3月22日(月)
我が家の富士桜が咲きました。
今年も、桜を求めて忙しくなりそう・・・。
3月22日(月)
我が家の富士桜が咲きました。
今年も、桜を求めて忙しくなりそう・・・。
3月21日(日)
午前中は、太極拳の集中練習(太極剣62式)24式までを浜町体育館で、そのまま錦糸町のすみだトリフォニーホールへ行き、地方都市オーケストラ・フェスティバル2010の大阪センチュリー交響楽団を聴きました。
演奏会は午後3:00から始まるので、アルカキット錦糸町の伊勢丹で夕食のお買い物をし、同じく地下の駐車場の車の中に入れておきます。伊勢丹からトリフォニーホールへの通路から東京スカイツリーが相当出来あがっているのが見えますね。
大阪センチュリー交響楽団
リスト/ピアノ協奏曲第1番
~休憩~
ブルックナー/交響曲第4番
指揮/小泉和裕
ピアノ/小川典子
久し振りの典子ちゃんで、TさんもKさんもMさんも来ています。
素晴らしいリストでした。きらきら光輝くような音色は、典子ちゃんが、リストの演奏に最も合っているという証明でしょう。
後半のブルックナーもブルックナー嫌いの私が退屈せずに気持ち良く聴けました、小泉マエストロのおかげでしょうか?
来週の日曜日は、京響の広上さんがやってきます、楽しみですね。
3月18日(木)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 定期演奏会、今日はハンガリーの作曲家のバルトークとコダーイの作品です。
ハンガリーは騎馬民族の激しいところと東洋の優しい所と持っている民族で、バルトークとコダーイは、ほぼ同い年の盟友。
その二人の作品を今日は同時に楽しんでしまおうということで、結構お客さんは入っていました。
初台のオペラシティーコンサートホールへ行く道は、首都高速の工事で大崎辺りから新宿の甲州街道にに抜ける山手通りが、
大変なことになっている。
そんなのをくぐり抜けて、飯守泰次郎さんのプレトークがあるという夜6:15に間に合うように初台に着きます。
コダーイ/管弦楽のための協奏曲(日本初演)
~休憩~
バルトーク/歌劇「青ひげ公の城」(演奏会形式)
指揮/飯守泰次郎
青ひげ公/小鉄和広
ユディット/並河寿美
コンサートマスター/松野弘明
コダーイの管弦楽のための協奏曲は、明るいくて、何やら日本の民謡を演奏した時のような雰囲気がある。
メインのバルトーク「青ひげ公の城」は、チョッと血生ぐさい暗いオペラで、
「年古りし城、それをめぐる言い伝えもまた古き昔の物語。おきき下され、皆様方。」とハンガリー語の前口上があり、
テロップ付きのハンガリー語で進められる。 オペラの台本は、映画評論家としても有名なベラ・バラージュの作。
青ひげ公役の小鉄和広さんとユディット役の並河寿美さん、青ひげ公の城に到着して、青ひげ公に扉を開けたいとユディット 、
第1の扉の向こうからは拷問部屋、第2の扉の向こうは武器庫が、第3の扉の向こうは宝物庫、第4の扉の向こうには花園が、
第5の扉のむこうには青ひげ公の広大な領地が、第6の扉の向こうに隠されていたのは涙の湖、第7の扉の向こうから現れたのは「夜明け」「真昼」「夕暮れ」をそれぞれ体現するという女たち、青ひげ公が以前娶った3人の妻たちが現れる。ユディットは、今「真夜中」の女として第7の部屋に収まらねばならない。とおどろおどろしい世界が広がってゆきます。
パイプオルガンの両サイドに、トロンボーンとトランペット4本ずつで、大音響の場面もあるし、男のため息のような音も所々で入ってくる。小鉄さんは暗譜でこの曲に挑んでくるほどの意気込みでした、面白かった。
帰りは、行きと同じく迷路のような山手通りを車でくねくねと帰りました。
関口知宏のファーストジャパニーズ最終回は、 太極拳を学ぶため中国に留学中の横山春光さん。
先ずは、北京から700キロの河南省にある、「陳家溝(ちんかこう)」と言う陳式太極拳発祥の地からですが、
広場で陳式太極拳一路をやっている風景が映し出されます。 う~ん やはり 皆やっていますね!
