オペラ・スーパー・ガラコンサート

9月9日(木)
木下美穂子さんが出演する Opera Super Gala Concert がサントリーホールであるので出かけました。

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サントリーホール
指揮:飯森範親
東京交響楽団 19 時開演
出演:木下美穂子(ソプラノ)
佐野成宏(テノール)
堀内康雄(バリトン)
オペラ界で今油ののりきっている三人の共演です。
木下美穂子さんは、2008年4月アメリカミシガン州ミッドランドで、「蝶々夫人」のアメリカデビューをしてから、トントン拍子で
5月にはアメリカ メリーランド州ボルチモアで、「蝶々夫人」、今年4月にはディカーポオペラで、5月にはバンクーバーオペラで「蝶々夫人」を歌い、来年2月、3月にはロンドンのローヤルアルバートホールで「蝶々夫人」をこれは演奏会方式ですが歌います。
そしてその間にも数々の演奏会があり、今日は佐野さん、堀内さんとの共演です。
Gounod  /  グノー:「ファウスト」~宝石の歌
Bizet  /  ビゼー:「真珠採り」~聖なる寺院の奥に
Verdi  /  ヴェルディ:「ルイザミラー」~もし私があなたを御立腹させたのなら
Verdi  /  ヴェルディ:「マクベス」~哀れみも誉れも愛も
Verdi  /  ヴェルディ:「ルイザミラー」~この穏やかな夜に
Verdi  /  ヴェルディ:「トロヴァトーレ」~Duetto
-休憩ー
Puccini  /  プッチーニ:「トスカ」~妙なる調和、1幕のDuetto
Verdi  /  ヴェルディ:「ドンカルロ」~我が最後の日が来た
Verdi  /  ヴェルディ:「オテッロ」~アヴェマリア
Verdi  /  ヴェルディ:「リゴレット」~頬の涙が
Verdi  /  ヴェルディ:「リゴレット」~悪魔め鬼め
Puccini  /  プッチーニ:「トスカ」~歌に生き恋に生き
Puccini  /  ヴェルディ:「ドンカルロ」~友情の二重唱
アンコールは、Verdi 「仮面舞踏会」より2幕2場の三重唱
Verdi「椿姫」より乾杯の歌
世界で活躍してきた実績でしょうか、女王の貫録があります。
特に「トスカ」~歌に生き恋に生き は素晴らしくぜひオペラとして歌ってほしい!
アンコールの三重唱の出だしもよかった。

《秘密》の演奏会

9月2日(木)
新日フィル定期演奏会
今日は、望月 京さんの「ニグレド」の世界初演なのでサントリーホールまで出かけました。
1か月近く都会の演奏会には行っておりません。
この日照りで、家にいるとなんだか干からびたようになっていますが、
デパ地下だとか、よくはやるレストランだとか、興味のある演奏会など人間の作ったエネルギーで元気をもらっているような気がします。

ブルックナー/4つの管弦楽小品
望月京/ニグレド(新日本フィルハーモニー交響楽団委嘱作品)(世界初演)
~休憩~
ツェムリンスキー/抒情交響曲
指揮/クリスティアン・アルミンク
ソプラノ/カリーネ・ババジャニアン
バリトン/トーマス・モール
コンサートマスター/崔(チェ)文洙
フォアシュピーラー/山田容子

久し振りのアルミンクは、プレトークの時からウイーン貴公子のような雰囲気で現れ、今回の新日フィル委嘱作の作曲家、望月京さんもトークに参加して進められます。 2009年の新日フィルの年間テーマ《秘密》から、シューマンを連想して「分解しながら発達過程を経て貴金属へと作れ替えられる原石(ニグレド)」を彷彿させたという。
2009年には、実現できなかった望月さんの「ニグレド」は、2010年9月にやっと世界初演を迎え、ブラームスとクララ・シューマンの《秘密》のかげの存在シューマンの精神状態を分解しながら生成し、芸術作品にしてゆく過程を作品にしたということかしら。
「ニグレド」は、たくさんの打楽器が使われていて、そして弦楽器も打楽器として使われているが、大きく響くような音ではなくて、風のように流れているというのでしょうかとても面白い使い方をしている。
ツェムリンスキーは、クリムト、マーラー、ホフマンスタールの世紀末ウィーンの文化を体験し、「抒情交響曲」も《秘密》のキーワードが隠されていて、タゴールの詩によるこの曲は、マーラーの「大地の歌」をモデルにしている。
《秘密》というのは、ツェムリンスキーの愛人ルイーゼ・サッシェルの誕生日にこの「抒情交響曲」が初演されたということでしょうか?この時代の人はいろいろ秘密があって大変!
ツェムリンスキーの世紀末時代クリムトの絵が書いてある紅茶を、オーストリア土産にもらったので貼り付けておきます。

