1月25日(土)
文京シビックホール20周年を記念して、「響の森クラシック・シリーズ70回目」は、バッティストーニ指揮の「ニューイヤー・コンサート2020」を開催しました。前半はオペラのアリア、後半はチャイコフスキーの序曲を2曲を演奏します。
プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」より「冷たい手を」「私の名はミミ」「愛らしい乙女よ」
ビゼー/歌劇「カルメン」より「ハバネラ~恋は野の歌」
オッフェンバック/歌劇「ホフマン物語」より「舟歌」
プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
~休憩~
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー/大序曲「1812年」
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/アンドレア・バッティストーニ
ソプラノ/木下美穂子
メゾ・ソプラノ/清水華澄
テノール/小原啓楼
司会/浅岡聡
今回の演奏会はキャスターの浅岡聡さんの司会進行で進められました。バッティストーニとのトークでイタリアでは歌を中心にオーケストラの曲も演奏するのがニューイヤーコンサートだそうで、バッティストーニが曲やソリストを全部決めたと言うことです。
と言うわけで、オペラ界最前線の歌手が揃いました。ソプラノには木下美穂子、メゾソプラノに清水華澄、テノールに小原啓楼です。
ボエームは木下と小原、カルメンは清水、ホフマンは木下、清水のデュエット、蝶々夫人はもちろん木下、フィガロのズボン役は清水、トゥーランドットは小原で、バッティストーニの指揮で難なく高音をクリアできました。
最後は3人で「椿姫」から「乾杯の歌」を歌いニューイヤーを祝いました。
後半はバッティストーニが大好きだと言うチャイコフスキーの曲を情熱的に時にはスピード感のある演奏を、「1812年」では8人のバンダを並べて新年を祝いました。