「スペインの時」と「ジャンニ・スキッキ」

ソフィア王妃芸術宮殿がラヴェルの「スペインの時」とプッチーニの「ジャンニ・スキッキ」のダブル・ビル公演をしました。
演出のモシェ・ライザーとパトリス・コリエは 1983 年以来、監督として協力し、世界中のオペラハウスで数多くの高く評価されている作品を共同監督してきました。
「スペインの時」の時計屋の妻イヴ=モード・ユボーは、ウィーンで「ドン・カルロス」のエボリ公女を、「ジャンニ・スキッキ」役のアンブロージオ・マエストリは、「ファルスタフ」のタイトルロールなど芸達者が出演している。

《ソィア王妃芸術宮殿のダブル・ビル公演 2025年4・5月公演》
演出/モーシェ・ライザー Moshe Leiser、パトリス・コリエ Patrice Caurier
舞台装置/アラン・ラガルド Alain Lagarde
衣裳/アゴスティーノ・カヴァルカ Agostino Cavalca
照明/クリストフ・フォレ Christophe Forey
指揮/ミケーレ・スポッティ Michele Spotti
管弦楽/ヴァレンシア・コミュニタート管弦楽団
     *****
ラヴェル/歌劇「スペインの時」
コンセプシオン(時計屋の妻)/イヴ=モード・ユボー Eve-Maud Hubeaux
ゴンサルヴェ(詩人)/イヴァン・アヨン・リヴァス Ivan Ayon Rivas
トルケマダ(時計屋の主人)/ミケルディ・アチャランダバソ Mikeldi Atxalandabaso
ラミロ(ラバ曳き)/アルマンド・ノゲラ Armando Noguera
ドン・イニーゴ・ゴメス(銀行家)/マヌエル・フェンテス Manuel Fuentes
     *****
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」
ジャンニ・スキッキ/アンブロージオ・マエストリ Ambrosio Maestri
ラウレッタ(リヌッチョの恋人でジャンニ・スキッキの娘)/マリナ・モンツォ Marina Monzo
ツィータ(大富豪の従妹)/エレナ・ジリオ Elena Zilio
リヌッチョ(ツィータの甥)/イヴァン・アヨン・リヴァス Ivan Ayon Rivas
ゲラルド(大富豪の甥)/ミケルディ・アチャランダバソ Mikeldi Atxalandabaso
ネッラ(ゲラルドの妻)/ホーリー・ブラウン Holly Brown
ゲラルディーノ(ゲラルドとネッラの7歳の息子)/ダミアン・アウグスト・フェルナンデス Damian Augusto Fernandez
ベット・ディ・シーニャ(大富豪の自称義弟)/マヌエル・フェンテス Manuel Fuentes
シモーネ(大富豪の従弟)/ジャコモ・プレスティア Giacomo Prestia
マルコ(シモーネの息子)/ブライアン・サラ Bryan Sala
チェスカ(マルコの妻)/ラウラ・フルール Laura Fleur
スピネッロッチョ先生(医者)/トメウ・ビビローニ Tomeu Bibiloni
アマンティオ・ディ・二コーラオ(公証人)/ダニエル・ガレゴス Daniel Gallegos
ピネッリ―ノ(靴屋)/イラクリ・プハラゼ Irakli Pkhaladze
グッチョ(染物屋)/ハヴィエル・アグード Javier Agudo
 
メディチTVでも配信中。「スペインの時」のゴンサルヴェ、トルケマダ、ドン・イニーゴ・ゴメスは「ジャンニ・スキッキ」にも出演、最後のカーテン・コールでは「スペインの時」のコンセプシオン、ラミロも登場する。大富豪ブオーゾ・ドナーティは黙役。
 

クァルテット・エクセルシオ 東京定期演奏会

6月12日(木)
クァルテット・エクセルシオの第48回東京定期演奏会が東京文化会館小ホールで行われました。
今回は2ndヴァイオリンの北見が退団しゲスト出演の粟津惇がピンチヒッターとして加わってくれました。

2025年6月12日(木)東京文化会館小ホール

クァルテット・エクセルシオ第48回東京定期演奏会
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第5番イ長調作品18-5
バルトーク/弦楽四重奏曲第1番作品7
     ~休憩~
シューベルト/弦楽四重奏曲第13番イ短調D804「ロザムンデ」

クァルテット・エクセルシオ(第1ヴァイオリン/西野ゆか、第2ヴァイオリン/粟津惇、ヴィオラ/吉田有紀子、チェロ/大友肇)
第2ヴァイオリンの粟津惇(あわづ・まこと)は、今回のゲスト奏者。前任の北見春菜は2025年3月末で退団している。


男性が一人加わってくれただけでなんという力強い演奏になったことでしょう。
いつまでもエクセルシオのメンバーでいてほしいと願わずにいられません。
特にバルトークの1番は、ヴァイオリンの1stと2ndの不気味な絡み合いが素晴らしく惹きつけられる演奏でした。
写真は、中央西野ゆかさんの隣が粟津惇さん、左が吉田有紀子さんと大友肇さん、ファンが詰めかけていて揃って写真どころではありませんでした。

