広上淳一さん
プロの音楽関係者が言ってましたが、新進気鋭の指揮者 沼尻竜典さんクラスでも三人位いなければ、太刀打ち出来ない指揮者が、広上淳一さんだそうです。 7月は、7日(みなとみらい)、13日(オペラシティ)、21日(名古屋・愛知県芸術劇場)と三回続いてあるのでとっても楽しみです。 名古屋は、美濃忠のお菓子と、蓬莱軒の「ひつまぶし」もね。
カッコーの鳴き声は何度?
「クロイツェルソナタ」は、不倫の香り?
最近ヤナーチェクの「クロイツェルソナタ」をパイゾ・クアルテットで聴いて、それがトルストイの小説「クロイツェルソナタ」を基にした弦楽四重奏曲だとのことー。 トルストイの小説は、貴族の夫人とバイオリン弾きの不倫物語で、 その中で、夫人のピアノと男のバイオリンがベートーベンの「クロイツェルソナタ」演奏する場面があり、結局貴族の夫は、夫人を殺してしまうのですが、
ベートーベンのピアノとバイオリンのためのソナタ「クロイツェル」
トルストイ小説「クロイツェルソナタ」
ヤナーチェク弦楽四重奏曲第一番「クロイツェルソナタ」
幸い 全部 家にあるので楽しんでしまいました。 三作とも素晴らしい作品で、 特にベートーベンは、軽快なテンポで不倫とは全然関係ないし、 ヤナーチェクは、不倫と殺人の香りがしてこれもとっても面白い。
美腰 エクササイズは効く!
京都 修学院 小川典子「パガニーニ」
6月22日(金)
朝 7:14品川発の新幹線で、京都へ!
あいにくの雨なので、京都駅から直接 グランドプリンスホテル京都に向かいます。
地下鉄烏丸線の終点、 国際会館駅で降りると直ぐ 宝が池グランドプリンスホテルがあり、
荷物を預けてタクシーで、曼殊院へ・・・
曼殊院に紀行文の先輩 紀貫之の本物がありました。
むすぶ手のしづくににごる山の井のあかでも人にわかれぬるかな 〔古今404〕
・・・ひととき貴女とこの山道で出逢い、語り尽くすこともできずに、お別れすることに
なってしまった。 私の心に、ちょうどこの山清水の波紋のようなものを残して・・・。
と書いてあるらしい。
そして、このブログを開設したのは、月に一度くらい旅とコンサートを両方楽しみたいっ・・・!
と始めた この《旅とコンサート》の記録のためです
皆様 よろしく! 時々はおつきあいくださいね。
曼殊院から修学院離宮までの川沿いの道に かたつむりが・・・。
このあたり何か万葉人にでもなったような錯覚に陥る風景です。
修学院離宮 後水尾上皇の別荘
後水尾上皇の勉強室 後水尾上皇直筆の書
修学院離宮は、曼殊院のすぐお隣 江戸の徳川家が栄えていた頃、京都の天皇家は、のんびりと別荘で船遊びや、歌遊びをしていた羨ましい離宮です。
勉強部屋の戸の引手は瓢箪の模様、日よけ戸の下は机になっており、その下はほり炬燵の様に
(最近の日本料理屋さんみたい)足がぶらぶら伸ばせるようになっている。
さあ この旅行の本来の目的は、小川典子さんのピアノを聴くこと
京都市交響楽団第501回定期演奏会 2007年6月22日
京都コンサートホール
ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲
~休憩~
マーラー/交響曲第4番
指揮/大友直人
独奏/小川典子
独唱/平松英子
コンサートマスター/グレブ・ニキティン
今日の小川典子ちゃんは、ピンクのドレス
ピアニストとしても、女性としても 今一番輝いている時ではないかしら
ラフマニノフが終わった休憩時間に主人とMさんと三人で楽屋に、
「Mさん え~~来たの?」
「Sさん夫妻は、札幌にも来てくださったのよね~大丈夫?」
「この曲は、東京ではなかなか演奏してくれないから来てしまいましたよ!」と主人。
もちろん凄い演奏でした。
大友直人夫人は、とっても美しい双子のハーフの片われで、やはり家族で聴きにいらしてましたそれと京都在住のNさんも偶然近くの席で、Nさん、Mさん、私達夫婦と並びで・・・???(本当)
聴いてしまいました。
6月23日(土)
ゆったりとしたグランドプリンスホテルで 宝が池に散歩へ・・・
朝食をとり 青さぎがいます。
この散歩道は、ホテルからすっーと自然に続いていて 30分ばかりで池の周りをまわれます。
チェックアウトをして、府立植物園に、
植物園から見える景色は山ばかり、観光地の喧騒は まったくありません。
京都駅の伊勢丹でお土産を買って、14:35発 ひかり416号で品川へ
今回のコンサート紀行は、日本の古い文化と、西洋の音楽と混ざり合った
中味の濃いものでした。次はどんな所に行けるでしょうか?
九州 杵築 阿蘇 高千穂
2006年5月九州大分空港から杵築、別府、阿蘇、高千穂などを巡りました。
杵築 酢屋の坂〜 礒矢邸〜別府〜高千穂〜阿蘇九重国立公園