モーツァルト「フィガロの結婚」

ロンドンの英国王立音楽院は、2025年3月20日公演のモーツァルトの「フィガロの結婚」をストリーミング配信しました。ジェレミー・サムズがウィットと魅力を駆使して演出する英国王立音楽院の新作は、1980年代の崩れかけたフランスの城を舞台にしています。オペラビジョンでは、オペラの明るい未来を予感させる、優れた歌手と音楽家の新世代の活躍を観る絶好の機会を提供しています。2025年8月29日から2026年3月1日まで視聴可能となっています。

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」(王立音楽院 2025年3月20日公演)
アルマヴィーヴァ伯爵/サム・ハード Sam Hird
伯爵夫人ロジーナ/マデリーン・ボアハム Madeline Boreham
スザンナ/シャーロット・ジェーン・ケネディー Charlotte Jane Kennedy
フィガロ/ロス・フェッテス Ross Fettes
ケルビーノ/チェチーリア・ユーファン・チャン Cecilia Yufan Zhang
マルチェリーナ/アレクサンドリア・ムーン Alexandria Moon
バルトロ/ガブリエル・トゥファイル・スミス Gabriel Tufail Smith
バジリオ/マーカス・スヴィートリッキ Marcus Swietlicki
ドン・クルツィオ/エドヴァルド・アッデ Edvard Adde
バルバリーナ/ベラ・マースレン Bella Marslen
アントニオ/ジェームス・エマーソン James Emerson
合唱/英国王立音楽院合唱団
管弦楽/英国王立音楽院管弦楽団
指揮/マイケル・ローズウェル Michael Rosewell
演出/ジェレミー・サムズ Jeremy Sams
演出助手/ハリエット・テイラー Harriet Taylor
振付/スコット・ハウランド Scott Howland
衣裳デザイナー/アレックス・ドイジ=グーン Alex Doidge-Green
照明/ティム・ミッチェル Tim Mitchell
 

ヨーロッパ・オープン・エア2025

フランクフルト放送交響楽団は、2025年8月22日の公演をライブ配信しました。指揮はアラン・アルテュノグルです。フランクフルトに流れるマイン川の辺りに会場が設けられて、食事をしながら船の中から音楽を楽しんでいます。プーランクを弾くアルトゥール&ルーカス・ユッセンの若くてイケメンの兄弟はドイツ・グラモフォンと契約した最初のオランダ人で名門アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とも共演デビューを果たしている。

曲目

リヒャルト・シュトラウス: ツァラトゥストラはかく語りき (抜粋) 02:28
フェリックス・メンデルスゾーン バルトルディ: 真夏の夜の夢 – 序曲
07:10
フランシス・プーランク: 2台のピアノのための協奏曲 ニ短調
I. アレグロ・マ・ノン・トロッポ
24:31
II. ラルゲット
32:55
III. フィナーレ。アレグロ・モルト38:15
アンコール: イーゴリ・ローマ: シュトラウスセイナンダー – ヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」からのメロディーの編曲
45:32
アラム・ハチャトゥリアン: スパルタカスとフリギアのアダージョ
55:17
フランツ・リスト: ハンガリー狂詩曲第 2 番 01:06:45
グスタフホルスト: 惑星 (抜粋) I. 火星
01:19:46
II.金星
01:27:37
III.マーキュリー
01:34:57
IV.ジュピター
01:39:23
アンコール: ジョン・ウィリアムズ:スター・ウォーズ(メインテーマ)
01:49:33
エリック・サティ:ジムノペディ
1:57:12

ヴェルディ「アッティラ」

ドイツのハイデンハイム・オペラ祭で、ヴェルディのオペラ「アッティラ」を上演し、オペラヴィジョンがストリーミング配信しました。
フン族の王アッティラがトランプになぞられて、右耳を傷つけられるところなど今の政治に関連づけているところは面白い。オペラヴィジョンから2025年8月15日から2026年2月15日まで視聴可能となります。

ヴェルディ/歌劇「アッティラ」(ハイデンハイム・オペラ祭 2025年7月19日公演)
アッティラ(フン族の王)/ロバート・ポマコフ Robert Pomakov
エツィオ(ローマの将軍)/マリアン・ポップ Marian Pop
オダベッラ(アクイレイアの領主の娘)/リア・ゴードン Leah Gordon
フォレスト(アクイレイアの騎士)/アダム・サンチェス Adam Sanchez
ウルディーノ(ブルターニュ人の若者でアッティラの奴隷)/ムサ・ンクナ Musa Nkuna
レオーネ(ローマの老人)/ジャレッド・アイス Jared Ice
合唱/チェコ・フィルハーモニー・ブルノ合唱団
管弦楽/カペラ・アクイレイア
指揮/マーカス・ボッシュ Marcus Bosch
演出/マティアス・ピロ Matthias Piro
舞台装置・衣裳/リサ・モロ Lisa Moro
ビデオ/ヨナス・ダール Jonas Dahl、ヤニック・べビ Janic Bebi
照明/レオ・モロ Leo Moro
ドラマトゥルグ/ゲルハルト・ヘルフェルト Gerhard Herfeldt

