HIMARIちゃん最新情報

2025年3月にベルリン・フィルの定期演奏会にアジア人最年少ソリストとしてデビューしたHIMARIちゃんですが、現在フィラデルフィアの名門カーティス音楽院に入学しています。カーティス音楽院の最新公開演奏がありますのでお聴きください。実際に演奏したのは2025年2月17日です。。
次にソリストとして演奏するのは、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と2025年10月29日(水)19:00〜にロイヤルフェスティバルホールにて、
近くでは、2025年8月22日(金)16:00〜「横山 奏 指揮 YEKストリングス・オーケストラ」に出演します!軽井沢の大賀ホールにて。

Johannes Brahms
Quartet No. 2 in A minor, Op. 51, No. 2 |01:05
Hannah Tam, violin
Himari Yoshimura, violin
Emad Zolfaghari, viola
TaeYeon Rachel Kim, cello
Performed Monday February 17, 2025 in Field Concert Hall, Philadelphia, PA

ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」

オランダ国立オペラがムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」をストリーミング配信しました。
演出家キリル・セレブレンニコフは、ロシアでの自身の経験を取り入れ、政治的混乱とその結末を描いたオペラを独自の解釈で提示する。セレブレンニコフの演出は、危険な政治的策略が人々に与える影響に焦点を当てている。指揮者ヴァシリー・ペトレンコは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮し、アムステルダム・デビューを果たす。一流キャストが集結。声楽と演技の両方で登場人物の内面に入り込む才能で高い評価を得るバリトン歌手トマシュ・コニエチニーが、初めて主役を歌います。2025年7月25日から2025年11月25日までオペラヴィジョンにより視聴可能となっています。

ムソルグスキー/歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(オランダ国立歌劇場 2025年6月公演)
ボリス・ゴドゥノフ/トマーシュ・コニェチュニー Tomasz Konieczny
フョードル/デヴィッド・ファン・ラール David van Laar
クセニヤ/インナ・デメンコワ Inna Demenkova
乳母/ポリー・リーチ Polly Leech
ヴァシリー・シュイスキー公/ファン・ヤ=チュン Ya-Chung Huang
アンドレイ・シチェルカーロフ/ジャスルベク・ハイダロフ Jasurbek Khaydarov
ピーメン/ヴィタージ・コワルジョウ Vitalij Kowaljow
グリゴリー・オトレビエフ(偽ドミトリー)/ドゥミトゥルー・ミーシュ Dumitru Mitu
マリーナ・ムニ―シェク/レーハン・ブライス=デイヴィス Raehann Bryce-Davis
ランゴー二/ゲオルグ・ハコビヤン Gevorg Hakobyan
ヴァルラーム、ミチューハ/シェン・ヤン Shen Yang
ミサイール、貴族/スティーヴン・ファン・デル・リンデン Steven van der Linden
宿屋の女主人/エヴァ・クルーン Eva Kroon
ユロディヴィー(白痴)/オーディン・ルンド・ビロン Odin Lund Biron
ニキ―ティチ、警官/ロジャー・スミーツ Roger Smeets
合唱/オランダ国立歌劇場合唱団、ニュー・アムステルダム少年少女合唱団
管弦楽/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮/ヴァシーリイ・ペトレンコ Vasily Petrenko
演出・舞台装置・衣裳/キリル・セレブレンニコフ Kiril Serebrennikov
共同演出・振付/エフゲニー・クラーギン Evgeny Kulagin
共同舞台装置/オルガ・パヴリュク Olga Pavliok
共同衣裳/タチアーナ・ドルマトフスカヤ Tatiana Dolmatovskaya
照明/セルゲイ・クシェル Sergey Kucher
ビデオ/ユーリ・カリーク Yuri Karikh
ドラマトゥルグ/ダニイル・オルロフ Daniil Orlov
 
