ロジェストヴェンスキー ブルックナー5番

5月19日(金)

読響第568回定期演奏会は、最初スクロヴァチェフスキが振る予定だったのですが、スクロヴァチェフスキの死去(今年の2月21日)により、ロジェストヴェンスキーがシャルク版で演奏することになりました。

ブルックナー/交響曲第5番(シャルク版)
指揮/ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
コンサートマスター/長原幸太

最初の1音から心に響いてくる音でした。
カリスマ性があるとか今ではあまり演奏されない「シャルク版」での演奏だとかと言われていますが、おちゃめな巨匠という印象です。
1931年モスクワ生まれ、数々の交響楽団で指揮をし、1979年読響で初めて客演して以来ショスタコーヴィチ、グラズノフ、プロコフィエフ、ストラヴィンスキーなどロシア音楽のスペシャリストとして共演を重ね、90年には読響名誉指揮者に就任した。

レストラン「ミクニ」でランチ

5月18日(木)

いつもの仲間とレストラン「ミクニ」でランチです。

今日は、7名様の大入り満員です。

○玉ねぎのキッシュ

○東京杉並の新玉ねぎと立川産ケールの青汁風冷製ヴルーテ、ミルクの泡と福井産甘海老のフリット和え、キュルキュマ(ウコン)風味

○千葉県産豚フィレ肉ステーキのロールキャベツ風、東京小平のキャベツのプレゼと椎茸・しめじのソテー添え、からしトマトソース、フェンネルシードの香り

○小笠原産パッションフルーツのジュレとブランマンジェ、ライチのシャーベット、ピスタチナッツのケークの盛り合わせ

○コーヒーと小菓子(カシスオレンジのマカロン)

名店だけあってとても美味しいランチでしたが、何年かぶりに会った人が2・3人いたので、お話の方に花が咲いてしまったような気がします。

ボランティア活動で出会った人たち、今でも何かをしている人が多く話のタネが尽きません。

ホテル・ド・ミクニ:https://oui-mikuni.co.jp/

 

吉野直子さんハープ・ソロリサイタル

5月9日(火)

363回鵠沼サロンコンサートは、急遽決まった吉野さんのハープ・ソロリサイタルです。
補助椅子がたくさん並べられいつもよりざわついた演奏開始前、
静かにジーパン姿の吉野さんが、調弦に来ました。

私たちの隣には、吉野さんの家族らしき方々がいました。
お父様はクレディスイス信託銀行の元社長、母様はやはりハープ奏者、そのお母様らしき方がその中にいました。直子さんはロンドンで生まれ、6歳からロサンジェルスでスーザン・マクドナルドにハープを習い始めた。

フランシスク/クーラント、パヴァーヌとブランル(J.B.ワイデンソール/M.グランジャニー編)
J.S.バッハ/シャコンヌ(D.オーウェンズ/吉野直子編)
ブラームス/間奏曲変ホ長調作品117-1
ブラームス/ラプソディ変ホ長調作品119-4
~休憩~
ブリテン/ハープのための組曲作品83
グランジャニー/「子供の時間」組曲作品25
ルニエ/黙想
トゥルニエ/朝に 作品39
吉野直子

前半は、アレンジした曲で、後半はハープソロの曲。
観客と1メートルの距離で演奏するのはとても緊張するそうで、聴く方も興味津々、休憩時間にはハープの周りに集まってざわざわするので、吉野さんが、後半演奏前にハープについて説明をしてくれました。ハープは、大体40㎏くらい、ペダルを上下することによって半音を鳴らすのだそうです。
ブリテンは英国人ですが、グランジャニー、ルニエ、トゥルニエは、共にフランス人、ハープはフランス的なのでしょうか。
アンコールはドビュッシーの「月の光」ハープにぴったりの曲と吉野が言うように、美しいハープの魅力に取りつかれながら演奏会は終わりました。
ハープの音色も素敵でしたが、吉野直子さんも素敵な人ですね。
吉野さんのお母様、京響のハーピストだったと聞きます。
皆さまも機会がありましたら是非どうぞ!

