ドニゼッティー「愛の妙薬」

ガージントン・オペラハウスはドニゼッティーの「愛の妙薬」をストリーミング配信しました。
「愛の妙薬」はドニゼッティー初期の作品で、1832年にわずか6週間で作曲されたロマンティック・コメディー、誰でも知っている内容ですね。オペラヴィジョンは2025年10月25日〜2026年4月25日まで視聴可能となっています。

ドニゼッティ/歌劇「愛の妙薬」(ガージントン・オペラ 2025年7月18日公演)
アディーナ/マディソン・レナード Madison Leonard
ネモリ―ノ/オレクシー・バルチコフ Oleksiy Palchykov
ジャンネッタ/シャーロット・ジェーン・ケネディー Charlotte Jane Kennedy
ベルコーレ/カーレス・パション Carles Pachon
ドゥルカマラ/リチャード・ブルクハルト Richard Burkhard
兵士/リース・メイリル Rhys Meilyr、ヨンワバ・ンボ Yonwaba Mbo
合唱/ガージントン・オペラ合唱団
管弦楽/フィルハーモニア管弦楽団
指揮/クロエ・ルーク Chloe Rooke
演出/クリストファー・ラスコム Christopher Luscombe
舞台装置/サイモン・ヒグレット Simon Higlett
照明/マーク・ジョナサン Mark Jonathan
動作/レベッカ・ハウエル Rebecca Howell
フォルテピアノ/フラン・ヒルズ Fran Hills
 
 

ショパン・コンクール4位入賞 桑原志織の演奏

第19回フレデリック・ショパン国際ピアノコンクールで4位入賞した桑原志織さんの演奏です。
ピアノ:スタインウェイ&サンズ
ポロネーズ=幻想曲 変イ長調 作品61 [
0:41 ]
ピアノ協奏曲 第1番ホ短調 作品11
アレグロ・マエストーソ [
16:28 ]
ロマンス、ラルゲット [
37:32 ]
ロンド。ヴィヴァーチェ [
48:07 ]
ワルシャワ・フィルハーモニー交響楽団

◎第19回ショパン国際ピアノコンクール 最終結果 カッコ内は賞金
第1位 Eric Lu エリック・ルー(アメリカ)(60,000 €) 
第2位 Kevin Chen ケヴィン・チェン(カナダ)(40,000 €)
第3位 Zitong Wang ワン・ズートン(中国)(35,000 €)
第4位 Tianyao Lyu リュー・ティエンヤオ(中国)/ Shiori Kuwahara 桑原志織(日本)(30,000 €)
第5位 Piotr Alexewicz ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)/ Vincent Ong ヴィンセント・オン(マレーシア)(25,000 €)
第6位 William Yang ウィリアム・ヤン(アメリカ)(20,000 €)

最優秀コンチェルト賞 Tianyao Lyu(中国)(7,000 €)
最優秀マズルカ賞 Yehuda Prokopowicz イェフダ・プロコポヴィチ(ポーランド)(7,000 €)
最優秀ポロネーズ賞 Tianyou Li(中国)(7,000 €)
最優秀ソナタ賞 Zitong Wang(中国)(7,000 €)
最優秀バラード賞 Adam Kałduński アダム・カウドゥンスキ(ポーランド)(7,000 €)

カーチュン・ショスタコ特集

10月18日(土)
日本フィル第774回東京定期演奏会は、ショスタコーヴィチ特集です。
ピアノ協奏曲に小川典子さんを迎え、彼女の硬質なピアノ演奏の響きがショスタコーヴィチにぴったりな素敵な演奏会でした。

日本フィル・第774回東京定期演奏会
ショスタコーヴィチ/ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35
     ~休憩~
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番ト短調作品103「1905年」
 ピアノ/小川典子
 トランペット/オッタビアーノ・クリスト―フォリ Ottaviano Cristofoli
 指揮/カーチュン・ウォン Kahchun Wong
 コンサートマスター/扇谷泰朋
交響曲のコントラバスは10人。鐘はハンマーで叩く。

 
ショスタコーヴィチ(1906-1975)は、第1回ショパン・コンクールにソ連代表として参加したほどのピアノの名手だった。ピアノコンチェルト1番の初演は1933年レニングラード・フィルの開幕を告げるコンサートで作曲者ショスタコーヴィチのピアノ、シュミットのトランペット、フリッツ・シュティドリーの指揮で大成功を収めた。
今回は小川典子のピアノ、日本フィルのソロ・トランペット奏者のオッタビアーノのトランペット、そしてカーチュンの指揮です、独奏ピアノと独奏トランペットと弦のみの演奏で、ゆったり弱音器付きのヴァイオリンの中、安定したオッタビアーノのトランペットと小川典子のキンキンのピアノがもう最高に強烈でした。

そして交響曲11番ですが、1905年1月22日(旧ロシア暦では9日)皇帝に請願するため人々がサンクトペテルブルグの冬宮広場に向かって歩いていたが、突然、広場の守備をしていた軍隊が発砲し多くの死傷者が出た。これが「血の日曜日」でこの事件をきっかけとしてロシアの第一次革命が起こり、11番はこの事件を生々しく描き出した「表題交響曲」として1楽章「宮殿広場」2楽章「1月9日」3楽章「永遠の追憶」血の日曜日で殺された人々の葬送の音楽として低音弦がホールいっぱいに響き渡ります、4楽章「警鐘」と名付けられている終盤で鐘がハンマーで打ち鳴らされカーチュンの指揮が数秒止まったまま、おろされた時にはブラオボーの嵐が巻き起こりました。



