11月24日(火)
今日は、二の酉なので、浅草まで行ってきました。
浅草駅を出て、国際通りを真っ直ぐ北へ行くと右手に、鷲神社(おおとりじんじゃ)と、長國寺があり、神社とお寺両方で、酉の市をやっています。
いつもこんなに人が一杯なのかしら浅草って!と言うくらい人が溢れていました。
開運招福、商売繁盛を取り込む酉の市の熊手は、会社関係、商売関係の人が大きくてど派手な熊手を買って担いで通ります。
そして我が家にもお酉さまです。
きょう夜中の12時まで酉の市やってますよ~。
11月24日(火)
今日は、二の酉なので、浅草まで行ってきました。
浅草駅を出て、国際通りを真っ直ぐ北へ行くと右手に、鷲神社(おおとりじんじゃ)と、長國寺があり、神社とお寺両方で、酉の市をやっています。
いつもこんなに人が一杯なのかしら浅草って!と言うくらい人が溢れていました。
開運招福、商売繁盛を取り込む酉の市の熊手は、会社関係、商売関係の人が大きくてど派手な熊手を買って担いで通ります。
そして我が家にもお酉さまです。
きょう夜中の12時まで酉の市やってますよ~。
11月23日(月・祝)
JR新橋駅で降りて、日生劇場に向かう途中、
日比谷公園を抜けてゆくと、先回の名フィル・バックスの「11月の森」のような景色に出あった。
近くに松本楼があって、このレストランで、紅葉見物をしている人や、待っている人で一杯です。
さて、リヒャルト・シュトラウス 音楽のための対話劇『カプリッチョ』の最終日です。
とはいっても私にとっては、初めてなのでどうなりますか?
リヒャルト・シュトラウスは台本作家ホフマンスタールと「エレクトラ」や「ばらの騎士」と素晴らしいオペラをたくさん作りましたが、ホフマンスタール亡き後は、紆余曲折を経て、クレンメンス・クラウスと協力して自分で草稿を書きつつオペラを創ってゆくことになります。
『カプリッチョ』は、単なるオペラでなくシュトラウス自身の芸術上の〝マニフェスト〟としての機能をもち、〝遺言書〟であるともいわれている。
伯爵令嬢マドレーヌ/釜洞祐子
伯爵/成田博之
作曲家フラマン/児玉和弘
詩人オリヴィエ/友清崇
劇場支配人ラ・ロシュ/山下浩司
女優クレロン/谷口睦美
ムッシュ・トープ(プロンプター)/森田有生
イタリア人ソプラノ歌手/高橋知子
イタリア人テノール歌手/村上公太
執事長/小田川哲也
管弦楽/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮/沼尻竜典
演出・装置/ジョエル・ローウェルス
このごろすっかりオペラ指揮者として活躍している沼尻さんの指揮で、演出がジョエル・ロ-ウェルス、この演出家が曲者らしい。
リヒャルト・シュトラウスの、〝音楽が先か、言葉が先か〟〝作曲家か、詩人か〟など、音楽論がたくさん出てくるし、過去の作品の中からの引用も多く、全体にリヒャルト・シュトラウスらしい音のなかで、マドレーヌ役の釜洞さんや、劇場支配人のラ・ロシュ役の山下さんやクレロン役の谷口さんのスタイリッシュな姿や歌に聴き惚れていると、演出が大変なことになっていると隣の主人が言っている。ナチス党員もユダヤ人も年取ったマドレーヌもどうしてここで出てくるの?らしい。
きょうの観客席は、結構年輩の方が多く捻った演出にだれも疑問に思う人がいなかったみたいだし、
私もこれが本来の『カプリッチョ』だと思ってしまった。深読みしようと思えばいくらでも出来る今回の演出、 ついて来れる人だけついて来ればなんていう感じがして、プログラムでもう少し説明が欲しかったですね。
でも全般に歌や演奏がとっても素晴らしかったのです。
いろんな演出家と渡り合ってやっている沼尻さんも偉い!