陳式太極拳の開祖〝陳 王廷〟の像もあります。
横山さんは、〝太極拳は、武術、健康、精神修養、芸術性がある〟と言っています。
陳式太極剣の部門で3年間連続金賞をもらっているらしい。
その鄭州(ていしゅう)の武術学校での卒業試験が1月25日にあり、そのために新しい演武服を自分でデザインした横山さん、
黄色の布地に鳳凰をあしらったとっても派手な、とっても素敵な一着が出来上がりました。
朝、黄金の空に飛び立つ鳳凰をイメージしたそうです。
現在は、地上に舞い降りた龍のような動きをする八卦掌(はっけしょう)の訓練もしている。
横山さんはこの3月に日本に帰国して、教えながら学ぶ予定をしている。
既に彼女のホームページは作られており、http://www.kungfu-life.com/index.html
その中には、八卦掌の麻林城先生の来日予定も案内している。 何と準備の良いことでしょう。
さて現在私が学んでいるK先生の太極拳は陳式太極拳の中でも、洪派陳式太極拳と言って、実用の太極拳で、実際に戦い可能な太極拳です。
すぐ戦えるように腰を低くして力を蓄え、瞬時に出す。
1年と3カ月で、棒術(鞭杆)147式(600ポーズくらい)が完成しました うふふ。
棒術(鞭杆)は、少林寺拳法から習ってきたものらしく現在では教えられる人がK先生と他わずかしかいないとか。
3月12日(金)
演奏会前にマエストロと曲や近況についてのお話を聴くマエストロサロンは、今回から無しとなり、家でCDを聴いたり夫に少し前知識を貰ったりで、演奏会場に行きました。
それに日本フィル事務局からの電話で、今日の演奏会後にモスクワラジオ放送のインタビューがあり、指揮者のラザレフさん、コンサートマスターの木野さん、日本フィル会員3名の内一人に家の主人が選ばれインタビューを受けることになりました。もう何年も日本フィルの会員だし、九州公演にも行ったので適任なのかな?と思いましたが。
モーツァルト/ミサ曲ハ短調K427「大ミサ曲」
~休憩~
プロコフィエフ/交響曲第4番作品112(改訂版)
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ソプラノⅠ/天羽明恵
ソプラノⅡ/加納悦子
テノール/鈴木准
バス/成田眞
合唱/東京音楽大学
コンサートマスター/木野雅之
プロコフィエフ交響曲全曲演奏プロジェクトの4回目で、プロコフィエフの4番です、わかり易い!
いつものことですが、モーツアルトが組み合わされています。
2曲とも有名そうですが、余り演奏されたことが無い曲で、モーツアルトのミサ曲は、妻で歌手のコンスタンツェが歌うために書かれた曲、ソプラノが2名ですが、高い音とともに低い音も出てくる曲で、コンスタンツェは、高い音も低い音も両方とも良く出た歌手だったということが判ります。コンスタンツェとの結婚に反対だったお父さんに聴いて貰うための「大ミサ曲」だったのかしら?
ソプラノの天羽さんも加納さんも高い音と低い音両方とも出て素晴らしい!
加納さんはマーラーの「大地の歌」を歌った人ですし、テノールの鈴木准さん、バスの成田眞さん、東京音大の合唱団もよかった。
ラザレフ指揮は、テンポを落とさず、合唱団も合わせて動きがきりっとしていました。
プロコフィエフの4番は、「ロメオとジュリエット」に似た曲で、バレー音楽の「放蕩息子」からとってはいるものの、原曲は23分くらいのものが40分近い大作になっている。ボストン交響楽団のクーセヴィツキーからの依頼による作品です。
アンコールは、やはりプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」で「踊り」第2組曲の第4曲。
終わって、いつもの〝トゥーランドット〟でお喋りをしながら中華を頂きます。
エキストラで出ていた新井さんのお嬢さんの布実ちゃんも、政治評論家の田村女史も一緒で今日は8名ほどかな?
MET「カルメン」のガランチャは良かったとか、ほとんどミーハートークですが、面白かった!
