5月26日(土)

日本フィル第690回東京定期演奏会は、東京文化会館大ホールにてワグナーの楽劇「ラインの黄金」です。
サントリーホールが改修中のためなんですが、ほんとうにオペラを聴きに来たみたい、休憩なしで約2時間半。

ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」序夜「ラインの黄金」(演奏会形式、字幕付き)
指揮/ピエタリ・インキネン
ヴォータン/ユッカ・ラジライネン
フリッカ/リリ・パーシキヴィ
ローゲ/西村悟
アルベリヒ/ワーウィック・ファイフェ
フライア/安藤赴美子
ドンナー/畠山茂
フロー/片桐純也
エルダ/池田香織
ヴォークリンデ/林正子
ヴェルグンデ/平井香織
フロスヒルデ/清水華澄
ミーメ/与儀巧
ファーゾルト/斉木健詞
ファフナー/山下浩司
演出/佐藤美晴
照明/望月太介
衣装スタイリング/臼井梨恵
字幕/広瀬大介
字幕製作/Zimaku ブラス
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/辻本玲

日本フィルが総力を結集して作り上げた今回の公演は、共に体調不良のためローゲのウィル・ハルトマンが西村悟、ミーメの高橋淳が与儀巧に変更になりましたが、二人ともよくやっていました。
ヴォータンのラジライネン、フリッカのリリ・パーシキヴィ、アルベリヒのワーウィック・ファイフェの外国勢がやはりエネルギッシュで、特にこびと族のアルベリヒ役のワーウィック・ファイフェが真に迫っていてよかった。
こんな素晴らしいワーグナーを指揮したインキネンですが、全然偉ぶることなくチャーミングな笑顔で、観客のブラボーにこたえていました。

インキネン「ラインの黄金」
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