ジュネーヴ歌劇場との共同制作。
 

貴族ボリス・ゴドゥノフはロシアで摂政、そして皇帝として権力を蓄積していく。しかし、過去の亡霊が彼に追い打ちをかけ、権力だけでなく正気も失ってしまう。ロシアは腐敗、陰謀、クーデターの泥沼に深く沈んでいく。モデスト・ムソルグスキーは、壮大な合唱オペラで、現代世界と鋭く共鳴するテーマ、すなわち一人の人間の権力欲がどこまで極限にまで至るかを描いている。

二期会「イオランタ/くるみ割り人形」

7月19日(土)
ウィーン国立歌劇場でチャイコフスキーの「イオランタ」を観たことがありますが、今回はバレエの「くるみ割り人形」と一緒ということです。
東京二期会、ウィーンフォルクスオパー、ウィーン国立バレエ団の共同制作による本プロダクションは、2022年にフォルクスオパーの芸術監督に就任したロッテ・デ・ベアが、任期最初の舞台として手がけたもので、ロッテ・デ・ベアによる演出の特徴は「イオランタ」と「くるみ割り人形」の場面を抜粋して、一つの作品を構成している点にある。
指揮はマキシム・パスカル、今回のイオランタ役の川越さんにはたくさんの花束が届いていました。
ヴィデモン役の岸波さんもイオランタ役の川越さんも歌は上手いし、ルックスもよく、声がよく届いていました、こんな「イオランタ」もありかなといった1日でした。

2025年7月19日(土)東京文化会館大ホール
二期会公演「イオランタ/くるみ割り人形」
イオランタ/川越未晴
ルネ/北川辰彦
ヴォデモン伯爵/岸波愛学
ロベルト/菅原洋平
エブン=ハキア/宮本益光
アルメリック/濱松孝行
ベルトラン/ジョン・ハオ Hao Zhong
マルタ/一條翠葉
ブリギッタ/田崎美香
ラウラ/川合ひとみ
イオランタ(バレエ)/南城未来、菱田由莉香
くるみ割り人形(バレエ)/熊谷天志、西瑞生
2匹のねずみ/石塚あずさ、牛飼達也
うさぎ/佐々木葵美
ダンサー/東京シティ・バレエ団のメンバー
管弦楽/東京フィルハーモニー交響楽団
指揮/マキシム・パスカル Maxime Pascal
演出/ロッテ・デ・ベア Lotte de Beer
振付/アンドレイ・カイダノフスキーAndrey Kaydanovskiy
装置/カトリン・レア・ターク Katrin Lea Tag
衣裳/ジョリーン・ファン・べーク Jorine van Beek
照明/アレックス・ブロック Alex Brok
 
チャイコフスキーの歌劇「イオランタ」とバレエ「くるみ割り人形」の場面を抜粋し、一つの作品として再構築した舞台。凡そ50分の第1部と55分の第2部の二部構成となっている。東京二期会、ウィーン・フォルクスオパー、ウィーン国立バレエ団の共同制作で、2022年にウィーン・フォルクスオパーの芸術監督に就任したロッテ・デ・ベアーが任期最初の舞台として手掛けたもの。
 

プッチーニ 三部作「ジャンニ・スキッキ」「外套」「修道女アンジェリカ」

パリ国立歌劇場はプッチーニの三部作「ジャンニ・スキッキ」「外套」「修道女アンジェリカ」をオペラビジョンでストリーミング配信しました。
三部共主役はアスミック・グレゴリアンが歌い、演出をするのがクリストフ・ロイです。ラウレッタの若々しい清涼感、ジョルジェッタの恋愛への疑問、そしてアンジェリカの未婚出産の烙印は、一人の女性の人生における旅路を描いていると言えるだろう。全公演は2025年7月18日から2026年1月18日までオペラビジョンで視聴可能となっています。アスミック・グレゴリアン、3人を歌い分けて凄い活躍ぶりです、是非ご覧ください。

