5月15日(火)
第373回 鵠沼サロンコンサートは、イタリア古楽器界を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者 ヴィットリオ・ギエルミさんです。
チェロは4弦ですが、ヴィオラ・ダ・ガンバは7弦、床につけないで両足で支えて演奏する。
マレ/プレリュード ホ短調(ヴィオル曲集第2巻より)
マレ/アルマンド ホ短調(ヴィオル曲集第2巻より)
マレ/スペイン風サラバンド ホ短調(ヴィオル曲集第2巻より)
マレ/冗談 嬰へ短調(異国趣味による組曲 ヴィオル曲集第4巻より)
マレ/人間の声 ニ長調(ヴィオル曲集第2巻より)
マレ/ミュゼット(ヴィオル曲集第4巻より)
マレ/アラベスク(異国趣味による組曲 ヴィオル曲集第4巻より)
ヒューム/聞け、聞け!
ヒューム/パヴァン
ギエルミ/バグパイプ
フォルクレ/アルマンド
フォルクレ/風見鶏
テレマン/ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア ト短調
J・S・バッハ/組曲ニ短調(無伴奏チェロ組曲第2番)
アーベル/ヴィオラ・ダ・ガンバのための3つの小品
ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィットリオ・ギエルミ
ギエルミさんは、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、指揮者、作曲家で、現在はザルツブルグ・モーツァルテウム教授。英国王立音楽大学教授を務めており、彫りの深い目と端正な顔立ちがイタリア人らしい。
今回もギエルミさんの作曲の「バグパイプ」という曲が入っている。私たちが知っているのはテレマンとJ・S・バッハくらいかしら。
ヴィオラ・ダ・ガンバのような古楽器は、サロンコンサートにぴったりで、関東圏では新宿の「近江楽堂」とこのサロン、九時に演奏会が終わると羽田から飛行機に乗って帰ってしまうそうです。
アンコールはアーベルのアレグロです、本当に貴重なひと時を有難うございました。
ギエルミ ヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタル