11月21日(木)

二期会のオペラ、オッフェンバックの「天国と地獄」を日生劇場で観てきました。日比谷のあたりはクリスマス一色、今日は宝塚劇場も公演があって大変な人だかりです。

プルート/上原正敏
ジュピター/大川博
オルフェ/又吉秀樹
ジョン・スティクス/吉田連
マーキュリー/升島唯博
バッカス/峰茂樹
マルス/野村光洋
ユリディス/愛もも胡
ダイアナ/小村朋代
世論/押見朋子
ヴィーナス/山本美樹
キューピット/吉田桃子
ジュノー/醍醐園佳
ミネルヴァ/高品綾野
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/大植英次
演出/鵜山仁

「天国と地獄」は、1858年作曲され、オッフェンバック(1819-1889)の最高傑作の一つとされている。そして今年はオッフェンバックの生誕200年の年に当たる。オッフェンバックは1819年の6月20日にケルンのユダヤ人地区にドイツ人として生まれた。
本公演はA,Bキャストの初日 Aキャストの方を鑑賞しました。
指揮は個性豊かな大植英治、演出は現在新国立劇場の芸術監督の鵜山仁。

物語はギリシャ神話の「オルフェとエウリディーチェ」今回は日本語で演じてくれるのと、19世紀に読み替えた上にヴァイオリン教師オルフェと妻ユリディスは倦怠期の夫婦として登場する。世間体を気にしている「世論」も登場し活躍する。ジュピター(大川博)とユリディス(愛もも胡)のハエの二重唱が面白い。
ジュピターによってバッカスの巫女に変えられたユリディス役の愛もも湖の自由奔放さが、今問題のエリカ様と被ってコケティッシュで可愛い。キューピット(吉田桃子)のキスの歌も、最後は男女3名づつのダンサーを交えてフレンチカンカンを踊ってどんちゃん騒ぎで本当に楽しい!

二期会 オッフェンバック「天国と地獄」
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