ウィーン国立歌劇場「こうもり」

皆さま、明けましておめでとうございます。
今日2024年1月1日午後4時ごろ北陸地方に大きな地震が起こり、NHKのウィーン ニュー・イヤー・コンサート放送も1月6日に延期されることになりました。
北陸地方の皆さまくれぐれも地震、津波にお気をつけください。
年末にウィーンから「こうもり」がストリーミング放映され、日本でも今朝観ることができました。

ウィーン国立歌劇場公演「こうもり」
 
ヨハン・シュトラウス/喜歌劇「こうもり」(2023年12月31日)
アイゼンシュタイン/ヨハンネス・マルティン・クレンツル Johannes Martin Kranzle
ロザリンデ/カミラ・ニールンド Camilla Nylund
フランク/ヴォルフガング・バンクル Wolfgang Bankl
プリンス・オルロフスキー/パトリシア・ノルツ Patricia Nolz
アルフレード/尼子広志 Hiroshi Amako
ファルケ博士/マーティン・へスラー Martin Hassler
ブリント博士/ノルベルト・エルンスト Norbert Ernst
アデーレ/レグーラ・ミューレマン Regula Muhlemann
イーダ/イレアーナ・トンカ Ileana Tonca
フロッシュ/ヨハンネス・ジルバーシュナイダー Johannes Silberschneider
指揮/シモーネ・ヤング Simone Young
演出/オットー・シェンク Otto Schenk
舞台装置/ギュンター・シュナイダー=シーメンス Gunther Schneider-Siemssen
衣裳/ミレーナ・キャノネロ Milena Canonero
雷鳴と電光の振付/ゲルリンデ・ディル Gerlinde Dill

大晦日のウィーンの「こうもり」は、オットー・シェンクの演出で行われるのが通例となっています。
今年も通年通りですね。2021年の「こうもり」とだいたい同じ、
オルロフスキーを演ったパトリシア・ノルツは、「ドン・ジョバンニ」でツェルリーナを、「フィガロ」でケルビーノを演ったメゾ・ソプラノです、注目しましょう。
1月1日から3日間ぐらいの間、無料でストリーミングされますので、皆さまも楽しんでみてください。

 
 

皆さま、良いお年を!

皆さま、2023年もあとわずかですね、今年もサブスクリプション(サブスク)のおかげで、ウィーンやコヴェントガーデンや映画館に行かなくても、家でコンサートやオペラ、映画を観ることができる良い時代になったものとつくづく思います。
12月31日の年末は、夜の10時ごろからヨハン・シュトラウスの「こうもり」の演奏があり、それが日本では1月1日の朝6時ごろにストリーミング配信されます。
ウィーン国立歌劇場は、無料配信しますし、バイエルン国立歌劇場もまたバリー・コスキー演出のちょっと下品で、とっても面白い「こうもり」を無料配信してくれます、是非ともご覧ください。来年も楽しいクラシック音楽とオペラ、美味しいお料理やレストラン、旅行などご一緒に楽しみましょう。
ウィーン国立歌劇場 (https://www.wiener-staatsoper.at/
バイエルン国立歌劇場https://www.arte.tv/de/videos/114703-001-A/die-fledermaus-an-silvester/

バイエルン国立歌劇場の「こうもり」予告編のyoutubeもありますのでご覧ください

リヒャルト・シュトラウス「影のない女」

シュトゥットガルト国立歌劇場は、リヒャルト・シュトラウスの「影のない女」を11月に公演しており、12月31日までストリーミング視聴可能にしています。
ドイツ語のみ字幕付きですので、ウィーンの「影のない女」を参考にしてご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=2qy1gjb20sw
シュトゥットガルト国立歌劇場の影のない女(シュトゥットガルト国立歌劇場公式チャンネル)
 