インタヴューから帰って来た夫から、モスクワのラジオ放送はネットでも聞けるとのこと、楽しみにしていましょう。
3月5日(金)
リッツカールトンホテルの50階でシャンハイ・タンのTrunk Show がありました。
今シーズンの新作は、刺繍した生地のコートとかジャケットが多かったような気がします。
蓮の花の刺繍ですね。
窓からは富士山が見えて、素敵でした。
今年の秋、日本の何処かにお店が出来るみたいです。
3月3日(水)
今日は、2010都民芸術フェスティバル参加公演 クァルテット・エクセルシオ 「弦楽四重奏の夕べ」が、
東京文化会館小ホールであるので出掛けました。
ハイドン/弦楽四重奏曲第67番二長調作品64-5「ひばり」
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第9番ハ長調作品59-3「ラズモフスキー第3番」
~休憩~
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番へ長調作品96「アメリカ」
クァルテット・エクセルシオ
何と、弦楽四重奏で有名な「ひばり」と「アメリカ」がエクの演奏で聴けるのです。
喜び勇んで行くと、室内楽では本当に珍しいのですが、超満員です。
エクのメンバーもびっくりしていたようですね。
ハイドンの「ひばり」は、至福の一時でした。
数人の女性がおしゃべりをしているような、 こうだったのよ ふ~ん そ~う な~んて私には聴こえましたし。
ベートーヴェン「ラズモフスキー3番」は、弦楽四重奏の真骨頂で、いつもながらのエクの素晴らしい演奏です。
有名なドヴォルザーク「アメリカ」、エクで聴くのは初めてですね、もう何も言うことが無いくらいです。
アンコールは、ボロディンの第2弦楽四重奏からノクターン、チェロの大友君が素敵でしたね。
これでクアルテット・エクセルシオの名前が広がればいいと関係者は皆思っている。
そんな演奏会でした。
3月2日(火)
寒かったり暖たかだったり気温の差が激しいこのごろ、今日は寒~い日ですがいつものメンバーでランチです。
銀座8丁目創作会席の「虎夢」(コム)、個室があって、10人部屋に7人ゆったりとくつろいでお食事が出来ました。
・ 三つ葉のムース 釜上げ桜エビのジュレ掛け
・ くずしし豆腐の小鍋仕立て
・ フォアグラのポアレ 大根
・ 餅蓮根の変り揚げ 鰆 青味
・ 京鴨ロースの治部煮風
・ 旬菜の酢ゼリー掛け サーモン なまこ 本しめじ
・ イクラの麦とろ御飯
・ 冷やし稲庭うどん
・ デザートのチーズケーキとコーヒーか紅茶
シャンパン一杯のサーヴィス もありで、3800円でした。
やはり平日のランチはお薦めですね、いろんな種類のだしを使って上品な味付けでした。
主婦の元ボランティアグループのお食事会なんですが、けっこう続いていますね 。。。
また銀座をふらふらして新しいお店を探し、お茶をして、さようならです。
私は浜離宮ホールへ、日本フィルの今年度さよならパーティー出席のため。
柳川 立花(御花)邸の縁側でお雛様
立花邸の雛人形 古い雛人形もありましたよ。
柳川の町中に〝さげもん〟かざりが飾ってあり、見て回ると1日中かかりそう
2月25日(木) ~27日(土)
25日(木)羽田~長崎・日フィル長崎公演を聴く ~ 26日(金) 福岡・日フィル福岡公演 ~ 27日(土) 佐賀~羽田
の予定だった今度の旅は、羽田濃霧の影響で出発が大幅に遅れ、午後2:15長崎着の予定が午後6:30になってしまいました。
長崎公演はキャンセルをしなければならないし、夜〝ちゃんぽん〟でも食べに行こうと、宿のANAホテルグラバーヒルから歩いて行くと、夜8:00以降、お店は全て閉めてしまいますよとのことで、ANAのホテルで〝ちゃんぽん〟を食べ、期待していた中華街には行けませんでした 残念!
