7月12日第4次緊急事態宣言が出される中、サルビアホール・クァルテットシリーズ第134回目は、カルテット・アマービレの演奏です。
前回このホールに出演したのは2018年2月7日で、2016年に超難関で知られるミュンヘン国際音楽コンクールに3位で入賞合わせて特別賞を受賞した期待の新人として華々しく登場しました。そして2019年にはヤングコンサートアーティス国際オーディションで第1位を獲得しています。
そして今回はこんなご時世にも関わらずファンが駆けつけて満席となっていました、ちょっと色っぽくなったメンバーの登場です。

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第1番ヘ長調作品18-1
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番ヘ長調作品96「アメリカ」
     ~休憩~
ピアソラ/ブエノスアイレスの四季(山中惇史編曲)
 カルテット・アマービレ

ベートーヴェンからピアソラまで徐々にテンポを上げ、快進撃を続けた楽しい演奏会でした。
ヴィオラの中恵菜さんは、新日フィルの首席に就任したばかりで、今日は就任記念コンサートなどと言っているファンもいましたね。
オーソドックスなベートーヴェンの1番から始まり、あくまでも軽快な「アメリカ」
そして今年生誕100年に当たるピアソラの「ブエノスアイレスの四季」は山中惇史さんの四重奏曲用に編曲されたもの。ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」はピアソラ自身の演奏によるバンドネオンを中心とした五重奏ですがいろんな編曲版があるそうです。
若い演奏家の迫力に2時間がアッとい言う間でした。アンコールは同じピアソラの「リベルタンゴ」。彼らの楽器は宗次ホールのコレクションから貸与されたもので、よく鳴っていましたね!
それでは次はどこで聴けるかな?




サルビアホール カルテット・アマービレ
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