リヒャルト・シュトラウス/歌劇「影のない女」(2023年11月5・11日 シュトゥットガルト国立歌劇場公演)
皇帝/ベンジャミン・ブリュンス Benjamin Bruns
皇后/シモーネ・シュナイダー Simone Schneider
染物師バラック/マーティン・ガントナー Martin Gantner
染物師の妻/イレーネ・セオリン Irene Theorin
乳母/イヴリン・ヘリツィウス Evelyn Herlitzius
霊界の使者/ミハエル・ナグル Michael Nagl
敷居の護衛者・鷹(の声)/ジョセフィン・フェイラー Josefin Feiler
若い男の幻影/カイ・クルーゲ Kai Kluge
片目の男/ダニロ・マトヴィエンコ Danylo Matviienko
片腕の男/アンドリュー・ボガード Andrew Bogard
せむしの男/トルステン・ホフマン Torsten Hofmann
天上界からの声/
合唱/シュトゥットガルト国立歌劇場合唱団
管弦楽/シュトゥットガルト国立歌劇場管弦楽団
指揮/コルネリウス・マイスター Cornelius Meister
演出/デヴィッド・ヘルマン David Hermann
舞台装置・照明・ビデオ/ヨー・シュラム Jo Schramm
衣裳/クラウディア・イーロ Claudia Irro、ペッティーナ・ヴェルナー Bettina Werner
ドラマトゥルグ/インゴ・ゲーラッハ Ingo Gerlach
 

ヨハン・シュトラウス「こうもり」

イタリアのボローニァの市立歌劇場で2023年12月24日に公演したばかりのヨハン・シュトラウスの「こうもり」は、今回はイタリア語の公演ですが、イタリア語と英語の字幕付きでとても音響も映像もよくできています、是非ご覧ください。

ボローニャ市立劇場のこうもり(オペラ・ストリーミング)
 
ヨハン・シュトラウス二世/喜歌劇「こうもり」(2023年12月24日 ボローニャ市立劇場公演)
アイゼンシュタイン/メルト・ジュンギュー Mert Sungu
ロザリンデ/ミハエラ・マルク Mihaela Marcu
フランク/ニコロ・チェリアーニ Nicolo Ceriani
プリンス・オルロフスキー/ミリアム・アルバーノ Miriam Albano
アルフレード/フランチェスコ・カストロ Francesco Castoro
ファルケ博士/ビルガー・ラッデ Birger Radde
ブリント博士/サルヴァトーレ・グリゴーリ Salvatore Grigoli
アデーレ/セーラ・ファニン Sara Fanin
イーダ/フランチェスカ・ミカレルリ Francesca Micarelli
フロッシュ/ヴィト Vito
合唱/ボローニャ市立劇場合唱団
管弦楽/ボローニャ市立劇場管弦楽団
指揮/サーシャ・ヤンケヴィッチ Sasha Yanchevych
演出/チェーザレ・リエヴィ Cesare Lievi
舞台装置・衣裳/ルイジ・ペレゴ Luigi Perego
照明/ルイジ・サッコマンディ Luigi Saccomandi
振付/イリーナ・カシュコヴァ Irina Kashkova
 

ビゼー「カルメン」

パリのオペラ・コミックで上演されたビゼーの「カルメン」を 、youtube で観ることができます。
演出はアンドレアス・ホモキで、カルメンにはガエル・アルケスが担当します、2023年4月26日の公演で2024年2月4日まで視聴可能となります。
ガエル・アルケスは、フィリップ・ジョルダン指揮のもと、 2013年ミヒャエル・ハネケ版『ドン・ジョヴァンニ(ツェルリーナ)』でオペラ・バスティーユにデビューし、それ以来、彼女は世界で最も有名なオペラハウスで歌うようになりました。

https://www.youtube.com/watch?v=ozbGlEl51NM&t=24s
オペラ・コミックのカルメン(アルテ・コンサート)
 