フェスタ・サマーミューザ 日フィル 下野竜也

8月9日(土)
フェスタ・サマーミューザ、3回目は日本フィルハーモニー交響楽団で、下野竜也指揮です。
小山清茂の管弦楽のための鄙歌、サン=サーンスのチェロ協奏曲とドボルザークの8番、会場は満員御礼になりました。

2025年8月9日(土)ミューザ川崎シンフォニー・ホール
《フェスタ・サマーミューザ》
小山清茂/管弦楽のための鄙歌第2番
サン=サーンス/チェロ協奏曲第1番イ短調作品33
     ~休憩~
ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調作品88
 チェロ/宮田大
 管弦楽/日本フィルハーモニー交響楽団
 指揮/下野竜也
 コンサートマスター/扇谷泰朋
ソリスト・アンコール サン=サーンス/白鳥(無伴奏チェロ独奏版)。オーケストラ・アンコール プーランク=下野竜也編曲/平和のためにお祈りください。

ドボ8の最後終わった瞬間に、“キャーッ”というどよめきが起こりました。
完璧なドボ8でしたね!下野マエストロ凄い! 日フィルも凄い! 
前日の神奈川フィルも今回の日フィルもミューザに全力で取り組んでいて素晴らしいと思いました。
観客の中には、日フィル関係者や音楽関係者がたくさんいて満足そうでしたね。

小山清茂の雛歌は、  和讃 たまほがい ウポポ 豊年踊り など土地に根付く音楽で日本的、サン=サーンスの宮田チェロやドボルザークの8番も多分みなさんが大好きな曲の一つだと思います。そして演奏が素晴らしい!

フェスタ・サマーミューザ「トゥランガリーラ交響曲」

8月8日(金)

フェスタ・サマーミューザ、2回目は神奈川フィルハーモニー管弦楽団で、曲はメシアンの「トゥランガリーラ交響曲」指揮が沼尻竜典です。
オンド・マルトノという楽器を使っての演奏です。

2025年8月8日(金)ミューザ川崎シンフォニー・ホール

《フェスタ・サマーミューザ》
メシアン/トゥランガリーラ交響曲
 ピアノ/北村朋幹
 オンド・マルトノ/原田節
 管弦楽/神奈川フィルハーモニー管弦楽団
 指揮/沼尻竜典
 コンサートマスター/石田泰尚

プレトークは沼尻と原田節で、漫才コンビのように楽しくオンド・マルトノの紹介をして楽しませ、
本番になると沼尻自身の今回で12回目となる「トゥランガリーラ交響曲」神奈川フィルと沼尻との意気込みは素晴らしく濃密で確信に満ちた演奏でした。
ピアノの細身で若い北村も、豪快なサウンドを聴かせてくれました。
そして宇宙的とも言えるオンド・マルトノの音がミューザに響き渡りました。
サマーミューザでこんな熱演はすごーい。

クァルテット・ベルリン=トウキョウ2025

8月6日(水) サルビアホール
毎年のように日本にやってくるベルリン=トウキョウですが、1年半ぶりといっていました。
懐かしそうな守屋くん、今回ヴィオラのアルヴァロ・カステヨくんが新しく加わって、スペインの温かい風をサルビアに吹き込み、全ての曲が初めてのように新鮮な感覚で聴くことができました、やはり素晴らしい! 

ハイドン/弦楽四重奏曲第66番ト長調作品77-1

ブラームス/弦楽四重奏曲第3番変ロ長調作品67
      休憩
スメタナ/弦楽四重奏曲第1番ホ短調「我が生涯より」

クァルテット・ベルリンートウキョウ(ヴァイオリン/守屋剛志、ドミトリ・パヴロフ Domitri Pavlov、ヴィオラ/アルヴァロ・カステヨ Alvaro Castello、チェロ/松本瑠衣子)

アンコールはクァルテットを結成して初めて演奏した曲、チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番ニ長調作品11~第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」をしみじみと演奏しました。
    

フェスタ・サマーミューザ川崎2025

ミューザ川崎シンフォニーホールにて行われているサマーミューザですが、我が家は今年3公演ほど参加することに決めました。まずは女性指揮者の田中祐子さん指揮の昭和音楽大学管弦楽団の演奏です。
皆さん若々しくて素晴らしい演奏でした。

2025年8月5日 ミューザ川崎シンフォニーホール

  • 出演
    • 指揮:田中祐子
    • 管弦楽:昭和音楽大学管弦楽団、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
  • 曲目
    • モーツァルト:交響曲第31番 ニ長調 K. 297『パリ』
    • ドビュッシー:交響詩『海』
    • ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲
    • ラヴェル:ボレロ


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