5月19日(金)
読響第568回定期演奏会は、最初スクロヴァチェフスキが振る予定だったのですが、スクロヴァチェフスキの死去(今年の2月21日)により、ロジェストヴェンスキーがシャルク版で演奏することになりました。
ブルックナー/交響曲第5番(シャルク版)
指揮/ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
コンサートマスター/長原幸太
最初の1音から心に響いてくる音でした。
カリスマ性があるとか今ではあまり演奏されない「シャルク版」での演奏だとかと言われていますが、おちゃめな巨匠という印象です。
1931年モスクワ生まれ、数々の交響楽団で指揮をし、1979年読響で初めて客演して以来ショスタコーヴィチ、グラズノフ、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーなどロシア音楽のスペシャリストとして共演を重ね、90年には読響名誉指揮者に就任した。
ロジェストヴェンスキー ブルックナー5番