ジェレミー・ブレットの「メリー・ウイドウ」

フランツ・レハールのオペレッタ「メリー・ウイドウ」に、なんと「シャーロック・ホームズ」のジェレミー・ブレットがダニロ役で出ています。
これは1968年の公演らしいです。。彼が生まれたのは1933年ですので35歳の時のジェレミーブレットということになります。若くて素敵、歌も上手いです〜。

フランツ・レハールのオペレッタ「メリー・ウイドウ」
ハンナ:メアリー・コスタ
ダニロ:ジェレミー・ブレット
ジョイス・ブラックハム
ライランド・デイヴィス
アンブロジアン・オペラ合唱団
プロアルテ管弦楽団リーダー:マックス・サルペター
指揮者:デヴィッド・ロイド=ジョーンズ
副指揮者:ゴードン・マッキー
ジェレミー・ブレットは国立劇場の俳優
デレク・ハモンド・ストラウドはサドラーズ・ウェルズ・オペラとの契約により出演。

ワーグナー「さまよえるオランダ人」

アイルランド国立オペラがワーグナー「さまよえるオランダ人」ををストリーミング放映しました。
さまよえるオランダ人の謎めいた幽霊船は、彼が地上で真実の愛を見つけるまで海をさまよう運命にある。若いゼンタは、神話上のオランダ人を夢見て、その呪いを解こうと切望する。しかし、その機会は7年に一度しか訪れない。
ジゼル・アレンがゼンタ役を歌い、バリトンのジョーダン・シャナハンが、永遠に航海を続ける運命にある呪われたオランダ人を演じます。2025年4月25日から2025年10月25日までオペラヴィジョンでストリーミング配信されます。

ワーグナー/歌劇「さまよえるオランダ人」(アイリッシュ・ナショナル・オペラ 2025年3月27日公演)
オランダ人/ジョルダン・シャナハン Jordan Shanahan
ゼンタ/ジゼル・アレン Giselle Allen
ダーラント/ジェームス・クレスウェル James Creswell
エリック/トビー・スペンス Toby Spence
マリー/キャロライン・ドッビン Carolyn Dobbin
舵取り/ギャヴァン・リング Gavan Ring
子供のゼンタ/キャロライン・フィーラー Caroline Wheeler
合唱/アイリッシュ・ナショナル・オペラ合唱団
管弦楽/アイリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団
指揮/ファーガス・シェイル Fergus Sheil
演出/レーチェル・ヒーヴァ― Rachael Hewer
舞台装置・衣裳/フランシス・オコンナー Francis O’Connor
照明/ハワード・ハドソン Howard Hudson
ビデオ・プロジェクション/ニール・オドリスコル Neil O’Driscoll
振付/ステファニー・デュフレスヌ Stephanie Dufresne
 
ガージントン・オペラとの共同制作

オペラ「仮面舞踏会」

4月27日(日)
広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1は、セミステージ形式で「仮面舞踏会」を公演しました。
物語はウィーンの「仮面舞踏会」と同じです。
アメーリアに中村理恵、リッカルドに宮里直樹、レナートに池内響、ウルリカに福原寿美枝、オスカルに盛田麻央といった日本のオペラ歌手の最高峰が揃った公演は、広上シェフの腕の見せ所、舞台を縦横無尽に使ってオペラを盛り上げます。リッカルド(宮里直樹)が伸び伸びテノールを歌って素晴らしいし、女占い師のウイリカ(福原寿美枝)は主役級の迫力を見せてくれました。三幕の始め、菊池チェロとアメーリア(中村理恵)のアリアは震えるくらい凄みがありました。次は何のオペラかしら、楽しみにしています。
なお、この「仮面舞踏会」は、6月20日(金)NHK-FM「オペラ・ファンタスティカ」で、奥田佳道さんの司会、広上淳一さんも出演して放送するそうですお楽しみに!

ヴェルディ:オペラ「仮面舞踏会」
セミ・ステージ形式/全3幕/字幕つき
台本:アントーニオ・ソンマ 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ

指揮:広上淳一  [フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]
演出:高島勲
振付:広崎うらん
衣裳:桜井久美(アトリエヒノデ)
照明:岩品武顕
舞台監督:幸泉浩司
副指揮:喜古恵理香、荒木流音生
演出助手:根岸幸

アメーリア:中村恵理
リッカルド:宮里直樹
レナート:池内響
ウルリカ:福原寿美枝
オスカル:盛田麻央
シルヴァーノ:高橋宏典
サムエル:田中大揮
トム:杉尾真吾
合唱:東京音楽大学
合唱指揮:浅井隆仁
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:田野倉雅秋

 

 

フランチェスカ・デゴのシベリウス

youtube の中に偶然フランチェスカ・デゴのシベリウスヴァイオリン協奏曲が入っていたのでアップします。
鵠沼サロン・コンサートで初めてデゴを見た時の感激をもう一度でしょうか。指揮は夫のダニエレ・ルスティオーニ、そしてドレスは鵠沼の時と同じアントニオ・リーヴァだそうです。

