ウィーン国立歌劇場「イェヌーファ」

久しぶりにウィーン国立歌劇場のオペラが無料でストリーム放映をしてくれています。
ヤナーチェク作曲の「イェヌーファ」、チェコ語で公演されます。
粉屋の金持ち息子シュテヴァとの結婚を反対されたイェヌーファ(アスミック・グリゴリアン )の物語です。
(字幕には日本語もありますので、是非ともWiener staatoperに行ってアカウントを得てください)

ヤナーチェク/歌劇「イェヌーファ」
イェヌーファ/アスミック・グリゴリアン Asmik Grigorian
シュテヴァ/ミハエル・ローレンツ Michael Laurenz
ラツァ/デヴィッド・バット・フィリップ David Butt Philip
コステルニチカ/エリシュカ・ヴァイソーヴァ Eliska Weissova
プリヤ家のおばぁさん/マルガリータ・ネクラソヴァ Margarita Nekrasova
粉屋の親方/マーカス・ペルツ Marcus Pelz
村長/ダン・パウル・ドゥミトレスク Dan Paul Dumitrescu
村長夫人/ステファニー・ハウツィール Stephanie Houtzzel
カロルカ/アンナ・ボンダレンコ Anna Bondarenko
牧童ヤノ/イレアナ・トンカ Ileana Tonka
羊飼いの女/ダリア・スーシュコヴァ Daria Sushkova
水車小屋の女バレナ/イェンニ・ヒエタラ Jenni Hietala
年配の女/ピーア・リトケネン Piia Rytkonen
指揮/トマーシュ・ハヌス Tomas Hanus
演出/デヴィッド・パウントニ― David Pountney
舞台装置/ロバート・イスラエル Robert Israel
衣裳/マリー=ジャンヌ・レッカ Marie-Jeanne Lecca
照明/ミミ・ジョルダン・シェリン Mimi Jordan Sherin
振付/レナート・ザネラ Renato Zanella

粉屋の金持ち息子シュテヴァとの結婚を母親のコルテルニチカに反対されたイェヌーファ(アスミック・グリゴリアン )、
シュテヴァ(ミハエル・ローレンツ)は、子供が産まれたにもかかわらず、逃げ出してしまい、金持ちの娘と婚約したと告げます。
母親のコステルニチカ(エリシュカ・ヴァイソーヴァ)は、イェヌーファとラツァとの結婚を願い子供を川に沈めてしまいますが、
イェヌーファとラツァとの結婚式で、子供を川に沈めてしまったことが知れてしまい、コルテルニチカは、全て自分がしたことと告白します。
最後、イェヌーファは誠実なラツァ(デヴィッド・バット・フィリップ)と結ばれます。
そして粉屋の息子シュテヴァ(ミハエル・ローレンツ)は、金持ちの娘と結婚するはずだったのですが、破談となってしまうというちょっと暗い物語。
明るいは兆しは、イェヌーファが苦難を乗り越えて誠実なラツァと結ばれるというところかしら。

オッフェンバック「天国と地獄」

フランスのエクス=アン=プロバンス音楽祭で2009年7月14日に収録されたオペラ「天国と地獄」が、2022年10月14日にストリーミング放映されました。
原題が、「オルフェオ・オ・アンフェル」なのでオルフェオ・シリーズの一環かと思われます。
とにかく面白い! 字幕を英語にして楽しんでください。

https://youtu.be/pKjaT1GV9gg
オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」(エクス=アン=プロヴァンス 2009年)
ウリディス/ポーリーヌ・クルタン Pauline Courtin
オルフェ/ジュリアン・ベール Julien Behr
アリステ、実はプリュトン/マティアス・ヴィダル Mathias Vidal
ジュピテル/ヴィンセント・デリアウ Vincent Deliau
世論/マリー・ゴートロ Marie Gautrot
ジョン・ステュクス/ジェロ―ム・ビリー Jerome Billy
メルキュール/ポール・クレマジー Paul Cremazy
キュピドン/エマヌエル・ド・ネグリ Emmanuelle De Negri
ディアヌ/スーラ・パラシディス Soula Parassidis
ヴェニュス/マリー・カリニーヌ Marie Kalinine
ミネルヴ/エステル・カイク Estelle Kaique
ジュノン/ザビーネ・ルヴォー・ダロンヌ Sabine Revault d’Allonnes
合唱/エクス=アン=プロヴァンス合唱団
カメラータ・ザルツブルク
指揮/アラン・アルティノグルー Alain Altinoglu
演出/イヴ・ボーネスヌ Yves Beaunesne
振付/ジャン・ゴーダン Jean Gaudin
舞台装置/ダミアン・カイユ=ペレ Damien Gaille-Perret
照明/ジョエル・フールベイ Joel Hourbeigt
衣裳/パトリス・コーシェティエ Patrice Cauchetier
ヘアとメーキャップ/カトリーヌ・サン=セヴェール Catherine Saint-Sever

