オットー・シェンク追悼公演

この1週間でオットー・シェンクの追悼公演を7作品全て見ました、感動の連続でしたね。
「愛の妙薬」「こうもり」「フィデリオ」「バラの騎士」「アンドレア・シェニエ」「ニューベルングのマイスタージンガー」「利口な女狐」の7作品です。
今年10月のウィーン国立歌劇場の日本公演ではバリー・コスキー演出の「フィガロの結婚」とオットー・シェンクの「バラの騎士」を東京文化会館で公演するそうです。

「フィガロの結婚」
アルマヴィーヴァ伯爵:アンドレ・シュエン
伯爵夫人:ハンナ=エリザベット・ミュラー
スザンナ:イン・ファン
フィガロ:リッカルド・ファッシ
ケルビーノ:パトリツィア・ノルツ

「ばらの騎士」
陸軍元帥ヴェルデンベルク侯爵夫人:カミラ・ニールンド
オックス男爵:ピーター・ローズ
オクタヴィアン:サマンサ・ハンキー
ファーニナル:アドリアン・エレート
ゾフィー:カタリナ・コンラディ

チケットは2025年4月の予定だそうです。

ウィーン国立歌劇場でオットー・シェンク追悼無料演奏

2025年1月9日にお亡くなりになったオーストリアの俳優で演出家であったオットー・シェンク(94歳)さんの追悼演奏が、1月25日から7日間ウイーン国立歌劇場で演出家としての下の作品が無料で見られます。
「愛の妙薬」「こうもり」「フィデリオ」「バラの騎士」「アンドレア・シェニエ」「ニューベルングのマイスタージンガー」「利口な女狐」の7作品です。
ウィーン国立歌劇場 からご覧ください。

山田和樹 イギリス音楽

新春初の日本フィル第767回定期演奏会は、今大活躍の山田和樹さんのイギリス特集です。
2023年からバーミンガム交響楽団の首席指揮者、2024年には音楽監督にも就任し、他にも数々のオーケストラと共演している。
そして、今年2025年6月にはベルリンフィルとのデビューを予定している。

2025年1月18日(土)サントリーホール
日本フィル・第737回東京定期演奏会
エルガー/行進曲「威風堂々」第1番ニ長調作品39-1
ヴォーン=ウイリアムス/ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス「揚げひばり」
     ~休憩~
エルガー/交響曲第2番変ホ長調作品63
 ヴァイオリン/周防亮介
 指揮/山田和樹
 コンサートマスター/扇谷泰朋
 ソロ・チェロ/門脇大樹
ソリスト・アンコール パガニーニ/英国国歌「God save the King」による変奏曲作品9。威風堂々では指揮者もスレイベルを叩いて参加。在籍42年の第4ホルン奏者で、その間インスペクターを35年間(史上最長)務めた宇田紀夫の最後の演奏会。

 

プレトークで話していたように、山田は高校時代吹奏楽部に属しており、指揮者としてエルガーの「威風堂々」を演奏したことがあるという。
現在英国のバーミンガムで「威風堂々」を演奏できるのは本当に感慨深いことと話しておりました。夢が叶った!
今日の日本での「威風堂々」「揚げひばり」「エルガー2番」は、このまま英国に持って帰っても十分感動できると誰かが言っていました(日本フィルと共にね)
ギンギンの衣装で現れた周防さんの「揚げひばり」これはヴォーン=ウイリアムス作ですが、英国の田園の澄み切った上空を雲雀が飛んでいる風景が思い描かれて素晴らしい。アンコールはパガニーニの英国国歌による変奏曲でこれもまた凄いテクニックです。
最後のエルガー2番は、1910年5月に崩御した故エドワード7世国王陛下の思い出に捧げられている「エドワード時代」の短くも輝かしい時代への挽歌にも聞こえる。エドワード7世は競馬にも熱中しており、ダービーに優勝し、生産者チャンピオンにもなったらしい。そんな国王を偲び輝かしかった英国を思いながら、勇壮なそして懐かしいエルガー2番を楽しみました。