ビゼー/歌劇「カルメン」(2023年4月26日 パリ、オペラ・コミック公演)
カルメン/ガエル・アルケス Gaelle Arquez
ドン・ホセ/フレデリック・アントウン Frederic Antoun
ミカエラ/エルベニタ・カジタジ Elbenita Kajtazi
エスカミーリョ/ジャン=フェルナン・セッティ Jean-Fernand Setti
スニガ/フランソワ・リス Francois Lis
モラレス/ジャン=クリストフ・ラニエス Jean-Christophe Laniece
ダンカイロ/マチュー・ワレンジク Mattieu Walendzik
フラスキータ/ノルマ・ナオーン Norma Nahoun
メルセデス/アリエノール・フィクス Alienor Feix
レメンダード/パコ・ガルシア Paco Garcia
合唱/メトレーズ・ポピュレール・ド・コミック
管弦楽/シャンゼリゼ・管弦楽団
指揮/ルイ・ラングレー Louis Langree
演出/アンドレアス・ホモキ Andreas Homoki
舞台装置/パウル・ツォラー Paul Zoller
衣裳/ギデオン・デイヴィー Gideon Davey
照明/フランク・エヴィン Franck Evin

クリスマスに銀座へ

今日は12月25日クリスマスです。
銀座へちょっと用事で出かけました。
有楽町の「椿屋」でコーヒーとケーキを食べてから銀ブラをしたのですが、
クリスマスの買い物をする人でごった返していました。
ほとんど外人だったみたい!
皆さまも良いクリスマスとお正月をお迎えください。

バーバー「ヴァネッサ」

グラインドボーン・オペラハウスからクリスマスの贈り物として2023年12月15日から2024年1月5日まで、サムエル・バーバーの「ヴァネッサ」を無料配信します。youtube ですのでご自宅でご覧になれます。
サムエル・バーバー(1910-1981)は「弦楽のためのアダージョ」で有名なアメリカ人、英語のオペラです、1958年メトロポリタン歌劇場で初演された「ヴァネッサ」はヒッチコックのスリラーを思わせるような張り詰めた心理劇がアメリカで高く評価され、ピューリッツァー賞を受賞しました。

https://www.youtube.com/watch?v=YFMtvpvSFUU
グラインドボーン歌劇場公演「ヴァネッサ」
 
バーバー/歌劇「ヴァネッサ」(2018年公演)
美しい貴婦人・ヴァネッサ/エンマ・ベル Emma Bell
ヴァネッサの姪・エリカ/ヴィルジニー・ヴェレス Virginie Verrez
ヴァネッサの母・老男爵夫人/ロザリンド・プロウライト Rosalind Plowright
青年・アナトール/エドガラス・モントヴィダス Edgaras Montvidas
老医師/ドニー・レイ・アルバート Donnie Ray Albert
使用人頭・ニコラス/ウイリアム・トーマス William Thomas
使用人/ロマナス・クドリアソヴァス Romanas Kudriasovas
合唱/グラインドボーン合唱団
管弦楽/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮/ヤクブ・フルシャ Jakub Hrusa
演出/キース・ウォーナー Keith Warner
舞台装置/アシュレー・マーチン=デーヴィス Ashley Martin-Davis
照明/マーク・ジョナサン Mark Jonathan
振付/マイケル・ベリー Michael Barry
プロジェクション/アレックス・ウラガーロ Alex Uragallo
 
第1幕と第2幕の間に休憩。第2幕と第3は続けて上演される。
 

ロイヤル・オペラ・ハウス「ラインの黄金」

今回は、英国のロイヤル・オペラ・ハウスが9月からのオープニングを飾る目玉としてワーグナーの「ニーベルングの指輪」全4部作の序夜に当たる「ラインの黄金」を映画にしたので、東宝シネマズ日本橋の映画館で見てきました。
指揮は、アントニオ・パッパーノ、演出は奇才で有名なバリー・コスキーで、「サウル」、「トスカ」「金鶏」「カルメン」など、今最も忙しい演出家として活躍している。私にとっても「カルメン」を見て以来最も注目している演出家ですが、
今回も凄い、凄い。東宝シネマで観ることができますので皆様もどうぞ!

