12月3日(火)

第386回鵠沼サロンコンサートは、有名なパスキエ一家の一員としてフランコ・ベルギー派の伝統を伝える、フランス人の人間国宝的な名奏者、レジス・パスキエさんです。鵠沼にもグァルネリ・デル・ジェスの名器「クレモナ」を持ってきてくださって、ほんの1メーターの距離でノーブルな響きのヴァイオリンを聴くことができました。

ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調作品30-1
シューベルト/即興曲ハ短調D899-1
ショパン/マズルカ第15番ハ長調作品24-2、第17番変ロ短調作品24-4
     ~休憩~
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ作品28
ラヴェル/ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 ヴァイオリン/レジス・パスキエ
 ピアノ/金子陽子

パスキエと金子陽子のリサイタルはこのレスプリ・フランセで2016年5月にも行われ2度目となります。金子陽子さんはフォルテ・ピアノリサイタルをこのサロンで開いたことがあります。
また、ここの平井満プロデューサーは第6回JASRAC音楽文化賞を受賞されました、こういったサロンで上質な音楽を提供していることに対してもらった賞なので来ている皆さんも喜んでいました、本当におめでとう御座います。

べートーヴェンのソナタは二人のアイコンタクトで始まり、名器グァルネリが部屋中に響き渡ります。まーなんと素敵な時間なんでしょう、まるでウィーンのサロンで聴いているような雰囲氣が漂っています。
次のシューベルトとショパンは金子のピアノソロになります。
パスキエが再び登場し、サン=サーンスの序奏とロンド・カプリチオーソは、スペインの名ヴァイオリニスト、サラサーテのために書かれた曲でスパインの香りがする有名な曲です。

最後はラヴェルのヴァイオリン・ソナタ、4年かかってできた曲ですがなぜかとラヴェルに聞いてみると、無駄な音を省くのに4年かかったんだそうです。まさに、L’Esprit Francaisなラヴェルの演奏でした。そしてパスキエ氏のお話では、パスキエのお父様は、フォーレの前でバイオリンを弾いたこともあり、メシアンとも交流があったらしいのです。そしてアンコールはフォーレのロマンスです、フォーレのロマンスがデジブックのBGMになっている作品があります、聴きながらご覧ください。

フォーレのロマンスがBGMの
「春はあけぼの」




レジス・パスキエ 金子陽子
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