11月14日(土)
今日から広上の演奏会が3回続きます。 名古屋~京都~札幌で、今日は名古屋
名古屋フィルハーモニー交響楽団第363回定期演奏会です。
名古屋には実家があり、兄の病気見舞いなどもあるので、演奏会以外は余り期待もできません。
とにかく名古屋駅に降りると とたんに緊張感がなくなるのです。
バックス/交響詩「11月の森」
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番
~休憩~
グリーグ/劇音楽「ペール・ギュント」組曲第1番・第2番
指揮/広上淳一
ヴァイオリン/ポリス・ベルキン
コンサートマスター/日比浩一
アーノルド・バックス(1883-1953)と言う作曲家は初めてですが、「11月の森」 ・・・何て素敵な題名なんでしょう。 英語では、November Woods
イギリスの作曲家で、若いころからイェイツ、シングなどアイルランドの劇作家や、詩人の作品に興味を持ち、アイルランドの風土や音楽から影響を受けている。 「11月の森」と言う、冬の自然の情景の描写ではなくて、作曲当時のバックスの重苦しい心情を反映した作品で冬の景色と重ねている。
木管が、冬の森を吹きすさぶ風の音や風に揺れる梢のざわめきを表しているよう。
好きですね!アイルランドもイングランドもイェイツもシェイクスピアも、なのでこの曲も大好きになりそう。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲、 広上とベルキンとは今までもよく演奏をしており、今回も息のあったところをみせている。
グリーグの「ペールギュント」は、ノルウェーのイプセンの戯曲の上演に際して、イプセン自身からの委嘱によって書かれたもので有名ですね。組曲1番の『朝の気分』『オーセの死』『アニトラの踊り』『山の魔王の宮殿にて』、組曲2番の『イングリドの嘆き』『アラビアの踊り』『ぺール・ギュントの帰郷』『ソルヴェイグの歌』。
ペールギュントと言う大変な放蕩息子の物語で、アフリカのモロッコに渡ったり、アラビアの踊りだったりとっても色彩豊かな作品、広上さんの指揮でピッタリ合った演奏です。
アンコールは、グリーグの二つの悲しき旋律から「過ぎにし春」、広上も今年で51歳、外山先生が51歳の時24歳だった広上は、この名フィルに育ててもらった〝生きてて良かった〟とハートフルなアンコールでした。 去年は大変だったものね!
さあ、次は紅葉の真っ盛りの京都!の広上さんです。
兄の病気も徐々に良くなっているようだったし、
ライトアップした名古屋高島屋でお土産を買って「のぞみ」で東京へ。
11月13日(金)
オバマ大統領が来日する当日にアメリカ大使館近くのサントリーホールで演奏会なので、車の運転に時間がかかるかなと思ったのですが、案外スムーズに行きました。
今日は、マルティン・ジークハルトさん指揮で、オール・ベートーヴェンです。ベートーヴェンの〝傑作の森〟といわれた時代に出来た3曲で、
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」作品62
ベートーヴェン/交響曲第4番 変ロ長調 作品60
~休憩~
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 作品67
指揮/マルティン・ジークハルト
コンサートマスター/扇谷泰朋
フォアシュピーラー/江口有香
ウイーン生まれのジークハルトさん、ウイーン響のソロチェリストから1986年にウイーン響で指揮デビューをしたそうです。
11日のマエストロサロンでジークハルトさん自身が言っていました。
・弦は、対向配置なので、1ヴァイオリンと2ヴァイオリンの対話が良く判ります。
・古典派の場合は、対向配置にするのですが、ブリテン、ブルックナーは、その必要が無い。
・ベートーヴェンの交響曲の場合、奇数番号は有名なんですが、偶数番号は余り有名にならない。
今回の4番も、良い曲なんだけれども余り演奏されることが無い。
・今回もパワープレイだけは避けたいとマエストロ自身が言っていました。金管が出過ぎてしまうとバランスが崩れるので押さえてと指示していると。
大好きな5番なので、とっても楽しみに出掛けました。実際の演奏は、けっして大音響でなくバランスのとれたウイーン的なベートーヴェンで、対向配置のため、弦の動きが目で見てもはっきりわかり ます。
マエストロは、相当緊張していたらしいですね。
日フィルインスペクターのAさんが言っていました。
そして残念なことに、マエストロサロンは、来年の1月までで終了となると・・・経費節減でしょうか?