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暑い日の『インカント』

8月30日(月)
暑い日が続きますが、皆さまどうやって暑さをしのいでいらっしゃるのでしょう?
今日は、『インカント』で食事会なんですが、食欲がない、どうしょう。
食前酒は、手前が黒ブドウの発泡酒、向こうが白ブドウの発泡酒。

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食欲がないなんて杞憂だってことがわかりました。
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突き出しは、右が「酔っ払い」という名前のチーズ、左がヒラメのマリネ フェンネル和え ディル添え

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和牛のタルタル、ワインビネガー風味

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リゾットは、レモン、パブリカ、ムール貝、ズキーニなど酸っぱくてしっかりした味に仕上がっています。

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パスタはリングイネ、黄トマトのソースで合えてある。
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メインは、牛肉の煮込み。

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デザートはパンナコッタ、ブルーベリーのソースかけ。

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小菓子とコーヒー
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今日は、7名でした。
夏休みの旅行の話、お嬢さんのリサイタルの話、太極拳の話など話は尽きません。
そして、月曜日なのに、お店はお客様で一杯!
9月7日に3周年を迎える『インカント』ですが、
9月4日(土)に記念パーティーをするそうです。
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皆様もどうぞお出かけください。
☆ incanto : 東京都港区南麻布4-12-2 ピュアーレ広尾2F
             Tel 03-3473-0567

2010-2011 METライブビューイング

METライブビューイング2010-2011 上映スケジュール
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~2010-11シーズン、全世界が注目する、必見の12演目~
※下記スケジュールは2010年2月23日現在、メトロポリタン歌劇場での上演予定日です。日本での上映は上演日から3週間後以降になります。また、キャストおよびスケジュールは、余儀なく変更されることがございます。
ドン・パスクワーレにネトレプコが、ランメルモールのルチアにデセイが、カプリッチョにフレミングがでしょうか?
エリーナ・ガランチャは何処?
○第1作 ワーグナー 【ニーベルングの指環〈序夜〉】《ラインの黄金》 (新演出)
MET上演日:2010年10月9日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:ロベール・ルパージュ
出演:ブリン・ターフェル、ステファニー・ブライズ、リチャード・クロフト、ウェンディ・ブリン・ハーマー
○第2作 ムソルグスキー 《ボリス・ゴドゥノフ》(新演出)
MET上演日:2010年10月23日
指揮:ワレリー・ゲルギエフ 演出:ペーター・シュタイン
出演:ルネ・パーペ、エカテリーナ・セメンチュック、アレクサンドルス・アントネンコ
○第3作 ドニゼッティ 《ドン・パスクワ―レ》
MET上演日:2010年11月13日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:オットー・シェンク
出演:アンナ・ネトレプコ、マシュー・ポレンザーニ、マリウシュ・クヴィエチェン、ジョン・デル・カルロ
○第4作 ヴェルディ 《ドン・カルロ》(新演出) 伊語5幕版
MET上演日:2010年12月11日
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演出:ニコラス・ハイトナー
出演:ロベルト・アラーニャ、マリーナ・ポプラフスカヤ、サイモン・キーンリーサイド、フェルッチオ・フルラネット、アンナ・スミルノヴァ
○第5作:プッチーニ 《西部の娘》
MET上演日:2011年1月8日
指揮:ニコラ・ルイゾッティ 演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
出演:デボラ・ヴォイト、マルチェッロ・ジョルダーニ、ユーハ・ウーシタロ
○第6作:アダムズ 《ニクソン・イン・チャイナ》
MET上演日:2011年2月12日
指揮:ジョン・アダムズ  演出:ピーター・セラーズ
出演:ジェイムズ・マッダレーナ、ジャニス・ケリー、キャスリーン・キム、ロバート・ブルーベイカー
○第7作 グルック 《タウリスのイフィゲニア》
MET上演日:2011年2月26日
指揮:パトリック・サマーズ 演出:スティーヴン・ワズワース
出演:プラシド・ドミンゴ、スーザン・グラハム、ポール・グローヴス
○第8作 ドニゼッティ 《ランメルモールのルチア》
MET上演日:2011年3月19日
指揮:パトリック・サマーズ 演出:メアリー・ジマーマン
出演:ナタリー・デセイ、ジョセフ・カレーハ、ルドヴィック・テジール
○第9作:ロッシーニ 《オリー伯爵》(新演出)
MET上演日:2011年4月9日
指揮:マウリツィオ・ベニーニ 演出:バートレット・シャー
出演:ファン・ディエゴ・フローレス、ディアナ・ダムラウ、ジョイス・ディドナート、ステファン・デグー
○第10作: R・シュトラウス 《カプリッチョ》
MET上演日:2011年4月23日
指揮:アンドリュー・デイヴィス 演出:ジョン・コックス
出演:ルネ・フレミング、サラ・コノリー、ジョセフ・カイザー、ラッセル・ブローン
○第11作: ヴェルディ 《イル・トロヴァトーレ》
MET上演日:2011年4月30日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:デイヴィッド・マクヴィカー
出演:マルセロ・アルヴァレス、ディミトリ・ホヴォロストフスキー、ソンドラ・ラドヴァノフスキー、ドローラ・ザジック
○第12作: ワーグナー 【ニーベルングの指環〈第1夜〉】 《ワルキューレ》 (新演出)
MET上演日:2011年5月14日
指揮:ジェイムズ・レヴァイン 演出:ロベール・ルパージュ
出演:ヨナス・カウフマン、ブリン・ターフェル、デボラ・ヴォイト、ステファニー・ブライズ、エヴァ=マリア・ヴェストブルック

