日本フィル第757回東京定期演奏会

1月27日(土)
日本フィルの首席指揮者カーチュン・ウォンは「アジアと西洋音楽の出会い」というテーマで、インドネシアのガムラン音楽の調べをサントリーホールに響かせ、児玉姉妹はプーランクの2台のピアノのための協奏曲を、そして湘南の「海」の日の出と波の音を思い浮かべながら、最高に素敵なドヴュッシーの「海」を聴かせてくれました。

2024年1月27日(土)サントリーホール
日本フィル第757回東京定期演奏会
チナリ―・ウン Chinary Ung/グランド・スパイラル:砂漠の花々が咲く(日本初演)
プーランク/2台ピアノのための協奏曲ニ短調
     ~休憩~
コリン・マクフィー Colin McPhee/タブー・タブーアン~オーケストラと2台ピアノのためのトッカータ
ドビュッシー/オーケストラのための3つの交響的素描「海」
 ピアノ/児玉麻里、児玉桃
 指揮/カーチュン・ウォン Kahchun Wong
 コンサートマスター/田野倉雅秋
 ソロ・チェロ/門脇大樹
 

チャイコフスキー「オルレアンの少女」

イングランドとの百年戦争の最中、フランスは困難な状況に陥っている。パリは陥落し、オルレアンは包囲され、国王シャルル7世は国家のことよりも自分の心に興味を持っているようだ。この絶望の時、農夫の娘ジャンヌは神からオルレアン開放の使命を与えられたと告げる。
ライン・ドイツオペラの「オルレアンの少女」は、2023年9月29日から2024年3月29日まで視聴可能です。

https://www.youtube.com/watch?v=hkPiNPYwMow
チャイコフスキー/歌劇「オルレアンの少女」(ライン・ドイツオペラ 2023年公演)
ジャンヌ・ダルク/マリア・カタエーヴァ Maria Kataeva
父ティボー・ダルク/サミ・ルッティネン Sami Luttinen
ジャンヌの許婚レーモン/アレクサンドル・ネステレンコ Aleksandr Nesterenko
シャルル7世/セルゲイ・ホーモフ Sergej Khomov
王の愛妾アニェス・ソレル/ルイ―ザ・ファチョル Luiza Fatyol
大主教/ソルステン・グリュンベル Thorsten Grumbel
フランスの騎士デュノワ/エヴェズ・アブドゥーラ Evez Abdulla
ブルゴーニュの騎士リオネル/リシャール・スヴェーダ Richard Sveda
農夫ベルトラン/ベンジャミン・ポップ Benjamin Pop
司祭/ヨハンネス・プライジンガ― Johannes Preissinger
兵士/ジルヴィナス・ミシュキニス Zilvinas Miskinis
天使/マラ・グセノヴァ Mara Guseynova
合唱/ライン・ドイツオペラ合唱団
管弦楽/デュッセルドルフ交響楽団
指揮/ヴィターリ・アレクセーノフ Vitali Alekseenok
演出/エリザベス・ステップラー Elisabeth Stoppler
舞台装置/アンニカ・ヘラー Annika Haller
衣裳/スー・ジグムンド Su Sigmund
照明/フォルカー・ワインハート Volker Weinhart
ドラマトゥルグ/アンナ・メルヒャー Anna Melcher
 
第2幕と第3幕の間で休憩。
 

ドヴォルザーク「ジャコバン」

見知らぬカップルが海外からチェコの小さな村に到着し、地元住民のほとんどは彼らを疑いの目で見ていますが、音楽愛好家である老教師ベンダだけが彼らにドアを開けます。オペラ全体で懐かしい音楽の調べが流れ、ドヴォクザークのオペラ「ジャコバン」の主役は音楽とわかります。(2023年10月8日から2024年4月8日まで視聴可能)

https://www.youtube.com/watch?v=U3qP4T-XgeU
ドヴォルザーク/歌劇「ジャコバン党員」(ブルノ国立劇場公演)
ハラソフのヴィレム伯爵/デヴィッド・ゼンドゥイチ David Szendiuch (Bs)
伯爵の息子ボフシュ/ローマン・ホザ Roman Hoza (Br)
ボフシュの妻ユーリエ/パヴラ・ヴィコパロヴァ Pavla Vykopalova (S)
伯爵の甥アドルフ/タデアシュ・ホザ Tadeas Hoza (Br)
宮廷長フィリップ/ヤン・ステヴァ Jan Stava (Bs)
若い猟師イジ―/アレアス・ブリスシェン Aleas Briscein (T)
村の校長兼音楽教師ベンダ/ペトル・ラヴィチェク Petr Levicek (T)
ベンダの娘テリンカ/ルシー・カンコヴァ Lucie Kankova (S)
城の鍵番ロティンカ/ジトカ・ゼホウヴァ Jitka Zehauova (A)
合唱/ブルノ国立劇場ヤナーチェク・オペラ合唱団
少年合唱/ブルノ少年合唱団
管弦楽/ブルノ国立劇場ヤナーチェク・オペラ管弦楽団
指揮/ヤクブ・クレツカー Jakub Klecker
演出/マルチン・グレーザー Martin Glaser
舞台装置/パーヴェル・ボラク Pavel Borak
衣裳/デヴィッド・ヤノセク David janosek
照明/マルチン・スペトリク Martin Spetlik
振付助手/マルチン・パツェク Martin pacek
ドラマトゥルグ/パトリシア・カストヴァ Patricie Castkova
 
