10月13日(金)

9月にサントリーホールでサントリー音楽賞記念演奏会をやったばかりの京饗・広上、
凱旋公演の熱も冷めやらない10月の京饗定期演奏会に行ってきました。
今日ベルキンさんとのコンチェルトもあります。

ウォルトン/「スピットファイア」前奏曲とフーガ
ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番
~休憩~
ブラームス/交響曲第1番
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/ボリス・ベルキン
コンサートマスター/渡邊穣
フォアシュピーラー/泉原隆志

プレトークでは柴田チーフマネージャーと東京公演での成功を語り、うんうんと頷く私たちです。
初めのころは本当にお客が入らない時期がありましたが、このごろはほとんど完売、今夜も完売です。

ウォルトンの「スピットファイア」は1942年にレスリー・ハワード監督・主演で製作された映画で、スピットファイアとは、戦闘機の名前。ウォルトンは、オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」やシェイクスピアの「ヘンリー五世」、「ハムレット」、「リチャード三世」の映画音楽も作っている。映画映えするのりの良さがあります。

広上さんとベルキンさんのショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲1番、最高の組み合わせではないかしら。来週末には横浜日フィルで、ラザレフとベルキンで聴くことが出来ます。

そしてブラームスの1番、これまで積み重ねてきたことを皆さんに聴かせると言っていたように力みすぎることもなく、オーソドックスな重厚なブラームスでした。

アフター・コンサートで広上さん言ってっていましたが、ブラームスのような曲は観客と共に音楽が出来てくる、そのあたりがベートーヴェンなどと違うところで・・・。 な~んか分かるような気がする。 メタボだけどハートフルなブラームス、何かホッとする。

 

 

広上・京饗 10月定期演奏会
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