お買いもの

8月20日(金)
今日は、少し涼しめなので、日本橋三越までお買い物です。
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「たねや」の八月の彩菓〝秋の初風〟、
「Johan」のくるみのパン、
「クラブハリエ」の焼きたてバームクーヘン、
「イータリー」のスパゲッティー、
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新館B2の「クラブハリエ」のすぐ上の、新館B1に代官山にある「イータリー」があります。
すこしお高いけどスパゲッティーなどモチモチしておいしい!

クヌルプヒュッテ

8月6日(金)~8月8日(日)
今年は、霧ケ峰の「クヌルプヒュッテ」で姉夫婦と落ち合い、1泊して次の日は、蓼科の「むさし庵」でクァルテット・エクセルシオの演奏会に行く予定でいたら、娘も仕事が終わったところだから一緒に行くと言い出したので、賑やかな一行となりました。

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ここ「クヌルプヒュッテ」は、奥霧ケ峰1670mにある、山小屋です。
1957年創業ですから、もう53年間山小屋をやっているわけで、私たち家族は、最近の20年あまり、「クヌルプヒュッテ」のお世話になっているということです。
いろんな人がこの小屋を訪れているのは知っていますが、
ちょうど土曜日で、NHKの番組「まっつぐ」を放送しており、〝この原作者、佐伯泰英もここに来たんだよ〟、と小屋の主が言うので、〝エ~ッ〟と驚いてしまいました。
〝それから谷内六郎宗次郎も〟またまたびっくり、谷内六郎といえば週刊新潮の表紙の画家で、宗次郎はオカリナ奏者として有名ですね。3人とも不遇時代にここにきているので、楽しい話が一杯です。
海外で活躍している、盆栽作家とか、楽器制作をしている人だとかもいるそうです。
面白いお話が聞けますから皆様も行ってみてください。
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お部屋からみた朝焼け
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行った日は金曜日だったので、私たち5人だけでゆったり、のんびり、涼しく泊まることができました。
贅沢な、贅沢な夏休みでした。
☆ クヌルプヒュッテ http://www011.upp.so-net.ne.jp/knulp/
 

(さらに…)

第2回 『むさし庵』でクァルテット・エクセルシオ!