ヴェルディ「一日だけの王様」

イギリスのガーシントン・オペラがヴェルディの「一日だけの王様」をストリーミング配信しました。平凡な男が「一日王様」になるという物語、どこかで聴いたようなしかし、ヴェルディの数少ない喜劇の一つです。ヴェルディ20代半ばの作品で序曲から軽快なテンポではじまり「カラオケ大会」などもあって、面白い。オペラビジョンにより2025年4月11日から2025年10月11日まで視聴可能となります。

ヴェルディ/歌劇「一日だけの王様」(ガージントン・オペラ 2024年6・7月公演)
騎士ベルフィオーレ(偽のポーランド国王)/ジョシュア・ホプキンス Joshua Hopkins
ケルバール男爵/ヘンリー・ワディントン Henry Waddington
ポッジョ公爵夫人/クリスティン・ライス Christine Rice
ジュリエッタ(ケルバール男爵の娘)/マディソン・レナード Madison Leonard
エドアルド(ロッカの甥で若い士官)/オリヴァー・シーウェル Oliver Sewell
ロッカ(財務官)/グラント・ドイル Grant Doyle
イヴレア伯爵/ロバート・マレー Robert Murray
デルモンテ/ジェームス・ミクルスウェイト James Micklethwaite
カラオケのテノール/リチャード・ピッツィンガー Richard Pittsinger、サム・ハリス Sam Harris
召使/ダニエル・ヴェニング Daniel Vening
合唱/ガージントン・オペラ合唱団
管弦楽/フィルハーモニア管弦楽団
指揮/クリス・ホプキンス Chris Hopkins
演出/クリストファー・アルデン Christopher Alden
舞台装置/チャールズ・エドワーズ Charles Edwards
衣裳/スー・ウィルミントン Sue Willmington
照明/ベン・ピッカースギル Ben Pickersgill
ビデオ/マット・ヴェール Matt Vale、ロブ・ヴェール Rob Vale
振付/ティム・クレイドン Tim Claydon
 

日本フィル第769回東京定期演奏会

4月12日(土)
1年ぶりで、アレクサンダー・リープライヒさんの指揮で日本フィル定期を聴くことができました。
今回はベルリンフィルでコンサートマスターをしていたコリア・ブラッハーのヴァイオリンで、お父さんのボリス・ブラッハーの作曲した「ヴァイオリン協奏曲」を弾くという素敵な組み合わせです。



日本フィル・第769回東京定期演奏会 サントリーホール
ハイドン/交響曲第79番ヘ長調
ボリス・ブラッハー/ヴァイオリン協奏曲
     ~休憩~
アイヴズ/答えのない質問(1906年版)
R・シュトラウス/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30

 ヴァイオリン/コリヤ・ブラッハー Kolja Blacher
 指揮/アレクサンダー・リープライヒ Alexander Liebreich
 コンサートマスター/田野倉雅秋

コリア・プラッハーのヴァイオリンは力強く、曲も素晴らしいものでした。
プラッハーのアンコールは、バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番BWV1002~ドゥーブル3。後半のアイヴズとシュトラウスは、休み無く続けて演奏しました。アイヴズはフルート2、オーボエ、クラリネットで演奏。アイヴズの舞台裏トランペットは大西敏幸。
最後のシュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」は、壮大な音がホールを埋め尽くし、終演後の無音状態は26秒間。

モーツァルト「ポント王のミトリダーテ」

スペイン、マドリッドのテアトロ・レアルで2025年4月4日公演のモーツァルト「ポント王のミトリダーテ」がストリーミング配信されました。モーツァルトの初期のオペラで15年後の「フィガロの結婚」と同様のジャン・ラシーヌの名作に基づいている。息子のシーファレは女性ソプラノのエルザ・ドレイジグが、もう一人の息子のファルナーチェは、カストラートのフランコ・ファルジョーリが担当し、高音域の演奏が続き、モーツァルトのアリアを完璧に歌いこなします。オペラビジョンにより2025年4月4日から2025年10月4日まで視聴可能となります。

モーツァルト/歌劇「ポントの王ミトリダーテ」(マドリッド、テアトロ・レアル 2025年4月4日公演)
ミトリダーテ/フアン・フランシスコ・ガテル Juan Francisco Gatell
アスパージア(ミトリダーテの婚約者)/サラ・ブランチ Sara Blanch
シーファレ(ミトリダーテの息子)/エルザ・ドレイジグ Elsa Dreisig
ファルナーチェ(ミトリダーテの長男)/フランコ・ファジョーリ Franco Fagioli
イズメーネ(パルティア王の娘)/マリーナ・モンゾ Marina Monzo
マルツィオ(ローマの護民官)/フアン・サンチョ Juan Sancho
アルバーテ(ニンフェアの領主)/フランコ・クリソヴィチ Franko Klisovic
合唱/テアトロ・レアル合唱団
管弦楽/テアトロ・レアル管弦楽団
指揮/アイヴァー・ボルトン Ivor Bolton
演出/クラウス・グース Claus Guth
舞台装置/クリスチャン・シュミット Christian Schmidt
衣裳/ウルスラ・クドルナ Ursula Kudrna
照明/オラフ・ウインター Olaf Winter
振付/ゾンマー・ウリクソン Sommer Ulrickson
 
フランクフルト歌劇場、リセウ大劇場、サンカルロ歌劇場との共同制作。新演出。第2幕の中間で20分程の休憩。
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