11月9日(月)
今日は、東京文化会館小ホールで、クァルテット・エクセルシオの定期演奏会です。
クァルテット・エクセルシオが、この夏の蓼科、「むさし庵」と言う古民家で演奏会をした時のブログですが、http://shirokuma0328.blog109.fc2.com/blog-entry-229.html
この演奏会のきっかけとなった、チェルトの森の別荘にお住まいの田口さんという方もエクフレンズになっていると伺っていましたが、今日は、その奥さまにお目にかかることが出来ました。
そして今日のエクは、全員ワインレッドのドレスで蓼科同様とっても素敵です。
今まで現代音楽が多くて、難解だったエクの演奏会も今日は、
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第5番イ長調作品18-5
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲変ロ長調作品133「大フーガ」
~休憩~
モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番ハ長調K465「不協和音」
となっており、耳に気持ちがいい演奏会で、エクって本当に巧いんだなと改めて思いました。
ひょっとしたらこの数カ月で、更に巧くなったのではないかしら。
エクは、この1月にNPO法人になってから、とくに夏辺りから演奏曲目が恐ろしくたくさんあったようです。
9月から年末にかけて27曲で、中身は、ハイドンチクルス3回、ラヴェル、ショスタコーヴィチ、ベルク、ウェーベルン、ベートーヴェンなど、一曲たりとも手を抜くことが無く寧ろ忙しけれは忙しいほど加速して巧くなっていったような気がします。
手の届かない所に行ってしまうのではと心配です。
来年の夏もまた「むさし庵」で演奏会をするらしいですね、今から楽しみです。
尚、今回はNHKのテレビ収録が入っており、
平成22年1月18日(月)BSハイビジョン「クラシック倶楽部」午前6;00~6:55に放送されます。
11月7日(土)
今日は、METライブビューイング『トスカ』を川崎ラゾーナ109シネマズ川崎で観てきました。
今シーズン(2009-2010)のオープニングに選ばれた『トスカ』は、新演出です。
トスカ/カリタ・マッティラ
カヴァラドッシ/マルセロ・アルバレス
スカルピア/ジョージ・ギャグニッザ
堂守/ポール・プリシュカ
指揮/ジョセフ・コラネリ
演出/リュック・ポンディ
衣裳 ミレーナ・カノネロ
リュック・ボンディの演出は、常に音楽の真実を浮かび上がらせることで有名で、歌手も感情移入がスムーズにできるのだという。
今回のインタヴューアーは、スーザン・グレアムさん「ファウストの劫罰」にも出ていました。今シーズンは、「ばらの騎士」のオクタヴィアンで登場の予定です。
衣裳デザインのミレーナ・カノネロさん、幕ごとに衣裳を変えています。19世紀初頭のナポレオン時代の時代考察だそうで、とくに2幕、トスカの歌姫のアリア〝歌に生き、愛に生き〟は、真っ赤なドレスで、熱唱します。あと1幕のローマ法王の衣裳も豪華で面白い。
演出のリュック・ボンディも、衣裳のミレーナ・カノネロもリラックスして、仕事を楽しんでいる雰囲気がとっても良い。
トスカのカリタ・マッッティラさん、嘘が無いので、素晴らしいと相手役のマルセロ・アルバレスが言っていました。熱唱です。
カヴァラドッシのマルセロ・アルバレスも、スカルピアのジョージ・ギャグニッザも適役で、METの総裁ピーター・ゲルブが、〝今シーズンは、一瞬たりとも皆様を飽きさせない〟といった言葉が本当のように思える。
10月29日(木)
9月に閉店した、銀座にあったシャンハイ・タンが、ホテルの一室で今年の冬のコレクションを見せてくれると言うので、行ってきました。
45階にフロントがある、ホテルの48階からの眺めです。
コレクションは、一見品数が少ないかな?と思うのですが、色違い、サイズ違いを言えば、すぐ出してくれます。どんどん出てきます。
夜の演奏会に着て行く服なので、黒が多かったのですが、今日は紫にしてみました。
厚めのシルクです。ボタンの勾玉のようなものが、この冬の特徴でしょうか。
少し贅沢でも、数を少なくよいものをと!
当分の間、常設店は持たないでシーズンごとにコレクションを見せてくれれば双方共に、有難いですね!
たまには、セールもやって欲しいし・・・。
10月23日(金)
ラザレフさんのプロコフィエフ連続演奏会Vol.3の今日は
チャイコフスキー/幻想的序曲「ハムレット」
モーツァルト/ピアノ協奏曲第27番変ロ長調
~休憩~
プロコフィエフ/交響曲第3番
指揮/アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ/田村響
コンサートマスター/木野雅之
フォアシュピーラー/江口有香
ソロ・チェロ/菊地知也
今回のマエストロサロン(21日)では、ラザレフさんの奥さまのタマラ夫人も同席されていて、
