1月14日(金)

東京フィルハーモニー交響楽団100周年記念の委嘱作品
望月 京(みさと)さんの「むすび」を聴きに行きました。
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望月京/むすび(東フィル100周年記念委嘱作品)
ショスタコーヴィチ/交響曲第6番
~休憩~
プロコフィエフ/交響曲第5番
指揮/渡邊一正
コンサートマスター/荒井英治

指揮者の大野和士さんに『寿ぎの歌』(ことほぎのうた)のようなものを書いて下さいと言われて書いたということですが、
“冒頭、古来「春、芽吹き」などの意味合いを内包し、もっと明るい響きといわれる「双調の調子」が、木管楽器によって演奏される”と望月さんが解説している部分は、雅楽の笙の音色が、少しづつ集まって大きくなっていくような感じに聴こえました。
笙の音色が縦軸とすれば、ご祝儀舞である「寿獅子」の引用など横軸で、打楽器なども入り、とても面白い作品に仕上がっている。
残念ながら、大野和士さんは、体調不良のため渡邊一正さんが指揮をすることになりましたが、
十分作曲者の意図が伝わったと思われます。
ショスタコーヴィチ6番 あまり聴いたことがないのですがベートーヴェンの6番「田園」に相当する曲で、「瞑想的で抒情的」。
プロコフィエフの5番は、ロシア革命後の混乱を逃れて出国し帰国してから描いた作品でプロコフィエフの自信作、渡邊さん 伸々と演奏しているような感じがしました。
  

東フィル創立100周年記念コンサート
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