ビリー・ジョエル(Billy Joel )の〝New York State of Mind〟を聴いていたら

  ビリー・ジョエルの〝New York State of Mind〟を聞いていたら、後半にガーシュインの〝ラプソディ・イン・ブルー〟が聞こえてきたようなー。

ニューヨークフィル、バーンスタインのガーシュイン〝ラプソディ・イン・ブルー〟を聴いてみました。ガーシュイン(1898-1937)は、この曲をわずか2週間で書き上げたという。そしてバーンスタインは作曲者にしてピアニスト、指揮者で教育者。

バーンスタインもガーシュインもビリージョエルもユダヤ系なんですよね!心に染みる曲にはユダヤの血が混じっているのかしら?なんてね。

コロナ後初の日本フィル第722回定期演奏会

7月10日(金)

コロナ後初の日本フィル定期演奏会は、感動!感動!の広上指揮によるブラームス一番です。広上ファンの私たちにとって、コロナ後初の生の演奏会が広上だったことは本当にハッピーな出来事でした。

バッハ/ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68
 指揮/広上淳一
 コンサートマスター/扇谷泰朋

7時からの開演でしたが、ソーシャルディスタンスの関係から1時間前から開場。
11人の日本フィルの精鋭たちによるバッハ、ブランデンブルグ協奏曲3番は、一瞬、神が降りて来ているんではないかしらと思える演奏でした。
そして、休憩なしでブラームス一番へと進みます。重厚で、しかもメリハリの効いた素晴らしい演奏です。
2楽章オーボエの聞き惚れるような杉原のソロ、それにつづくフルートの真鍋、第2フルートの難波の3人が並ぶと。美女3人トリオが舞台を引き締めます。
扇谷コンサートマスターのソロもよかったですね! 叩きつけるようなティンパニーのエリックも凄い!
新人のヴィオラ奏者David Mason(デイヴィッド・メイソン)とおっとりとした児仁井かおりが新鮮です。

これからの日本フィルが楽しみな今回の定期演奏会でした。

演奏会が終わった後も静かなサントリーホールです。

Queen & David Bowie – Under Pressure

ウィーン国立歌劇場も一息ついて、今はふらふら音楽界を彷徨っています。
ロンドンに行ったり、ニューヨークへ行ったり、サンフランシスコに行ったり(もちろんパソコン上ですが)

ところで、若きデヴィッド・ボウイとクイーンで共作共演した 〝Under Pressure〟(1981年リリース) は、低音がボウイ・高音がフレディ担当。一度聞いたら忘れられなくなる曲ですね!

そしてもう一つ、若きジャスティン・ビビアン・ボンドとミシェル・カヴァディアスの 〝Under Pressure〟です。

Pressure pushing down on me
Pressing down on you,
no man ask for

プレッシャーが俺にのしかかる
おまえにも のしかかる
誰も求めてやしないのに

Under pressure
that burns a building down
Splits a family in two
Puts people on streets

プレッシャーの元で
建物は焼き払われ
家族を二つに引き裂かれ
人々は路頭に迷うんだ

It’s the terror of knowing
What this world is about
Watching some good friends
Screaming,
“Let me out!”

知るってことは恐ろしい
この世の現実が何なのかをね
目にするんだ
親しい友達が泣き叫ぶのを
“ここから出してくれ!”と
 
Pray Tomorrow
gets me higher
Pressure on people
– people on streets

明日に祈ろう
僕を高みに引きあげてくれよ
人々にはプレッシャーが
…路上の人々の上に

Chippin’ around,
kick my brains ‘round the floor
These are the days
– it never rains but it pours

ぶらついて時間を費やして
床にのたうちまわり
頭が痛くなるほど考えたんだ
いつだってこんな日ばかり
…悪いことは重なるんだ
 
つづく

なんて歌詞がついているんです。
深い〜〜ですね!

ウィーン国立歌劇場「リゴレット」

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは、今日のヴェルディ「リゴレット」(2016年1月28日公演)で終わりとなります。
2020年3月10日に、ウィーン国立歌劇場が休演すると発表してから4ヶ月くらいの間、過去の作品を無料で配信してくれるというウィーンの方針で見たオペラの数は40演目、その前から数えると62演目、さらにメトロポリタン歌劇場16演目を加えると80演目ぐらいになります。7・8月はお休みになり9月からは新シーズンとなります、また新しい演目を見せてくれるのでしょう、楽しみです。
今回の「リゴレット」もリゴレット役はウィーンの宮廷歌手のカルロス・アルヴァレス、マントヴァ公爵が注目のフローレス、ジルダが美人のオルガ・ペレチャッコと三拍子揃っています。

マントヴァ公爵/フアン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Florez
リゴレット/カルロス・アルヴァレス Carlos Alvarez
ジルダ/オルガ・ペレチャッコ Olga Peretyatko
スパラフチーレ/アイン・アンガー Ain Anger
マッダレーナ/ナディア・クラステヴァ Nadia Krasteva
ジョヴァンナ/マーガレット・プランマー Margaret Plummer
チェプラーノ伯爵/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
チェプラーノ伯爵夫人/リディア・ラスコルブ Lydia Rathkolb
モンテローネ伯爵/アレクサンドルー・モイシウク Alexandru Moisiuc
マルッロ/ミハイル・ドゴターリ Mihail Dogotari
ボルサ/カルロス・オスナ Carlos Osuna
マントヴァ侯爵の小姓/アンドレア・キャロル Andrea Carroll
指揮/エヴェリーノ・ピド Evelino Pido
演出/ピエール・アウディ Pierre Audi
舞台装置/クリストフ・ヘッツァー Christof Hetzer
照明/ベルント・プルクラベク Bernd Purkrabek

風の中の 羽のように いつも変わる 女心 

「リゴレット」の中のマントヴァ公爵のアリア「女心の歌」は、女心の軽薄さを歌っていますが、この軽薄さこそマントヴァ公爵その人の軽薄さに他ならない悪い男なんです、でもなぜだか惹かれてしまう(フローレスですものね!)一種の病気? 今だったら例えば渡部建のように、世間からバッシングを受けること間違いなしですね!

