10月19日(木)
クァルテット・エクセルシオの弦楽四重奏の旅、第5回目で「北の国から」がテーマです。
サントリーホール ブルーローズにて
ディーリアス/弦楽四重奏曲第2番「去りゆくツバメ」
グリーグ/弦楽四重奏曲ト短調作品27
~休憩~
チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11
ディーリアス(1862-1934)は、イギリス生まれのドイツ人で、前半は旅の連続だった。
今年没後110周年にあたるノルウェーの作曲家グリーグ(1843-1907)が後輩ディーリアスと初めて会ったのが1887年12月のライプツィヒ。
さらに翌1888年2月、同地でグリーグのト短調27が演奏され、これを聴いたディーリアスは、終演後に自作の楽譜をグリーグに送り絶賛を浴びる。
同じ1888年元旦にライプツィヒを訪れたチャイコフスキーにも初めて会っている。
という三人の作曲家の秀作を聴くことが出来ました。
チャイコフスキー(1840-1893)の1番は、2楽章に有名な「アンダンテ・カンタービレ」があります。
ますます磨きがかかってくるエクセルシオの演奏、特に聴きごたえのあったグリーグ、その次のチャイコフスキーが短く聞こえました。
Q.エクセルシオ・弦楽四重奏の旅