インキネン・ブラームス

日本フィル東京定期と日本フィル横浜定期で、インキネン・ブラームス ツィクルスが行われています。


横浜定期のアフタートークでこれからの抱負を語るピエタリ・インキネン

 

4月14日(金) 日本フィルハーモニー 第689回東京定期演奏会
オーチャードホール

ブラームス/交響曲第3番
~休憩~
ブラームス/交響曲第4番
指揮/ピエタリ・インキネン
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/千葉清加
ソロ・チェロ/辻本玲

インキネンによると、ワーグナーやブルックナー、ブラームスなど、ドイツ・ロマン派の音楽はオーケストラの基本となるもので、オーケストラの向上に必要とのことです。

 

4月22日(土) 日本フィルハーモニー 第326回横浜定期演奏会
横浜みなとみらいホール

ブラームス/悲劇的序曲
ニールセン/フルート協奏曲
~休憩~
ブラームス/交響曲第2番
指揮/ピエタリ・インキネン
フルート/真鍋恵子
コンサートマスター/千葉清加
フォアシュピーラー/九鬼明子
ソロ・チェロ/菊地知也

デンマークの作曲家 カール・ニールセンのフルート協奏曲は、日フィルの首席フルート奏者、真鍋恵子が美しいフルートの音色を聴かせてくれました。

1860年代前半から楽都ウィーンで活躍するブラームスは、夏の間に避暑地で作曲したものを秋や冬に発表するというパターンで作曲をし、ヴェルター湖畔ペルチャッハの陽光や微風をも映し出す第2番は、誕生時から幸せな交響曲だった。

横浜定期はアンコールがあり、なんとインキネンでは初めての「ハンガリー舞曲第4番」でした。重厚感のある素晴らしい舞曲でした 全曲聴いてみたい。

次のブラームス・ツィクルスⅢは、やはり横浜定期(5月20日)でブラームス交響曲1番です。あとリストのピアノ協奏曲1番が田村響さんで。

 

長柄音楽祭

4月5日、7日、9日は、千葉県長柄にある「リソル生命の森」で、クァルテット・エクセルシオ主催の「長柄の春 室内楽の和 音楽祭」が開かれ、私たちは5日と9日に出かけました。

 

4月5日(水)14時開演

シューヘルト/弦楽四重奏曲第7番
シューベルト/弦楽四重奏曲第8番
~休憩~
シューベルト/弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ

 

4月9日(日)11時開演

モーツァルト/フルート四重奏曲第1番
シューヘルト/弦楽四重奏曲第12番「断章」
プロコフィエフ/フルート・ソナタ
~休憩~
シューマン/ピアノ五重奏曲
クァルテット・エクセルシオ、山野雅美(フルート)、上野範子(ピアノ)、野本哲雄(ピアノ)

 

演奏後は、お茶とケーキでくつろぎ、、エクセルシオのアンコールの数々を連絡バスが出る直前まで楽しみました。

 

 

 

 

サルビア・ホール クァルテット・エクセルシオ

3月27日(月)

サルビア・ホールでクァルテット・エクセルシオの演奏会です。
オール・シューベルト(1797~1828)で、シューベルトの「死と乙女」が最後に演奏されました。

シューベルト/弦楽四重奏曲第2番ハ長調D.32
シューベルト/弦楽四重奏曲第8番変ロ長調D.112
~休憩~
シューベルト/弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ

シューベルトは、短い32年弱の生涯に16曲の弦楽四重奏曲を作曲している。
2番は15歳、8番は17歳、14番(死と乙女)は27歳から2年の歳月をかけて作られている。

2番、8番は家族や友人たちと演奏して楽しんでいた「家庭内四重奏曲」と呼ばれるものです。
14番「死と乙女」というのは、その10年ほど前に書いた歌曲「死と乙女」のピアノ伴奏の重々しい旋律を2楽章(変奏曲)の主題として使用したからで、シューベルトの弦楽四重奏曲といえば「死と乙女」といわれるほど有名。

 

ドラマ「カルテット」最終回

3月21日(火)

夜、鵠沼サロンコンサートから家に帰って録画してあったTBSドラマ「カルテット」最終回を観ました。犯罪者として有名になってしまった、真紀(松たか子)は、スズメと家森と別府に居場所を見つけられて、軽井沢に戻り、軽井沢の大賀ホールで演奏会を開こうということになり、週刊誌ネタで客を集めることになった。

大賀ホールで演奏されるのが
:「死と乙女」 作曲 シューベルト スズメちゃんにどうしてこの曲えらんだの?
:「序曲 ドラゴンクエストより」 作曲 すぎやまこういち  学生が喜んで聴いていますね!
:「Music for Found Harmonium」 作曲 Traditional  元はアイルランド民謡です。路上でウキウキ楽しそうです。

というわけで、ドラマとしての最後はあっけないものでしたが、
〝好きなことを趣味にするのか夢にするのか、趣味にできたら幸せだけど、夢にするなら泥沼だ〟
〝音楽を趣味にするタイミング、夢をあきらめるタイミングが向こうから来たんです〟
〝この一年間は決して無駄じゃなかった、夢は必ずかなうものではないし、夢を見て損するものは何もなかった〟
など、グッとくる言葉がたくさん散りばめられており、松たか子と満島ひかり、
松田龍平と高橋一生の演技と歌唱力がとってもいいチームワークを奏でていた。

最後、車の中で4人で歌う椎名林檎の「おとなの掟」は、小気味いいですね!

