年には大阪室内楽コンクールにも優勝したという凄腕の持ち主達。
今まで聴いたことがなかったような集中力のあるドラマティックなベートーヴェンもすんなり素敵だと思ってしまいました。
バルトーク(1881-1945)の4番の面白いこと、そのバルトークは若い頃祖国ハンガリーからルーマニアに至る東欧の民謡を採譜収集し、ヨーロッパの中にあって東洋的な風味を持つ5音音階を体に染み込ませている。
アンコールはラズヴァン・メテアのPatru bagatele ルーマニアのロックのようです。


アルカディア・クァルテット
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