2月13日(木)
第124回サルビアホール クァルテット・シリーズは、クァルテット・ベルリン=トウキョウです。毎年2月にサルビアに来るベルリン=トウキョウ、おなじみのファンの方がたくさん来ていて今回も満席となっています。
ハイドン/弦楽四重奏曲第30番変ホ長調作品33-2「冗談」
ヴォルフ/イタリアのセレナード
シューベルト/弦楽四重奏曲第12番ハ短調D703「四重奏断章」
~休憩~ITARIA
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調作品131
クァルテット・ベルリン=トウキョウ
2011年に結成後すぐにミュンヘン国際コンクールで特別賞を取り、それ以来大活躍のメンバーです。
ハイドン((1732-1809)の「冗談」ロシア大公パーヴェル・ペトロヴィチの献呈された「ロシア四重奏曲」作品33の6曲のうちの2曲目。軽妙で美しい均衡を保った作品で、最後の4楽章終わりそうで終わらないベルリン=トウキョウの「冗談」も聴衆には通じたようで、大拍手でした。
ヴォルフ(1860-1903) イタリアのセレナード、ヴォルフ27歳1887年の作品、第1楽章までで断念。
シューベルト(1797-1828)の弦楽四重奏曲、第12番「四重奏断章」シューベルト23歳の1820年に書かれたが1楽章のみが「断章」として演奏される。
ベートーヴェン(1770-1827)第14番は、ロシアの貴族ニコライ・ガリツィン公爵から依頼されて書いたもので、ベートーヴェン56才の1826年、死の8ヶ月前の作品。
アンコールはクルタークの12のミクロ作品13から第5曲と
べートーヴェンの一番最初に書いた弦楽四重奏曲第3番から第4楽章。
クァルテット・ベルリン=トウキョウ@サルビアホール