ちょうど「龍馬伝」ブームで、長崎の町中いたるところ龍馬ばかり、本当に残念なことに次の日も天気は良くならず長崎観光は、近くの「グラバー邸」に行っただけで終わりとなりました。
三浦環の蝶々さん像、プッチーニ像、土産物屋のざほんジュースはおいしかった。
「めがね橋」も「出島」も「シーボルト記念館」も諦め、長崎空港から借りてあったレンタカーで有田方面に向かうことにしました。
深川製磁で数年前に買ったブルーチャイナシリーズのお皿が1枚割れたので、それでは買い足ししましょうと、『チャイナ・オン・ザ・パーク』へ、ついでにブルーワイナリーシリーズなども。
福岡へは早目について、今日こそは日フィル福岡公演に行こう。
会場は、アクロス福岡シンフォニーホール
指揮は、アレキサンドル・ラザレフ
曲は、オールチャイコフスキー 載冠式祝典行進曲
ピアノ協奏曲第1番
休憩
バレー「くるみ割り人形」ハイライト
ピアノ独奏 小山実稚枝
ピアノ協奏曲は、ラザレフも小山実稚枝さんもバリバリ迫力ある演奏
くるみ割り人形は馴染みのない曲が多くアンコールで一気に「花のワルツ」「葦笛の踊り」「トレパック」と続き観客は、大喜び。
演奏後は、ラザレフさん・小山さんのサイン会があり長蛇の列が並びました。
アクロスは、天神にありますから屋台のラーメン屋さんで有名。私たちも一軒の屋台に入り、ラーメン、明太子入り卵焼き、牛モツの煮込みなど食べてから歩いてホテルのあるキャナルシティーまで帰りました。
福岡の巨大複合施設 キャナルシティー博多
夜はホテルのテレビで真央ちゃんが銀メダルを取ったニュースを見ながらぐっすり寝て、次の朝はホテルのバイキング・・・。
今日は東京に帰るのですが、殆ど観光が出来なかったので、柳川まで車を飛ばして鰻を食べようと柳川目指してナビをセットし、
上の写真の〝お雛様〟や〝さげもん〟となるのです。
水郷の街、柳川藩主・立花邸は、「松濤園」と呼ばれる庭が広がり、和・洋折衷作りの建物
柳川の鰻はせいろ蒸し、中までたれがしみていて美味しい!
邸の雛飾りは、立花家に伝わる古いお雛様です。
川沿いには柳が植えてあり如何にも柳川、少し行くと北原白秋の生家があります。
北原白秋の生家 〝からたち〟も棘が痛そう
佐賀空港から羽田へ
来年は、日フィル九州公演の宮崎か熊本に行こうかな?
「柳川のお雛様」 デジブックにしましたので、ご覧ください。
2月9日(火)
エリーナ・ガランチャの「カルメン」見てきました。
太もも、太うで、締まったウエストのあばずれ女カルメン、ガランチャの違う一面を見せてくれた今度のMETでした。
カルメン/エリーナ・ガランチャ
ドン・ホセ/ロベルト・アラーニャ
ミカエラ/バルバラ・フリットリ
エスカミーリョ/テディ・タフ・ローズ
スニガ/キース・ミラー
指揮/ヤニック・ネゼ=セガン
演出/リチャード・エア
リチャード・エアの新演出、前の「ばらの騎士」の伝統的な演出とは一味違っている。
一輪の赤い花の扱いを一つとっても、焦点を少しずらしている演出は心憎いし、
ガランチャがフラメンコのような踊りに挑戦しているのも面白い、振り付けのクリストファー・ウィールドンは、彼女はなかなかダンスのセンスがあると言っている。1幕初めと、3幕初めにカルメンとドン・ホセ役のダンスがあり、これも見逃せない。
エリーナ・ガランチャのカルメンと、ロベルト・アラーニャのドン・ホセは、ロンドンでもう何度も演じてきており、ゲオルギューとアラーニャの離婚騒動で急きょ実現したのだが、今最高の組み合わせと言える。ビジュアル的にも歌の実力から言っても演技力からいっても。
エスカミーリョ役のテディ・タフ・ローズは、今朝の10時に代役を言い渡されて、3時からの公演をやっていると笑いながら言っていましたが、そんなことが出来るんですね?
ミカエラ役のバルバラ・フリットリも存在感ありました。
とにかく「カルメン」のドラマチックな熱狂の渦の中の3時間余り、やはりMETですね!
でも火曜日の映画館、超満員でしたよ。ネットで3日前から予約が出来ますのでぜひご利用ください。
2月2日(火)
METライブビューイングは、「ホフマン物語」に続いて今週も「ばらの騎士」があり、そして来週はガランチャの「カルメン」でこれも必見です 忙しい忙しい。 やはり川崎ラゾーナのシネマズ川崎。 今日は、パソコンで予約をしてから行ったので、満員になる心配もなく、スムーズにいきました。しかも車の駐車券が出るらしく、4時間近くになるオペラ上映、11:00から始まるこの映画に、車で来てお買い物をして帰ると丁度夕食に間に合うなんて便利ですね!