 

ハンブルグ・トリオ in 鵠沼

3月21日(火)

お彼岸なのに催花雨(さいかう)~早く咲けとせき立てるように降る雨~が降って寒い。
すっかり我が家で定着してしまった鵠沼でのサロンコンサートに行ってきました。

シューマン/ピアノ三重奏曲第2番へ長調作品80
ショスタコーヴィチ/ピアノ三重奏曲第2番ホ短調作品67
~休憩~
ブラームス/ピアノ三重奏曲第1番ロ長調作品8
ハンブルク・トリオ

「ピアノ・トリオの世界」と題された、ピアノとヴァイオリンとチェロの三重奏です、
余り聴く機会がないのですが、今回は3曲ともメインと言っていいくらいの曲だという平井さんの解説です。
ピアノ三重奏曲はだれかの追悼曲として作曲される場合が多いそうです。

ヴァイオリンは塩見みつる、日本人の女性です。チェロはヴィタウタス・ソンデキス、リトアニア出身。ピアノは、エバーハート・ハーゼンフラッツ、ドイツ出身。

3曲の中でもショスタコーヴィチの2番が特に面白い。1944年に作曲されている。
始めチェロが高音でか細く頑張っているのにヴァイオリンは悠々と低音で歌い、そしてピアノが入る。
そして最終章では、もの悲しいユダヤ旋律がズンチャカ、ズンチャカ流れる。
悲しくって、滑稽なユダヤのリズムが何とも面白いんです。

 

Qエクセルシオ アラウンド・モーツアルト Ⅱ

3月12日(日)

トリトンの第一生命ホールにて、クァルテット・エクセルシオのアラウンド・モーツアルトⅡです。
前回のブログ、ドラマ「カルテット」に影響されて? 写真を挿入しました。
エクセルシオってファショナブルでしょう?


(ヴァイオリン:西野ゆか 山田百子 チェロ:大友肇 ヴィオラ:吉田由紀子)


モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲(ウィーン楽友協会・弦楽四重奏版)
シューベルト/弦楽四重奏曲第6番ニ長調D74
モーツァルト/弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」K458
~休憩~
シュタードラー/二重奏曲第1番~第1楽章(クラリネットとヴィオラ版)
モーツァルト/クラリネット五重奏曲イ長調K581
クァルテット・エクセルシオ
クラリネット/澤村康恵

モーツァルト(1756~1791)~ウイーンでの素敵な出会い~として、
1781年からウイーンへ拠点を移してからの作品と、シューベルト(モーツアルト的と言われている6番)、シュタードラー。
最後はクラリネットの澤村康恵を迎えての有名なモーツアルトのクラリネット五重奏曲。

今日は何と満席に近い、司会役の西野ゆかも驚いていました。
モーツァルトがなせる業かしら?「フィガロの結婚」も「狩」もシューベルト6番も軽快でさわやか、ふんわり柔らかなクラリネットの音色の美しい澤村康恵さんが加わってクラリネット五重奏は最高でした。

エクセルシオも素敵ですが、ドラマ「カルテット」の最終章も楽しみです。

ドラマ「カルテット」

この頃クァルテットを聴く機会が多いしろくまですが、友達からTBSドラマ「カルテット」が面白いよと言われたので、オンデマンドで見てみました。
脚本:坂元裕二

フムフム本当に面白い!
音楽家ってけっこう自由な発想の持ち主、しかも現実的でないし、主に夜の商売なので男女関係はいろいろあるんですね。そして一般人は演奏家がどんな顔をしていても、手にヴァイオリンを持っているだけで、夢中になってしまう。

冬の軽井沢を舞台に夫々に秘密を持った4人が繰り広げる大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスで、第1ヴァイオリンが(松たか子)、第2ヴァイオリンが(松田龍平)、ヴィオラが(高橋一生)、チェロ(満島ひかり)という豪華キャストです。

そして脚本の坂元裕二さんの言葉遊びが面白い。たとえば2話に出てくる「行間」、言葉と気持ちは違うんだっていうところ、まるでシェイクスピアの劇をやっているようで、深~い。

最後に流れる椎名林檎・作詞、作曲の主題歌「おとなの掟」は、〝ありのままの~~〟で歌唱力が証明された、松たか子とダンスボーカルユニットFolderのメンバーだった満島ひかりのデュエットが素敵です 衣装も!

弦楽四重奏の実際の演奏は、桐朋学園大学出身のクァルテット・パパス。