 
 

秋の飲茶

10月14日

今日はチャイナシャドー/ストリングスホテル東京インターコンチネンタルにて選べる点心シーズナルディムサム 秋冬セレクション」でランチをいただきました。
品川駅港南口にある品川イーストワンタワーの26階にホテルがあって、眺めがよく今開発中の大井町トラックスや高輪ゲートウエイ辺りを見ることができます。

色々な飲茶が出てきて、美味しくて結構お腹がいっぱいになったのですが最後に4種のデザートが(和風杏仁豆腐、紫芋のモンブラン、サンザシと無花果のタルト、チョコレート入り黒胡麻団子)また美味しくて困ってしまうほど、品川駅に近いしこれから忙しくなるのは間違いなさそうですね。

ショパンコンクール 第2次予選通過

ワルシャワで開催されている ショパン国際ピアノコンクール の第2次予選の審査が終了し、3次予選に進む20名が発表されました。 日本勢では、桑原志織    進藤実優 牛田智大 が見事通過を決めました。おめでとうございます。🥳

■通過者
Piotr ALEXEWICZ (ポーランド)
Kevin CHEN (カナダ)
Yang (Jack) GAO (中国)
Eric GUO (カナダ)
David KHRIKULI (ジョージア)
Shiori KUWAHARA 桑原志織 (日本)
Hyo LEE (韓国)
Hyuk LEE (韓国)
Tianyou LI (中国)
Xiaoxuan LI (中国)
ric LU (アメリカ)
Tianyao LYU (中国)
Vincent ONG (マレーシア)
Piotr PAWLAK (ポーランド)
Yehuda PROKOPOWICZ (ポーランド)
Miyu SHINDO 進藤実優 (日本)
Tomoharu USHIDA 牛田智大 (日本)
Zitong WANG (中国)
Yifan WU (中国)
William YANG (アメリカ)

ステージプラスでウィーンの「フィガロの結婚」無料配信

今、ウィーン国立歌劇場が日本公演を開催していますが、stage+では日本公演と同じ「フィガロの結婚」を無料配信しています。
ぜひご覧ください。

https://www.stage-plus.com/ja/video/vod_concert_APNM8GRFDPHMASJKBSOJ2C9J

 

チャーミングな一瞬をどうぞ

ロッシーニ「シンデレラ」

ロッシーニの楽しいオペラ「シンデレラ」が、ドイツのヴィルバート音楽祭でストリーミング放映されました。演出のヨッヘン・シェーンレーバーは、ポリーナ・アニキナ(アンジェリーナ役)とパトリック・カボンゴ(ラミーロ王子役)を筆頭に、素晴らしいキャスト陣を揃えました。オペラヴィジョンにより2025年10月5日から2026年4月5日までストリーミング配信されます。

ロッシーニ/歌劇「シンデレラ」(ヴィルトバッドのロッシーニ音楽祭 2025年7月27日公演)
アンジェリーナ/ポリーナ・アニキナ Polina Anikina
ラミロ王子/パトリック・カボンゴ Patrick Kabongo
アリドーロ/ドグカン・オズカン Dogukan Ozkan
ドン・マニフィコ/フィリッポ・モラーチェ Filippo Morace
ダンディーニ/エマヌエル・フランコ Emmanuel Franco
クロリンダ/エラダ・コラー Ellada Koller
ティスベ/ヴェレーナ・クロンビヒラー Verena Kronbichler
合唱/クラクフ・フィルハーモニー合唱団
管弦楽/クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮/ホセ・ミゲル・ぺレス=シエラ Jose Miguel Perez-Sierra
演出・舞台装置・照明/ヨッヘン・シェーンレーバー Jochen Schonleber
衣裳/クラウディア・メビウス Claudia Mobius
 

複雑な映画「遠い山並みの光」を見終わって

川崎ラゾーナのシネマズ川崎で カズオ イシグロの「遠い山並みの光」を見終わってから、最後のどんでん返しの部分を友達とランチをしながら解き明かしていき、だいたい同じ意見になりほっとしています。
広瀬すずちゃんと二階堂ふみちゃんの対照的な演技が見ものですね。

ランチはホテルメトロポリタン川崎2階のTerrace   and   Table(テラス アンド テーブル)でランチバイキングを、食後はまたラゾーナに戻ってファッションと夕食のお買い物をして帰りました。

ラボ・エクセルシオ

9月30日 

第197回サルビアホールSQSは、クァルテット・エクセルシオのラボ・エクセルシオです。
6月定期公演でゲスト奏者として演奏した粟津惇が正式メンバーとして加わり、新シリーズとして19世紀から20世紀にかけての作品、特に「ヒンデミット」を軸に新ウィーン楽派や同時代の作曲家の作品をプログラミングしてゆくという。

   大友肇 吉田有紀子  音楽評論家の江道光紀氏 西野ゆか 粟津惇

 
「ラボ・エクセルシオ」
ツェムリンスキー/弦楽四重奏曲第1番イ長調作品4
レーガー/弦楽四重奏曲第1番ト短調作品54-1
     ~休憩~
ヒンデミット/弦楽四重奏曲第1番ハ長調作品2
 クァルテット・エクセルシオ(西野ゆか、粟津惇、吉田有紀子、大友肇)

江道光紀氏と渡辺和氏によるプレトークあり。敢えて3人の作曲家の第1番を並べたプログラム。ヒンデミットは、1995年の生誕100年祭を期に番号を変更した結果に基づく第1番。

粟津惇が加わって、より重厚なエクになった! 目が離せない。

 

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