モスクワ近くのご自宅のお庭が、、森、果樹園、農園の三パートに分かれていて、果樹園の木の実が赤いのや、黒いのや、白いのがあると、木イチゴなどは、熟す直前にカラスに食べられてしまったとか。
チャイコフスキーは、女性の描き方が一番美しい作曲家で、特に今回の「ハムレット」は、オフィーリアをオーボエが担当していて、悲しみの光と影を美しく表現しており、息をするのさえ苦しくなる~と。
プロコの3番は、オペラ「炎の天使」の素材をもとにした作品で、
一楽章は、一番難しい、戦いの要素を持っていて、クライマックスは、しゃぶしゃぶとすき焼きと刺身をごっちゃにしたよう??。
二楽章は、木の上に人魚がいるといった、おとぎ話的。
三楽章は、冗談、ロシア人にとっては、ブラックユーモア的、虫がモゾモゾ動いているような感じ。
四楽章は、大地が揺れ動くような。
実際の演奏会では、「ハムレット」のオフィーリア役のオーボエは、本当に悲しげで美しく、映画音楽のように、メロディーが流れてゆく感じ。オーボエ奏者は、エキストラの若い美しい女性で、ラザレフさん、拍手の際には、指揮台にまで立たせてしまいました。
モーツアルトの田村響くん、端正で真面目な素晴らしいモーツアルトでした。
プロコフィエフの3番は、本当の意味での交響曲の始まりと言えるとラザレフさんが言っていましたが、「炎の天使」を家で見て行ったので、モゾモゾの部分が悪霊の蠢くところうで、弦の音が第一ヴァイオリンからヴィオラに左から右に移動したり、右から左に移動したり、まるで悪霊が本当に動いているかのよう。大地が揺れ動くような爆音は、悪霊が吠えるようでした。
いつものことですが、今回のように珍しい曲で、言いたいことが一杯あり、余韻を楽しみたい時は、サントリーホール近くの「トゥーランドット」での会食、よいものですね!予約してくれたKさん有難う。
さて次はどんなプロコフィエフが聴けるでしょうか楽しみです。
10月20日(火)
三越に用事があったし、近くの小伝馬町で、『べったら市』をやっているらしいと言うので、行ってきました。
『べったら市』は、江戸中期の中ごろから、宝田恵比寿神社とその周辺(中央区日本橋本町3丁目)で、10月19日、20日べったら漬けなど300~400軒の露店が軒を連ねる〝江戸〟の粋な祭りなんです。
日本橋三越の駐車場に車を入れ、用を済ませて、三越前の中央通り~昭和通りまで歩いて渡ったあたりで、もう露店が出ていました。宝田恵比寿神社というのは、本当に小さな神社で、地図にも神社のマークはあるものの名前は出ていませんでした。
今日は、何処かの放送局が、取材に来ていました。 新高屋のおじさんが取材に応じている現場です。
こんなべったら漬けを売っているお店がずらりならんでいました。 そして「にんべん」も出店を
小津和紙のお店の前で、紙製品のセール そして我が家でもべったら漬け
あと近くにある「鶴屋吉信」、「文明堂」、「貝新」等々が出店していました。
何とか言う明治の作家の文章に出ていたから行ったのですが、久しぶりの日本橋らしい風景でした。
10月9日(金)
今日は、向島百花園から亀戸天神まで散歩をしました。
大井町~新橋(銀座線)~浅草(東武伊勢崎線)~東向島
シオン(紫苑)
かぼちゃとへちま
ガマの穂
東向島駅~業平橋駅に戻り、東武橋を歩いていると突然こんなものが・・・。
これが ☆スカイツリー 新東京タワー☆ だと後でわかりました。最新映像ですよ!
平成24年の春に開業予定で、タワーの高さは、世界最高の634メートルになるそうです。
北十間川~横十間川沿いに行くと龍眼寺(萩寺)があります。
萩の満開は過ぎてしまっていますが、向島百花園と共に萩のトンネルがあり、満開時には綺麗だろうなぁと少し残念。
天神橋を左に逸れるとすぐにくず餅で有名な「船橋屋」があり、買って帰りましたがとっても美味しい!
その先が、亀戸天神です。
すぐ近くの錦糸町駅~西大井駅で我が家に帰りました。
家からは行きにくい所ですが、古くて新しいこれから人気スポットになりそうな予感が!
10月1日(木)
今日は、先日見たNHKドラマスペシャル「白洲次郎」の住んでいた『武相荘』にドライブです。
ナビ君を『武相荘』にセットして、環七~246~厚木方面へ・・・。
『武相荘』って武蔵と相模の境にあるこの地に因んでつけた名前だって。
中は、熟年女性で一杯、男性は少なくて肩身が狭い?パパさんです。
母屋は、茅葺き屋根で出来ていて、古民家としても広くてしっかりした建物です。中には白洲正子 縁の品がたっぷりあり、見所満載です。 中央に飾られている福沢諭吉の書が見事。
裏には、竹やぶなど
お庭には、 ミズヒキが多いですね。
珍しいシロシキブ
物置をのぞくと〝シラス〟とお手製でしょうか 道具箱があります。
喫茶室で、お抹茶とお菓子、コーヒー とケーキのサービス@800円があります。
『武相荘』の帰りに近くの『寺家ふるさと村』に寄って秋を満喫。この辺り〝柿生〟と言う地名があるくらい本当に柿の木が多い。
カラフルな 案山子がいっぱい。
赤とんぼ
ソバの花とヤマトシジミ
ウラギンジジミ
モンシロチョウの 交尾