16世紀イタリア、マントヴァ公爵(フアン・ディエゴ・フローレス)に仕える道化のリゴレット(カルロス・アルヴァレス)には最愛の娘のジルダ(オルガ・ペレチャッコ)がいて、大切に育てている。教会で貧しい学生を装ったマントヴァ公爵に一目惚れしてしまい、リゴレットは最愛の娘が公爵の手に落ちたことを知り殺し屋に公爵の殺害を依頼する。それを知ったジルダは、自分が犠牲になって死んでしまう。なんとも哀れなストーリーですが、フローレスのマントヴァ公爵とペレチャッコのジルダならあり得ると思わせてしまうオペラの力は凄い!リゴレット役カルロス・アルヴァレス、演技も歌も哀れな道化に徹していて、一番存在感がありました。一方能天気なフローレスのマントヴァ公爵しようがないなーという感じ、天使のように純粋なペレチャッコのジルダはぴったりでしたね。
演出は、ピエール・アウディで、荒野を思わせる舞台はリゴレットの気持ちを表していました。
皆様には、ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ「リゴレット」のあと「ファルタッフ」がありますのでお楽しみに!

 

ユニクロ 東京

6月30日(火)

東京・銀座プランタンがあったところに日本最大のユニクロが誕生したというので行ってきました。駐車場も完備しています。

近くのユニクロのお店にはなかったレギンスを買いに行ったのですが、雨のためかお客も少なくてゆっくり見ることができました。
いろんなTシャツがたくさん売っていて面白いですよ! 地下にはちょっとしたレストランもあります。

ウィーン国立歌劇場「夢遊病の女」

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴ、今日はベルリーニの「夢遊病の女」(2017年1月13日公演)です。METでナタリー・デセイのアミーナで観たことがありますが、今回のダニエラ・ファリー、声はもちろんのことふっくらしなやかな芸達者ファリーのアミーナとってもいいです。演出はマルコ・アルトゥーロ・マレッリで衣装は奥様のダグマール・ニーフィンドと華やかで粋な舞台となっています。

アミーナ/ダニエラ・ファリー Daniela Fally
リーザ/マリア・ナザロヴァ Maria Nazarova
エルヴィーノ/フアン・ディエゴ・フローレス Juan Diego Florez
テレーサ/ロージー・オルドリッジ Rosie Aldridge
アレッシオ/マニュエル・ワルサー Manuel Walser
ロドルフォ伯爵/ルカ・ピサローニ Luca Pisaroni
公証人/ハシク・バイヴェルシャン Hacik Bayvertian
指揮/グリエルモ・ガルシア・カルヴォ Guillermo Garcia Calvo
演出、舞台及び照明/マルコ・アルトゥーロ・マレッリ Marco Arturo Marelli
衣装/ダグマール・ニーフィンド Dagmar Niefind

「夢遊病の女」は、ヴィンチェンツォ・ベルリーニ(1801年−1835年)が作曲したオペラです。今回のマレッリの演出では、原作のスイスの村ではありますがリーザが経営しているのは小さな旅籠ではなくマッターホルンの見える近代的なホテルとなっています。そして全2幕は同じ舞台で、第1幕の最後でアミーナに裏切られたと勘違いして怒ったエルヴィーノがホテルの扉を開け放ち、吹き込んだ吹雪によってホテルのピアノが壊れロビーも雪の吹き溜りが出来ているという設定になっており、夢遊病でアミーナが眠り込んだのはロドルフォ伯爵の部屋でなく、ホテルのロビーでロドルフォ伯爵の豪華な毛皮の中というわけです。
何と言っても大人気のフローレスやウィーンで活躍のファリーそれからロドルフフォのルカ・ピサローニもウィーンで活躍中、毛皮が似合って素敵ですね。
そしてなんと1月13日はフローレスの誕生日なので何度もカーテンコールが終わった後に観客の方から〝happy birthday  to  Florez〟の歌が合唱されました。

 

ウィーン国立歌劇場「オルランド」2

ウィーン国立歌劇場のアーカイヴは2019年12月に初演したオルガ・ノイヴィルト作「オルランド」です。イギリスの女性小説家ヴァージニア・ウルフが1928年に発表した「Orlando : Biography」をオペラにしたものでエリザベス1世統治下のイングランドで生まれた青年貴族・オルランドが7日間の昏睡状態から目覚めた後、女性の文学者として地位を築き、結婚・出産を経験するという物語。このオペラの衣装は日本のコム・デ・ギャルソン(川久保玲)が担当しました。ライブ記録は (http://shirokuma.photo/?p=12304)ですので今回は川久保さんのデザインした衣装を観てください。