プッチーニ/「三部作」(パリ国立歌劇場 2025年5月13・16日公演)
歌劇「ジャンニ・スキッキ」
ジャンニ・スキッキ/ミシャ・キリア Misha Kiria
ラウレッタ/アスミック・グリゴリアン Asmik Grigorian
ジータ/エンケレジダ・シュコザ Enkelejda Shkoza
リヌッツィオ/アレクセイ・ネクリュドフ Alexey Neklyudov
ゲラルド/ディーン・パワー Dean Power
ネッラ/ラヴィニア・ビニ Lavinia Bini
ブレット・ディ・シーニャ/マネル・エスティーヴ・マドリッド Manel Esteve Madrid
シモーネ/スコット・ワイルド Scott Wilde
マルコ/ユーリ・サモイロフ Iuri Samoilov
チェスカ/テレサ・クロンターラー Theresa Kronthaler
アマンティオ・ディ・ニコラ―オ(公証人)/アレハンドロ・バリナス・ヴィエイテス Alejandro Balinas Vieites
スピネッロッチョ先生(医者)/マッテオ・ペイロ―ネ Matteo Peirone
ピネッリ―ノ(靴屋)/ヴァルタン・ガブリエリアン Vartan Gabrielian
グッチョ(染物屋)/ルイス=フェリペ・スーザ Luis-Felipe Sousa
 
歌劇「外套」
ミケーレ/ロマン・ブルデンコ Roman Burdenko
ジョルジェッタ/アスミック・グリゴリアン Asmik Grigorian
ルイージ/ジョシュア・ゲレーロ Joshua Guerrero
ティンカ/アンドレア・ジョヴァンニ―二 Andrea Giovannini
タルパ/スコット・ワイルド Scott Wilde
フルゴーラ/エンケレジダ・シュコザ Enkelejda Shkoza
流しの歌手/ディーン・パワー Dean Power
恋人/イラナ・ロベル=トーレス Ilanah Lobel-Torres
遠くの恋人たちの声/ペク・チェフン Chae-Hoon Baek、プランヴェラ・レーナート Pranvera Lehnert
 
歌劇「修道女アンジェリカ」
アンジェリカ/スミック・グリゴリアン Asmik Grigorian
公爵夫人/カリタ・マッティラ Karita Mattila
修道院長/ハンナ・シュヴァルツ Hanna Schwarz
修道女長/エンケレジダ・シュコザ Enkelejda Shkoza
修練女長、修練女、見習い修道女/テレサ・クロンターラー Theresa Kronthaler
ジェノフィエッヌファ/マルガリータ・ポロンスカヤ Margarita Polonskaya
オスミーナ/イラナ・ロベル=トーレス Ilanah Lobel-Torres
ドルチーナ/ダリル・フリードマン Daryl Freedman
看護修道女/マリア・ヴァレンベルグ Maria Warenberg
托鉢修道女Ⅰ/ラヴィニア・ビニ Lavinia Bini
托鉢修道女Ⅱ/カミーユ・ショパン Camille Chopin
労働修道女Ⅰ/シルガ・ティルマ Silga Tiruma
労働修道女Ⅱ/ソフィー・ファン・デ・ウォスティン Sophie van de Woestyne
見習い修道女/リサ・シャイブ=オリオール Lisa Chaib-Auriol
 
合唱/パリ国立歌劇場合唱団
管弦楽/パリ国立歌劇場管弦楽団
指揮/カルロ・リッツィ Carlo Rizzi
演出/クリストフ・ロイ Christof Loy
舞台装置/エティエンヌ・プリュス Etienne Pluss
衣裳/バーバラ・ドロシーン Barbara Drosihn
照明/ファブリス・ケブール Fabrice Kebour
ドラマトゥルグ/イヴォンヌ・ゲバウアー Yvonne Gebauer
 
異例の上演順はクリストフ・ロイの意向。ザルツブルク音楽祭との共同制作。
 
 

