5月9日(火)
363回鵠沼サロンコンサートは、急遽決まった吉野さんのハープ・ソロリサイタルです。
補助椅子がたくさん並べられいつもよりざわついた演奏開始前、
静かにジーパン姿の吉野さんが、調弦に来ました。
私たちの隣には、吉野さんの家族らしき方々がいました。
お父様はクレディスイス信託銀行の元社長、母様はやはりハープ奏者、そのお母様らしき方がその中にいました。直子さんはロンドンで生まれ、6歳からロサンジェルスでスーザン・マクドナルドにハープを習い始めた。
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フランシスク/クーラント、パヴァーヌとブランル(J.B.ワイデンソール/M.グランジャニー編)
J.S.バッハ/シャコンヌ(D.オーウェンズ/吉野直子編)
ブラームス/間奏曲変ホ長調作品117-1
ブラームス/ラプソディ変ホ長調作品119-4
~休憩~
ブリテン/ハープのための組曲作品83
グランジャニー/「子供の時間」組曲作品25
ルニエ/黙想
トゥルニエ/朝に 作品39
吉野直子
前半は、アレンジした曲で、後半はハープソロの曲。
観客と1メートルの距離で演奏するのはとても緊張するそうで、聴く方も興味津々、休憩時間にはハープの周りに集まってざわざわするので、吉野さんが、後半演奏前にハープについて説明をしてくれました。ハープは、大体40㎏くらい、ペダルを上下することによって半音を鳴らすのだそうです。
ブリテンは英国人ですが、グランジャニー、ルニエ、トゥルニエは、共にフランス人、ハープはフランス的なのでしょうか。
アンコールはドビュッシーの「月の光」ハープにぴったりの曲と吉野が言うように、美しいハープの魅力に取りつかれながら演奏会は終わりました。
ハープの音色も素敵でしたが、吉野直子さんも素敵な人ですね。
吉野さんのお母様、京響のハーピストだったと聞きます。
皆さまも機会がありましたら是非どうぞ!
吉野直子さんのお母様は、京響の元ハーピストでいらっしゃいますのよ!
吉野さんのお母様は、京響のハーピストだったんですか。
素敵なご一家ですね!