ウィーン国立歌劇場は、11月に入って新型コロナウィルスの第2次ロックダウンのため、前回同様無料アーカイヴを続けています。今回のプッチーニ「トスカ」は実際に舞台で無観客状態で上演して、これもまた無料配信してくれています。そしてなんと、トスカ役はアンナ・ネトレプコ、カヴァラドッシ役は実生活で夫のユシフ・アイヴァゾフなんです。素晴らしい組み合わせで息もぴったり、見逃した方は、また再放映をしてくれると思いますのでウィーン国立歌劇場のホームページに注目していてくださいね!
トスカ/アンナ・ネトレプコ Anna Netrebko
カヴァラドッシ/ユシフ・アイヴァゾフ Yusif Eyvazov
スカルピア/ヴォルフガング・コッホ Wolfgang Koch
アンジェロッティ/エフゲニー・ソロドフニコフ Evgeny Solodovnikov
堂守/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
スポレッタ/アンドレア・ジョヴァンニー二 Andrea Giovannini
シャルローネ/アッティラ・モクス Attila Mokus
看守/イリヤ・カザコフ Ilya Kazakov
指揮/ベルトラン・ド・ビリー Bertrand de Billy
演出/マルガレーテ・ヴァルマン Margarete Wallmann
舞台/ニコラ・ブノワ Nicola Benois
演出は、ウィーンの今までの「トスカ」と同じものですが、今回、日本では14日の早朝3時ごろから始まっていたようですから、現地時間では13日の夜に行われた公演だろうと思います。拍手はなく静かに始まり静かに終わったのですが、ネトレプコのトスカは迫力満点、このままDVDにしても貴重な財産になると思います。
ネトレプコ夫妻は、ウィーンに住居を変えて、ウィーンやザルツブルグで活躍する準備ができているようです。来年からのプログタムをお楽しみに!