ウィーン国立歌劇場「イル・トロヴァトーレ」

オペラ301回目は、またもやウィーン国立歌劇場のヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」が今日から2日間無料配信され、嬉しい限りです。
今度は、芸達者な歌手たちがヴェルディ節をたっぷり聴かせてくれるというものです。
無駄な演出は一切なく、実力で勝負でしょうか。
マンリーコにはピョートル・べチャワが、レオノーラにはクラッシミラ・ストヤノヴァが、アズチェーナはエカテリーナ・セメンチュクが、ルーナ伯爵にはルカ・サルシが大迫力で迫ってきます。
指揮はマルコ・アルミリアート、演出はダニエーレ・アバドとなっています。


2025年5月30日公演
ヴェルディ/歌劇「イル・トロヴァトーレ」
ルーナ伯爵/ルカ・サルシ Luca Salsi
レオノーラ/クラッシミラ・ストヤノヴァ Krassimira Stoyanova
アズチェーナ/エカテリーナ・セメンチュク Ekaterina Semenchuk
マンリーコ/ピョートル・べチャワ Piotr Beczala
フェランド/ドミトリー・ウリャノフ Dmitry Ulyanov
イネス/マリリア・ゼレビアテーヴァ Marilia Zherebiateva
ルイス/カルロス・オスナ Carlos Osuna
老ジプシー/オレグ・サヴラン Oleg Savran
伝令/ヴォルフラム・イゴール・デルントル Wolfram Igor Derntl
指揮/マルコ・アルミリアート Marco Armiliato
演出/ダニエーレ・アバド Daniele Abbado
舞台装置/グラツィア―ノ・グレゴーリ Graziano Gregori
衣裳/カーラ・テティ Carla Teti
照明/アレッサンドロ・カルレッティ Alessandro Carletti

 

ウィーン国立歌劇場「タンホイザー」

このブログのオペラ⭐️300回記念⭐️としてウィーン国立歌劇場のワーグナー「タンホイザー」が見られることに感謝しています(今日から2日間無料で視聴できます)。
高音質高画質で演奏も歌手も演出も素晴らしい!
指揮はフィリップ・ジョルダン、タンホイザーはクレイ・ハイレイ、エリザベートがマリン・ビストレームとなっています。

2025年5月25日公演
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」
領主ヘルマン/ギュンター・グロイスベック Gunther Groissbock
タンホイザー/クレイ・ハイレイ Clay Hilley
ヴォルフラム/マルティン・ガントナー Martin Gantner
ワルター/ダニエル・イェンツ Daniel Jenz
ビーテロフ/サイモン・ニール Simon Neal
ハインリッヒ/ルーカス・シュミット Lukas Schmidt
ラインマール/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
エリザベート/マリン・ビストレ―ム Malin Bystrom
ヴェーヌス/エカテリーナ・グバノヴァ Ekaterina Gubanova
若い羊飼い/イリア・ステイプル Ilia Staple
指揮/フィリップ・ジョルダン Philippe Jordan
演出/リディア・シュタイアー Lydia Steier
舞台装置・ビデオ/モンム・ヒンリックス Momme Hinrichs
衣裳/アルフレッド・マイアーホーファー Alfred Mayerhofer
振付/タバサ・マクファディエン Tabatha McFadyen
照明/エラナ・シベルスキ Elana Siberski
 
ウィーン版による上演。

ヴィーナスの島は、エプスタインの島?なんて思ってしまうほど楽しくて罪悪感に溢れている。このオペラさすが今を捉えていて面白い。
演出家は女性のリディア・シュタイアー、 アメリカコネチカット州ハートフォード生まれ、ミュンヘンで「イスラエル」を世界初演した人です、注目しましょう。最初から最後まで興味を引く面白さ!

 

カーチュン・ウォンのマーラー5番

5月25日(日)

日本フィル第410回名曲コンサートは、カーチュン・ウオンの指揮で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲とマーラーの5番です。
服部百音さんがジャン・シベリウス(1865-1957)のヴァイオリン協奏曲を大熱演したあと、
グスタフ・マーラー(1860-1911)の5番、オッタヴィアーノのトランペットから始まり心地よい管の調べと滑らかな弦で壮大な大曲を聞くことができました。
演奏後は、会場全体からブラボーを叫ぶ声が聞こえ、カーチュンたちは何度もカーテンコールに答えていました。

2025年5月25日(日)サントリーホール
日本フィル・第410回名曲コンサート
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
     ~休憩~
マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調
 ヴァイオリン/服部百音
 指揮/カーチュン・ウォン Kahchun Wong
 コンサートマスター/田野倉雅秋
ソリスト・アンコール クライスラー/レシタティーヴォとスケルツォ・カプリース~スケルツォ。ソロ・チェロは菊地知也。
 

映画「二人の女王メアリーとエリザベス」

オペラの「マリア・ストゥアルダ」を見た後は涙・涙・涙・・・でしたが、
また映画を見たくなり、アマゾンプライムで「二人の女王メアリーとエリザベス」を見てしまいました。

オペラとは違って、男の権力闘争に巻き込まれる二人の女王といった感じの可哀想ではあるけれども。相当強かな女王たちでした。
メアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)
エリザベス1世(マーゴット・ロビー)
監督:ジョージー・ルーク

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