オッフェンバック「ホフマン物語」

スイスのチューリッヒ歌劇場は、オッフェンバックの「ホフマン物語」をストリーミング配信しました。
今年は、ヨーロッパでも暑い夏になっていますが、チューリッヒ歌劇場の前の広場にはたくさんの観客が詰めかけてオペラを楽しんでいます。
詩人ホフマンは芸術と人生、愛と幻想、夢と現実の間で引き裂かれています。歌手ステラへの恋は叶わず、酒と空想の世界に逃避します。ワインに浸った夜、彼は友人たちに三つの幻想的な恋を語ります…。
演出のアンドレアス・ホモキは、このチューリッヒ歌劇場で多数のオペラを演出しており、日本でも「バラの騎士」や「こうもり」を演出している。

オッフェンバック/歌劇「ホフマン物語」(チューリッヒ歌劇場 7月9日公演)
ホフマン/サイミール・ピルグ Saimir Pirgu
ミューズ、ニコラウス/マリーナ・ヴィオッティ Marina Viotti
オリンピア/カトリーナ・ガルカ Katrina Galka
アントニア/アドリアーナ・ゴンザレス Adriana Gonzalez
ジュリエッタ/ローレン・フェイガン Lauren Fagan
ステラ/マリア・ステラ・マウリツィ Maria Stella Maurizi
リンドルフ、コッペリウス、ミラクル博士、ダペルトゥット船長/アンドリュー・フォスター=ウイリアムズ Andrew Foster-Williams
アンドレス、コシェニーユ、フランツ、ピティキナッチョ/ネイサン・ハラ― Nathan Haller
ルーテル/ヴァレリー・ムルガ Valery Murga
ヘルマン/ステファン・ロイド・オーウェン Stefan Lloyd Owen
ナタナエル/クリストファー・ウイロビー Christopher Willoughby
ヴォルフラム/マクシミリアン・ローリー Maximilian Lawrie
ウィルヘルム、スビレス号船長/ローベル・バルン Lobel Barun
スパランザーニ/ダニエル・ノーマン Daniel Norman
クレスペル/スタニスラフ・ヴォロビヨフ Stanislav Vorobyov
アントニアの母/ジュディス・シュミット Judith Schmid
ペーター・シュレミール/サムソン・セトゥ Samson Setu
合唱/チューリッヒ歌劇場合唱団
管弦楽/フィルハーモニア・チューリッヒ
指揮/アントニーノ・フォリアーニ Antonino Fogliani
演出/アンドレアス・ホモキ Andreas Homoki
舞台装置/ヴォルフガング・グスマン Wolfgang Gussmann
衣裳/ヴォルフガング・グスマン Wolfgang Gussmann、スザーナ・メンドーザ Susana Mendoza
照明/フランク・エヴィン Franck Evin
ドラマトゥルグ/ベアーテ・ブライデンバッハ Beate Breidenbach
 
本演出は2021年春にコロナ禍のため無観客ストリーミングそれたもので、今回が初めて観客の前で公開されたもの。マイケル・ケイとジャン=クリストフケックによって編纂された最新版(ショット社出版譜)が使用されている。ホフマンの3つの恋はオランピア、アントニア、ジュリエッタの順。各幕の間で休憩(2回)が入る。
 

第772回日本フィル定期演奏会

7月12日(土)
日本フィル第772回東京定期演奏会は、広上淳一指揮で佐藤聰明作曲の「バス・クラリネット協奏曲」とホルストの「惑星」全曲です。今日は満席となっています。

2025年7月12日(土)サントリーホール
日本フィル・第772回東京定期演奏会
佐藤聰明/バス・クラリネット協奏曲「ヴァン・ゴッホへのオマージュ」(世界初演)
     ~休憩~
ホルスト/組曲「惑星」作品32
 バス・クラリネット/フランス・ムソー Frans Moussault
 女声合唱/東京音楽大学
 指揮/広上淳一
 コンサートマスター/田野倉雅秋
ソリスト・アンコール フランス・ムソー(作曲家としては MUSO と表記)自作の「パストラール」Pastorale (牧歌)。
惑星の女声合唱は、2階左奥に24名が登場しての歌唱。最後のディミニュエンドは8回。

ソリスト・アンコールの「パストラール」はyoutubeにあります。
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