ロイヤル・オペラのハウスシネマシーズン2023/2024「ラインの黄金」(2023年9月20日・プレミエ公演)
 
ワーグナー/楽劇「ラインの黄金」
ヴォータン/クリストファー・モルトマン Christopher Maltman
アルベリヒ/クリストファー・パーヴェス Christopher Purves
ローゲ/ショーン・パニッカ― Sean Panikker
フリッカ/マリーナ・プルデンスカヤ Marina Prudenskaya
フライア/キアンドラ・ハワース Kiandra Howarth
エルダ(の声)/ウィープケ・レームクール Wiebke Lehmkuhl
ドンナー/コスタス・スモリギナス Kostat Smoriginas
フロー/ロドリック・ディクソン Rodrick Dixon
ミーメ/ブレントン・ライアン Brenton Ryan
ファゾルト/インスン・シム In Sung Sim
ファーフナ―/ソロマン・ハワード Soloman Howard
ヴォークリンデ/カタリナ・コンラディ Katharina Konradi
ヴェルグンデ/ニアフ・オサリバン Niamh O’Sullivan
フロースヒルデ/マーヴィック・モンレアル Marvic Monreal
エルダ(俳優)/ローズ・ノックス=ピープルス Rose Knox-Peebles
管弦楽/ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
指揮/アントニオ・パッパーノ Antonio Pappano
演出/バリー・コスキー Barrie Kosky
舞台装置/ルーフス・デイドヴィスス Rufus Didwiszus
衣裳/ヴィクトリア・べーア Victorai Behr
照明/アレッサンドロ・カルレッティ Alessandro Carletti
 
 

プッチーニ「修道女アンジェリカ」・ラヴェル「子供と呪文」

東京の新国立劇場でダブル・ビル公演(2本立て)が行われました。オペラヴィジョンで2023年12月16日から2024年6月15日まで観ることができます。
1つ目はプッチーニ「修道女アンジェリカ」で2つ目はラヴェル「子供と呪文」。
もちろんですが、日本語字幕もついていますし、母とか子供とか色々考えさせられるオペラですね!
是非ご覧ください。

プッチーニ/歌劇「修道女アンジェリカ」
アンジェリカ/キアーラ・イゾットン Chiara Isotton
公爵夫人/齊藤純子 Junko Saito
修道院長/塩崎めぐみ Megumi Shiozaki
修道女長/郷家暁子 Akiko Goke
修練女長/小林由佳 Yuka Kobayashi
ジェノヴィエッファ/中村真紀 Maki Nakamura
オスミーナ/伊藤晴 Hare Ito
ドルチーナ/今野沙知恵 Sachie Konno
看護係修道女/鈴木涼子 Ryoko suzuki
托鉢係修道女1/前川依子 Yoriko Maekawa
托鉢係修道女2/岩本麻里Mari Iwamoto
修練女/和田しほり Shihori Wadad
労働修道女1/福留なぎさ Nagisa Fukudome
労働修道女2/小酒部晶子 Akiko Osakabe
 
ラヴェル/歌劇「子供と呪文」
子供/クロエ・ブリオ Chloe Briot
母親/齊藤純子 Junko Saito
肘掛椅子・木/田中大揮 Taiki Tanaka
安楽椅子・羊飼いの娘・ふくろう・こうもり/盛田麻央 Mao Mrita
柱時計・雄猫/河野鉄平 Teppei Kono
中国茶碗・蜻蛉/十合翔子 Shoko Sogo
火・お姫様・夜鳴き鶯/三宅理恵 Rie Miyake
羊飼いの少年・牝猫・リス/杉山由紀 Yuki Sugiyama
ティーポット/濱松孝行 Takayuki Hamamatsu
小さな老人・雨蛙/青地英幸 Hideyuki Aochi
 
合唱/新国立劇場合唱団
児童合唱/世田谷児童合唱団
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/沼尻竜典 Ryusuke Numajiri
演出/粟国淳 Jun Aguni
美術/横田あつみ Atsumi Yokota
衣裳/増田恵美 Emi Masuda
照明/大島祐夫 Masao Oshima
振付/伊藤範子 Noriko Ito
舞台監督/高橋尚史 Naohito Takahashi
 
 
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