2月7日(日)

鵠沼サロンコンサート350回記念コンサートは、
〝カウンターテナーのイェスタン・デイヴィス ダウランドを歌う〟です。

今年は、シェイクスピア没後400年(1564-1616)で、本国の英国でも中世物が盛んなようです。
今回の作曲も16世紀(ルネッサンス時代)のジョン・ダウランド、ロバート・ジョンソン、トマス・キャンピオン、ジョン・ダニエル。
詩もまたルネッサンス時代のもの、最初の・・あなたは見たか・・は、 ベン・ジョンソンの作詞だそうで、学生時代〝錬金術師〟を読んだ記憶があるので、懐かしく思い出されました。

テナー1 テナー2
イェスタン・デイヴィス(カウンターテナー) と トーマス・ダンフォード(リュート)

曲目
ロバート・ジョンソン/あなたは見たか、晴れやかに咲く百合を? Have you seen the bright lily grow?
トーマス・キャンピオン/あんな女どもに用はない I care not for these ladies
ロバート・ジョンソン/安らぎをもたらす眠りよ Care-charming-sleep
ジョン・ダウランド/前奏曲、夢、ファンシー(リュート・ソロ)
ジョン・ダウランド/見よ、この奇跡を Behold a wonder here
ジョン・ダウランド/流れよ、水晶のような涙よ Go Crystal Tears
ジョン・ダウランド/デンマーク王のガリヤード(リュート・ソロ)
ジョン・ダウランド/私の過ちを許してくれるか Can she excuse my wrongs
ジョン・ダウランド/暗闇に住まわせておくれ In darkness let me dwell
~休憩~
ジョン・ダウランド/戻っておいで、甘い夢 Come again sweet love
ジョン・ダウランド/流れよ、わが涙 Flow My Tears
ジョン・ダウランド/ダウランドはつねに悲しむ(リュート・ソロ)
ジョン・ダニエル/悲しげな音の響き Can doelful notes
トーマス・キャンピオン/雨風にもまれた船ほど Never weather beaten sail
ジョン・ダウランド/ラクリメ(リュート・ソロ)
ジョン・ダウランド/悲しみよ、とどまれ Sorrow stay, lend true repentant tears
ジョン・ダウランド/今こそ別れの時 Now O now I needs must part (リュート独奏「蛙のガリヤード」と共に)
カウンター・テナー/イェスティン・デイヴィス Iestyn Davies
リュート/トーマス・ダンフォード Thomas Dunford

イェスタン・デイヴィス も トーマス・ダンフォードも素晴らしい音楽的環境で育っていてます。
イェスタン・デイヴィスは、現在、ロイヤル・オペラハウス、グラインドボーン等世界中のオペラハウスで引っ張りだこ、日本のようなカウンターテナーをあまり知らない国によく来てくれたなと不思議に思うくらいです。
よく通るカウンターテナーの歌声とリュートに響きに酔いしれました。
こんな演奏会を勧めてくれた主催者の平井さんに感謝!感謝!です。

3月25日 午前5:00~NHK BSクラシック倶楽部で放送されます。
今回初めて詩の訳を付けて下さったので、予習をしながら3月25日の録画をして、楽しむつもり!

鵠沼でカウンターテナー
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