今年はショスタコーヴィチの没後50年ということで、いろんなところでショスタコーヴィチを聴くことが多いんですが、「ムツェンスクのマクベス夫人」もこれで3回目となります。
ウィーン国立歌劇場の「マクベス夫人」ライン・ドイツ・オペラの「マクベス夫人」と今度はパリ国立歌劇場の「マクベス夫人」です。殺人を犯してシベリア送りになり、女と争って海に溺れてしまうマクベス夫人ですが、26歳のショスタコーヴィチは彼女に同情し、一貫した音楽の輝きを放つ壮大で表現力豊かなスコアは、「マクベス夫人」を20世紀の傑作にしている。

パリ国立歌劇場の「ムツェンスクのマクベス夫人」2019年公演

ショスタコーヴィチ/歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」
ボリス・ティモフェーヴィチ・イズマイロフ/ドミトリー・ウリャノフ Dmitry Ulyanov
ヅィノヴィー・ボリソヴィッチ・イズマイロフ/ジョン・ダザック John Daszak
カテリーナ・イズマイロヴァ/アウシュリーネ・シュトゥンディテ Ausrine Stundyte
セルゲイ/パヴェル・チェルノッホ Pavel Cernoch
アクシーニャ/ソフィア・ペトロヴィッチ Sofija Petrovic
のろま/ヴォルフガング・アブリンガー=シュペルハッケ Wolfgang Ablinger-Sperrhacke
ソニエツカ/オクサーナ・ヴォルコヴァ Oksana Volkova
校長先生/アンドレイ・ポポフ Andrei Popov
教皇、ゴールキーパー/Krzystof Baczyk クシシュトフ・ボンチク
盗賊/マリアンヌ・クルー Marianne Croux
警察署長、老囚人/アレクサンドル・ツィンバリュク Alexander Tsymbalyuk
マネージャー/フロラン・ムビア Florent Mbia
門番/ジュリアン・ジョケ Julien Joquet
陪審員長/ノ・ヒョン=ジョン Hyun-Jong Roh
パオロ・ボンディ/シリル・ロヴィギ Cyrille Lovighi
粉屋/ジャオ・ジャン=ホン Jian-Hong Zhao
馭者/ジョン・バーナード John Bernard
警官/ジュリアン・ジョケ Julien Joquet
酔っ払い客/フェルナンド・ヴェラスケス Fernando velasquez
指揮/インゴ・メッツマッハ― Ingo Metzmacher
演出/クシシュトフ・ワルリコウスキ Krzystof Warlikowski

今回は四幕はじめの水槽の中、ショスタコーヴィチの「弦楽四重奏曲第8番」1楽章が静かに演奏され、強いティンパニーから通常の「マクベス夫人」になっている。

ムツェンスクのマクベス夫人 パリ
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