マルシャリン(元帥夫人)/ルネ・フレミング
オクタヴィアン/スーザン・グラハム
ゾフィー/クリスティーネ・シェーファー
オックス男爵/クリスティン・ジグムンドソン
ファーニナル/トーマス・アレン
イタリア人歌手/エリック・カトラー
指揮/エド・デ・ワールト
演出/ナサニエル・メリル
ホフマンスタールとシュトラウスのコンビで作られたこのうえなく優雅で哀しい「時のうつろい」をテーマにしたオペラ、上にあるように、ナサニエル・メリルの演出は、伝統的な優雅な舞台で、キャストもMETの贅沢で豪華なメンバーが揃っている。
マルシャリン役のルネ・フレミングとオクタヴィアン役のスーザン・グラハムとは、オーディションからの同期で、20年来の友人。
ラブシーンも楽しくできたと、今回のインタヴュー役のプラシド・ドミンゴに言っていました。
とにかく安心して見ていられる。
ルネ・フレミングももちろん、ズボン役のスーザン・グラハム 凛々しくて声も良く出ていて女役も似合っていました。
あとゾフィー役にクリスティーネ・シェーファー、お父さんのファーニナル役に、トーマス・アレンですから。
2幕で若い恋人たち、スーザン・グラハムとクリスティーネ・シェーファーが歌う愛の二重唱、泪が出てきました。
オックス男爵のクリスティン・ジグムンドソン のワルツもよかったな。
有名な3幕の三重唱も泪が出てきました。
何て美しい音楽なんでしょう!
インタヴューで、次の「カルメン」役のエリーナ・ガランチャが出てきました。
「ラ・チェネレントラ」で清楚な役をやったので大丈夫かなと思いましたが、結構腿が太いとかの噂があり、このインタヴューで太い二の腕をみて う~んこれなら「カルメン」大丈夫との確信を得ました。声はいいし、美人だし。
来週も忙しい!
1月29日(金)
飯守泰次郎さん指揮の日フィル。
今回で最後となるマエストロサロンが前の水曜日にあり、面白くて才能溢れた飯守さんのお話を聞くことが出来ました。
小山清茂/管弦楽のための《鄙歌》第2番(日本フィル・シリーズ再演企画第4弾)
湯浅譲二/交響組曲《奥の細道》
~休憩~
ブラームス/交響曲第4番
指揮/飯守泰次郎
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊地知也
今日は、日本人作曲家の曲2つとブラームスの4番です。
日本人の曲は、2つとも大太鼓、櫓太鼓、締太鼓、鈴 など鳴り物を多く使うので、 舞台の奥の方は鳴り物で一杯。
小山清茂さんの《鄙歌》は、Ⅰ 和賛 仏・菩薩などの賛歌
Ⅱ たまほがい 讃歌によって天降った魂と、下界の魂との和やかな集い
Ⅲ ウポポ ウポポとは、アイヌ民謡のこと
Ⅳ 豊年踊り 伊予万歳を基に民衆の底力強調している
昨年亡くなった小山さんは長野県の農家の三男坊として生まれ、日常生活の中で櫓太鼓や梵鐘や木魚やお囃子などを聴く機会が多かったらしく、民謡のような乗りがあって、聞く方もなんだか心地よい。
湯浅譲二さんの《奥の細道》の方は、第一楽章「ゆく春や 鳥啼き魚の目は泪」
第二楽章「風流の 初やおくの田植え歌」
第三楽章「夏草や 兵どもが夢の跡」
第四楽章「静かさや 岩にしみ入蝉の声」
松尾芭蕉の俳句を曲にしたもので、小山さんよりは洗練されているような感じ、例えば田植え歌は雅楽のような、兵どもは低音楽器で唸るように、蝉の声は静けさとの対比。演奏のあとは、湯浅さん舞台に登場です。
この2作品は対照的で面白い!外国人にも判るし、日本人ならもっと良く判る。もっともっと演奏する機会を作ってほしい。
最後のブラームスの4番は、ブラームス最後の交響曲
飯守さんの指揮は、フルトヴェングラーのようだとだれかが言っていましたが、
マエストロサロンでのブラームスの説明はとっても面白く、ブラームスはメタボの老人で、随所に体中が痛い、重い、辛いが出てくると、サラリと言ってしまう飯守さん。
それで今年、シティーフィルでベートーヴェンチクルスをやる予定だというので是非とも行きたいと思っているのですが。