全3幕。各幕の間に休憩。
 

エトヴェシュ「ヴァリュシュカ」

ハンガリー国立歌劇場がペーテル・エトヴェシュの(1944-)「ヴァリュシュカ」をストリーミング放映しています。
2023年12月2日に世界初演された「ヴァリュシュカ」は、ハンガリー国立歌劇場にとってもオペラファンにとっても重要なイヴェントとなっています。未知ではあるが見慣れた小さな町のむき出しの灰色の世界に私たちを連れて行きます。
(2024年1月19日から2024年7月19日まで視聴可能)

ペーテル・エトヴェシュ Peter Eotvos (1944-)/歌劇「ヴァリュシュカ」(Valuska) (ハンガリー国立歌劇場 2024年・世界初演公演)

ヤーノシュ・ヴァリュシュカ/ゾルト・ハジャ Zsolt Haja
ハーゲルマイヤー、ナレーター/トゥンデ・シャロンティ Tunde Szalontay
フラウム夫人/アドリアン・ミクシュ Adrienn Miksch
トゥンデ女史/トゥンデ・ザボーギ Tunde Szaboki
農民の女/マリア・ファルカスレティ Maria Farkasreti
教授/アンドラーシュ・ハベトラ― Andras Habetler
上質な黒ラシャを着た男、年配の将校/クリスティアン・チェザー Kriszitan Cser
ディレクター/イシュトヴァン・ホルヴァ―ト Istvan Horvath
王子の側近/バラーズ・パップ Balazs Papp

ナダバン/ロリンク・コーサ Lorinc Kosa
マダイ/アンドラーシュ・キス Andras Kiss
ヴォレント/ヤーノシュ・シェレコバン Janos Szerekovan
チケットの検査官/ゾルタン・バートキ・ファゼカス Zoltan Batki Fazekas
将校/アッティラ・エルドシュ Attila Erdos
合唱/ハンガリー国立歌劇場合唱団
管弦楽/ハンガリー国立歌劇場管弦楽団
指揮/カルマン・ゼンナイ Kalman Szennai
演出/ペンス・ヴァルガ Bence Varga
舞台装置/ボトンド・デヴィ―チ Botond Devich
衣裳/カート・フザール Kato Huszar
照明/シャンドール・バウムガルトナー Sandor Baumgartner
 
エトヴェシュの13番目のオペラ。ハンガリー国立歌劇場の委嘱で、2023年12月2日に世界初演が行われた。
 
https://eotvospeter.com/piece/valuska/

尚、2024年2月24日 渋谷のシアター・イメージフォーラムにて、映画「ヴェルクマイスター・ハーモニー」という題でハンガリーの鬼才タル・ベーラが「ヴァリュシュカ」を映画化したものが再演される。

 
 
 

銀座でイタリアン

北風が吹いて寒い一日だった今日は、ちょっと用事で銀座に行きました。
用を済ませた後、スマホで見つけた「イル・ポネンティーノ」というイタリアンのお店に寄りました。

ランチでパンとサラダとコーヒーと小さなデザートがついたパスタはどれも美味しいものばかりで、また来たい気分になりました。

ジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」

ボローニャ市立歌劇場のにおいて2022年10月公演のジョルダーノのオペラ「アンドレア・シェニエ」は、フランス革命当時の詩人アンドレア・シェニエの生涯にインスピレーションを得ている。19世紀イタリアの作曲家、ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948)の最も有名なオペラで、革命歌「チャ・イラ」、「カルマニョール」、「マルセイエーズ」が取り入れられ、18 世紀のダンスと牧歌的な音楽が対照的に取り入れられている。2024年1月12日から2024年7月12日まで視聴可能です。

ジョルダーノ/歌劇「アンドレア・シェニエ」(ボローニャ市立劇場 2022年10月公演)
アンドレア・シェニエ/グレゴリー・クンデ Gregory Kunde
カルロ・ジェラール/ロベルト・フロンターリ Roberto Frontali
マッダレーナ・ディ・コワニー/エリカ・グリマルディ Erika Grimaldi
ベルシ/クリスティーナ・メリス Cristina Melis
コワニー伯爵夫人/フェデリカ・ジャンサンティ Federica Giansanti
マデロン/マヌエラ・カスター Manuela Custer
ルーシェ/ヴィットリオ・ヴィテッリ Vittorio Vitelli
ピエトロ・フレヴィル/ステファーノ・マルキシオ Stefano Marchisio
フーキエ・タンヴィル/ニコロ・チェリアーニ Nicolo Ceriani
マテュー・アカ・ポピュルス/アレッシオ・ヴェルナ Alessio Verna
密偵/ブルーノ・ラッツァレッティ Bruno Lazzaretti
修道院長/オルランド・ポリドーロ Orlando Polidoro
シュミット、家令/ルカ・ガリオ Luca Galio
デュマ/ルチアーノ・レオ―二 Luciano Leoni
フィランドロ・フィオリネッリ/アントニオ・オストゥーニ Antonio Ostuni
合唱/ボローニャ市立劇場合唱団
管弦楽/ボローニャ市立劇場管弦楽団
指揮/オクサーナ・リニウ Oksana Lyniv
演出/ピエール・フランチェスコ・マエストリ―二 Pier Francesco Maestrini
舞台装置・ビデオ/ニコラス・ボニ Nicolas Boni
衣裳/ステファニア・スカラッギ Stafania Scaraggi
照明/ダニエーレ・ナルディ Daniele Naldi
振付/シルヴィア・ジョルダーノ Silvia Giordano

あらすじは、ウィーン国立歌劇場の「アンドレア・シェニエ」にありますのでご覧ください。