10月2回目のウィーン国立歌劇場の公演は、シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」。ウィーンでは10月6日、8日、11日公演、 OTTAVA TVインターネットライブストリーミングでは12日から14日まで。
予定ではツェルビネッタがヒラ・ファヒマ Hila Fahimaでしたが急遽ダニエラ・ファリーDaniela Fallyに変更になりました。ダニエラ・ファリーは2016年の日本公演の時も同じ演出でとっても素敵なコロラトゥーラを聴かせてくれています。
執事長(語り)/ハンス・ピーター・カマーラー Hans Peter Kammerer
音楽教師/ヨハン・シュメッケンベッカー Jochen Schmeckenbecher
作曲家/ケイト・リンジー Kate Lindsey
テノール歌手(バッカス)/ステファン・グールド Stephen Gould
士官/オレグ・ザリッキー Oleg Zalytskiy
舞踏教師/トーマス・エーベンシュタイン Thomas Ebenstein
ツェルビネッタ/ダニエラ・ファリー daniela Fally
プリマドンナ(アリアドネ)/アドリアンヌ・ペジョンカ Adrianne Pieczonka
かつら師/ヴォルフラム・イーゴル・デルントル Wolfram Igor Derntl
召使/マルクス・ペルズ Marcus Pelz
ハルレキン/サミュエル・ハッセルホルン Samuel Hasselhorn
スカラムッチョ/カルロス・オスナ Carlos Osuna
トゥルファルディン/ペーター・ケルナー Peter Kellner
ブリゲッラ/レオナルド・ナヴァッロ Leonardo Navarro
ナヤーデ/マリア・ナザロヴァ Maria Nazarova
ドリヤーデ/スヴェトリーナ・ストヤノヴァ Svetlina Stoyanova
エコー/イレアナ・トンカ Ileana Tonca
指揮/ミヒャエル・ボーダー Michael Boder
演出/スヴェン=エリク・べヒトルフ Sven-Eric Bechtolf
舞台/ロルフ・グリッテンベルク Rolf Glittenberg
衣装/マリアンネ・グリッテンベルク Marianne Glittenberg
照明/ユルゲン・ホフマン Jurgen Hoffmann
プロローグ:舞台は18世期のウィーン、ある金持ちの邸宅で、若き作曲家による新作悲劇オペラ「ナクソス島のアリアドネ」が上演されることになっているが、気紛れな主人によって、悲劇と喜劇を同時に上演せよと命令が下される。
劇中劇:ギリシャの孤島ナクソス島で夫テセウスに捨てられたアリアドネが嘆き悲しんでいるとツェルビネッタが現れ、長大なアリア「偉大な女王様」を歌って慰めるが、バッカスが現れアリアドネの美しさに夢中になり新たな愛が生まれる。
ツェルビネッタ役のダニエラ・ファリーの素敵な衣装と超難役のコロラトゥーラが、魅力を振りまきます。それからズボン役の作曲家ケイト・リンジーが素敵ですね。この二人の愛も見もの。
舞台が洗練されていて、何しろ18世期のウィーンの邸宅ですものね。大きなシャンデリアが5、6個天井から下がっていて、、、。
こんなオペラがインターネット配信で600円程度で観られます。
(この日本公演はなんとS席で6万円ほどしましたけど)