 

 

荏原七福神めぐり

お正月3ケ日を過ぎたので、蛇窪神社は空いているかと思ったのですが、やはり長蛇の列でした、全国各地から来ているようです。それで私たちは、そのほかの閑散としている神社に参拝しました。

途中、コーヒーを飲んだりして近くの商店街を散策して新しい発見もありました。
ところで、蛇窪村がこの辺りにあったことはご存知?
蛇窪村の地図の天祖神社が現在の蛇窪神社です。

お正月は七福神めぐり

近くの七福神巡りをしましたが、今年は巳年ということで蛇窪神社に特に人気があり、参拝客でごった返し長蛇の列がならんで5時間待ちとか言っていました。
早々にいつもの養玉院 如来寺の方に行ってみました。両方とも荏原七福神に含まれており、色紙を買ってスタンプラリーをすることにしました。

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2025

今年も、大晦日となりました。
明日は、ウィーンでウィーン・フィルニューイヤーコンサートが開かれ、日本でもEテレで19 : 00〜放送されます。
ぜひご覧ください。それでは皆さま良いお年を!

ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート
ウィーンから生中継!!新年の喜びをウィンナ・ワルツとポルカで!

Eテレ 2025.1/1(水)19:00~
NHK FM 2025.1/1(水)19:15~
(再)Eテレ 2025.1/11(土)14:00~

指揮:リッカルド・ムーティ 管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲスト:夏木マリ、ダニエル・フロシャウアー(ウィーン・フィル楽団長)
司会:林田理沙アナウンサー

演奏予定曲目]
ヨハン・シュトラウスI世:自由行進曲 op.226
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「オーストリアの村つばめ」 op.164
ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ・フランセーズ「取り壊しポルカ」 op.269
ヨハン・シュトラウスII世:入り江のワルツ op.411
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル「軽やかに、かぐわしく」op.206

ヨハン・シュトラウスII世:喜歌劇《ジプシー男爵》序曲
ヨハン・シュトラウスII世:ワルツ「加速度ワルツ」op.234
ヨーゼフ・ヘルメスベルガーII世:オペレッタ《すみれ娘》から「愉快な兄弟」
コンスタンツェ・ガイガー(W.デルナー編):フェルディナントのワルツ op.10
ヨハン・シュトラウスII世:ポルカ・シュネル「あれかこれか!」op.403
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「トランスアクツィオン」op.184
ヨハン・シュトラウスII世:アンネン・ポルカ op.117
ヨハン・シュトラウスII世:「トリッチ・トラッチ・ポルカ」op.214
ヨハン・シュトラウスII世:ワルツ「酒・女・歌」op.333
他、アンコール曲を予定


ウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」

バリー・コスキー演出のウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」をみました。
とっても面白い! 
日本でも、ほぼ同じキャストで来年10月にはこの「フィガロの結婚」の日本公演をするそうです。
奇才といわれるバリー・コスキー特有のカラフルな衣装と舞台装置、コケティッシュなスザンナや美しい伯爵夫人
ケルビーノは若くて可愛らしく、伯爵もフィガロも素敵ですね!私も東京文化会館に行きたい。

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」(ウィーン国立歌劇場 2023年3月17日公演)
アルマヴィーヴァ伯爵/アンドレ・シューエン Andre Schuen
アルマヴィーヴァ伯爵夫人/ハンナ=エリザベス・ミューラー Hanna-Elisabeth Muller
スザンナ(演技)/イン・ファン Ying Fang
スザンナ(歌唱)/マリア・ナザロヴァ Maria Nazarova
フィガロ/ペーター・ケルナー Peter Kellner
ケルビーノ/パトリシア・ノルツ Patricia Nolz
マルチェリーナ/ステファニー・ハウツィール Stephanie Houtzeel
バルトロ/ステファン・ツェルニー Stefan Cerny
バジリオ/ジョシュ・ラヴェル Josh Lovell
ドン・クルーツィオ/アンドレア・ジョヴァンニ―二 Andrea Giovannini
バルバリーナ/ヨハンナ・ウォルロース Johanna Wallroth
アントニオ/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
指揮/フィリップ・ジョルダン Philippe Jordan
演出/バリー・コスキー Barrie Kosky
舞台装置/ルーフス・ディドウィスツス Rufus Didwiszus
衣裳/ヴィクトリア・ベール Victoria Behr
照明/フランク・エヴィン Franck Evin
ドラマトゥルグ/ニコラウス・シュタイニッツァ― Nikolaus Steinitzer
 