8月7日(土)


今年も蓼科の隠れ山荘『むさし庵』で、クァルテット・エクセルシオの演奏会があると言うので、
前日から霧ケ峰の「クヌルプ・ヒュッテ」に泊って、1時間くらいドライブしてやってきました。 (去年は

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≪チェルトの森 アフタヌーン・コンサート≫
エルガー/「愛の挨拶」
ハイドン/弦楽四重奏曲第67番二長調「ひばり」~第1楽章
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」
~休憩~
ドヴォルザーク/弦楽四重奏曲第12番へ長調作品96「アメリカ」
クァルテット・エクセルシオ

ビオラの吉田さんの司会で、進められます。
エルガーの「愛の挨拶」、ハイドンの「ひばり」は、誰でも知っている有名な曲
ベートーヴェンの「ハープ」は、第1楽章のピッチカートがハープを連想させるため「ハープ」の名がついた。
エクセルシオのCD第1弾に選ばれた曲ですが、〝CDで聞くよりかなり強力、どうしてメインにしなかったんですか?このまま帰ろうかと思いました〟という声に山田さん〝エクセルシオは日々進化しているのです〟とのこと。
ドヴォルザークの「アメリカ」も有名ですね。
第1楽章のボヘミア民謡風、第2楽章の故郷を懐かしく思う旋律は、息がぴったりでした。
アンコールは、「八木節」、幸松さんの編曲でしょうか。
時々〝ハッ〟と掛声が入る現代風「八木節」
演奏が終わると、隣の食堂で、ワインと軽食で歓談です。
去年と比べるとエクセルシオの4人、少しゆとりが感じられます。

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演奏前の観客の皆さん
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西野ママ
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田口夫妻

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美しい山荘とエクセルシオの調べ、きっと皆さんの心にしっかりと残ってゆくと思います。
私たち観客も、都会のホールでは味わえなかった何か温かいものを感じました。
☆ クァルテット・エクセルシオ : http://www.quartet-excelsior.jp/

☆ むさし庵 : http://www.musashian.com/

皆で霧ケ峰へ!

8月6日(金)
暑い東京を抜けて、霧ケ峰に行きます。
真っ青な夏の空。
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双葉サービスエリアには、いろんな美味しいものがあるのでここでランチです。
もものカレーとブドウのカレー

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富士山の水でつくった氷は、巨峰味と抹茶味
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ももソフトと巨峰ソフトも食べちゃいました。
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大きな桃は、これで2000円、上りのサービスエリアでは、3000円くらいします、不思議?
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クヌルプ・ヒュッテに着きました、 涼し~ぃ。
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おばさんと花火
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今年も フェスタサマーミューザ 2010

7月29日(木)
今年は、7月25日(日)~8月15日(日)となっていますが、我が家では、今日だけ。

サマーミューザ

東京都交響楽団
ガーシュイン/パリのアメリカ人
ガーシュイン/ラプソディー・イン・ブルー
モートン・グールド/アメリカン・シンフォネット第2番
バーバー/序曲「悪口学校」
指揮/キンボー・イシイ=エトウ
ピアノ/小川典子
コンサートマスター/矢部達哉
アメリカ音楽特集です。
指揮は、日本人の血が流れているキンボー・イシイ=エトウさん。
2番目の曲、ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーで小川典子さんがミニスカート風のドレスで登場しピアノを弾きました。
さすがよく似合います。もちろん演奏も素敵。
そしてモートン・グールドのアメリカン・シンフォネット第2番の2楽章で、学生時代軽音楽クラブで演奏した曲がそのまま出てきました。確かその時の題名は〝パバーヌ〟だったと思います。
それ以来一度も聞いたことがなかったんですが・・・、主人も同じことを言っていました〝この曲どこかで聞いたことがある〟と。
曲は、ゆったり 軽快で スイングしてしまう曲でしょうか?
バーバーの「悪口学校」もあまり聞く機会のない曲です。面白いのでぜひ演奏してほしい!
最近広上さんが、アンコールに〝暑いから「ブルータンゴ」にします?〟などと言って軽い音楽をきっちり演奏してくれて、
軽音楽クラブでやった曲が、よく出てきます。懐かしいですね!
でも、少ない部員での音楽部だったので管楽器(フルート)はクラシックも軽音楽もかけもちで忙しかったんですよ。
今日のアンコールも、「ブルータンゴ」の作曲家ルロイ・アンダーソンの「Plink,Plank,Plunk」でした。

暑い日は!

7月27日(火)
暑い日は、何を着ていますか?
裏の付いていない麻が一番と、日本橋三越のマドモアゼル ノンノン に行ったら、50%off でした うれしい!
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地下の食品売り場で夕食のお買いものと、日本橋三越新館〝クラブハリエ〟限定の焼きたてバームクーヘンを買って帰りました。