新国立劇場 グルック「オルフェオとエウリディーチェ」

新国立劇場オペラハウスは。2022年5月19日から22日に公演したクリストフ・ヴィリバルト・グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」をストリーム配信することになりました。
演出には振付家・ダンサー・演出家の勅使川原三郎、指揮は新時代にバロック奏者で指揮者の鈴木優人が当たります。

https://youtu.be/KfBrIesar3A
  • 【指 揮】鈴木優人
  • 【演出・振付・美術・衣裳・照明】勅使川原三郎
  • 【アーティスティックコラボレーター】佐東利穂子
  • 【舞台監督】髙橋尚史

  • 【エウリディーチェ】ヴァルダ・ウィルソン
  • 【オルフェオ】ローレンス・ザッゾ
  • 【アモーレ】三宅理恵

  • 【合唱指揮】冨平恭平
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
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1時間半ばかりの短いオペラですが、フルートのソロで有名な「精霊の踊り」やアリア「エウリディーチェを失って」など聞きどころ満載。

トシ・ヨロイズカのケーキをゲット

恵比寿の太極拳のお稽古だった今日は、鎧塚(トシ・ヨロイズカ)さんのケーキショップが恵比寿アトレに出店していたので、栗のケーキとチョコレートのケーキを買ってきたのですが、やっぱり美味しい!

栗の方は中にアーモンドプードルも入っているし、一見パンダに見えるチョコレートの方はピスタチオが入っていて風味豊かで美味しい!

ヴェルディ「マクベス」

シェイクスピアの有名な戯曲「マクベス」は、ヴェルディのオペラとしても有名ですね。
マクベスは、夫人と魔女の予言によってスコットランド王ダンカンを殺害し、暴力のスパイラルに煽られてゆく。
Opera visionにより20022年10月01日からストリーミング公開されます。
常に魔女が舞台に出てきます。魔女のセリフはウィーン国立歌劇場の「マクベス」の通りで超不気味。

https://youtu.be/Lp_Xxa4An8o
ヴェルディ/歌劇「マクベス」(1865年パリ版)(ドイツ・ラインオペラ)
マクベス/フロルファー・セムンドソン Hrolfur Saemundsson
マクベス夫人/エヴァ・プロンカ Ewa Plonka
バンコー/ボグダン・タロシュ Bogdan Talos
夫人の侍女/マーラ・グセイノヴァ Mara Guseynova
マクダフ/エドゥアルド・アラドレン Eduardo Aladren
マルコム/デイヴィッド・フィッシャー David Fischer
医師/ヴァレンティン・リュッケビアー Valentin Ruckebier
ダンカン王(黙役)/ノルベルト・カウルハウゼン Norbert Kaulhausen
合唱/ドイツ・ラインオペラ合唱団
デュッセルドルフ交響楽団
指揮/アントニオ・フォリアーニ Antonio Fogliani
演出/ミハエル・タールハイマ― Michael Thalheimer
照明/ステファン・ボリジャー Stefan Bolliger
舞台装置/ヘンリック・アール Henrik Ahr
衣裳/ミカエラ・バース Michaele Barth
 

エリザベス2世の思い出

エリザベスⅡ世がお亡くなりになり、女王を振り返るツイッターがありましたので、紹介します。
1926年4月21日−2022年9月8日、女王在位期間70年と214日

東京二期会「蝶々夫人」

二期会の「蝶々夫人」何度も見ていますが、バッティストーニと木下美穂子さんということでまたまた観にゆくことになりました。
結果、絶賛ですね!
いつもの栗山昌良演出で、初めてバッティストーニの指揮なんですが、最初から力強くスピード感があり、イタリアオペラを知り尽くしているバッティだからこその「蝶々夫人」、栗山昌良は伝統的な日本人にしかできない演出で、日本のゼッフィレルリのような存在になっていますね。
今回は9月11日最終日のBプロ蝶々夫人が木下美穂子、ピンカートンが城広憲の方に行きました。

そしてプッチーニという作曲家は、いかに日本人の心を捉える感覚に優れていたのかと思います。
日本の国歌とアメリカの国歌を効果的に挟んで、「さくら、さくら」や「お江戸日本橋」で日本人や全ての国の人の心をくすぐります。
バッティの演奏は、力強く時にはしっとりと、蝶々さんが死にゆく時のティンパニーの強い連打は蝶々さんの心臓の鼓動をそのまま音にしている感がありました。
凄い、こんな演奏は最後かもしれないと思います。
バッティストーニは、木下美穂子とタイトルロールのイケメン城宏憲と共に2023年10月「ドン・カルロ」を演奏の予定とか。
ぜひ行かなければ!