スザンナ役のイン・ファンが声の不調で、ナザロヴァがヒットで歌唱のみを担当した。舞台上の演技はイン・ファン。

チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」

フィンランド国立歌劇場は、チャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」をストリーミング配信しました。
作家のアレクサンドル・プーシキンの小説に基づいた「エフゲニー・オネーギン」は1879年に世界初演されました。
舞台美術も美しく演出家のマルコ・アルトゥーロ・マレッリはウィーン国立歌劇場やハンブルグ国立歌劇場でも活躍中です。2024年12月20日から2025年6月20日まで視聴可能となります。

チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」(フィンランド国立歌劇場 2024年公演)
エフゲニー・オネーギン/ユーリ・サモイロフ Iurii Samoilov
タチアーナ/アイステ・ピリバ Aiste Piliba
レンスキー/ティグラン・ハコブヤン Tigran Hakobyan
オルガ/アンナ・エロキーナ Anna Erokhina
ラーリナ/ナターリャ・ヴィノグラドヴァ Natalia Vinogradova
フィリピエヴナ/メルル・シルマート Merle Silmato
グレーミン公爵/マッティ・トゥルーネン Matti Turunen
トリケ/ローランド・リヴ Roland Liiv
隊長、ザレツキー/サムポ・ハーパニエミ Sampo Haapaniemi
ギロ―/ユハナ・スニネン Juhana Suninen
合唱/フィンランド国立歌劇場合唱団
管弦楽/フィンランド国立歌劇場管弦楽団
指揮/アラン・ブリバエフ Alan Buribayev
演出・舞台装置・照明/マルコ・アルトゥーロ・マレッリ Marco Arturo Marelli
演出復刻/シャルロッタ・セヴォン Charlotta Sevon、キム・アンベリア Kim Amberia
衣裳/ダグマール・ニーフィンド Dagmar Niefind
振付助手/ラウノ・マルティネン Rauno Marttinen、サムポ・ケロラ Sampo Kerola

クレモナの「ロザムンデ」

サルビアホールで洗練された演奏を聴かせてくれたクアルテット・ディ・クレモナですが、クレモナのホームページからこんな素敵な演奏がうちのyoutube に届いていました。

シューベルトの弦楽四重奏曲第13番イ短調「ロザムンデ」2楽章アンダンテ
2021年5月2日〜〜3日、ジェノバのサン・ルーカ・ジェンティリーツィア教会でで収録。

こんなのもあります。

まず、ボローニァのサン・ジョヴァンニ・バッティスタ・デイ・フィオレンティーニ美術館の紹介があり、
7:07からフランチェスカ・デゴさんのクァルテット・ディ・クレモナの演奏会の紹介
10:00からクレモナの演奏が始まります。

・ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685-1750) フーガの技法 BWV 1080 より コントラプンクトゥス 1
・ファビオ・ヴァッキ (1949) アーチのための四重奏曲 6 「ヨハン・ゼバスティアン・バッハへの手紙」
・ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)弦楽四重奏曲第 14番番 嬰ハ短調 op. 131
コンサートは2021年2月22日にサン・ジョヴァンニ・バッティスタ・デイ・フィオレンティーニ美術館で録音されました。
イタリア語の紹介は、字幕をONにして、日本語自動翻訳にするとわかりやすい。
フランチェスカ・デゴは鵠沼サロンコンサートに出演したこともあります。

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